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第1章
訓練の時間 リン
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「もしかしてこの隊について知るのは初めて?」
「はい‥」
「まだ自己紹介してなかったね。私は戦闘機専属隊の第3隊の隊長を務める
西田琳。リンと呼んでもらえればいいけど」
「僕は第2駆逐艦隊隊長の大西博。初めまして」
「ああ、同じ隊長同士なら‥敬語は使わないでいいかな?」
「もちろん、こちらこそよろしく」
女性にしては髪が短い。しかし、その髪だからこそ彼女らしさが出ている。
いかにも隊長に向いていそうな律儀ある人だ。
「さっきの操縦、君の?」
「あんまり今日は手ごたえなくていつもより下手だった」
「は?十分、俺から見たら上手だったけど」
「ありがとう、でもあれじゃすぐに隊長の座を奪われる」
「専属隊というだけあって操縦には厳しいんだ‥」
「まあ。少なくとも他の隊よりは厳しいと思うよ
逆にそうじゃないならこの隊必要ないし」
そういいながらリンは胸にある「専属隊」を指さす。
「どの隊の戦艦に乗って宇宙に?」
「いつもいろいろ乗るけど‥一応メインは第10隊の4級装甲艦」
「ふ~ん」
と言いつつ、第4級?装甲艦?という疑問が頭に浮かびあがってくる。
基地に入った当初、今の鬼川課長に教えてもらった記憶がある。
確か大きさの順に1級の次2級というようになっていて‥。装甲艦は‥。
「どうしたの?」
「え~と。装甲艦ってなんなのかなと思って‥」
「装甲艦は‥鉄ないし鋼の装甲を施した軍艦と定義づけられていたような‥」
なぜそんなに細かく覚えてる‥。
ゴオオオオオォォ‥
最後の1機が着陸した。あと15分後くらいには集合がかけられるだろう。
「あの着陸はなんか安定感ないわね」
「・・・・・」
「減速の仕方、着陸直前の角度‥、色々と突っ込みたいんだけど」
「・・・・・」
「ほんとにあのパイロット大丈夫なの?」
「・・・・・」
「そういえば、もう1機前の戦闘機の着陸の仕方もへたくそだったような気が‥」
「うちの隊員がへたくそですみません!隊員たちに厳しく注意をしておきます!」
「ああ、ごめん。別に悪口とかじゃなくて‥いつも戦闘機に乗っていると自然に
違和感がわいてきて‥」
いや、十分に悪口な気がしますけど。
「いや、大丈夫ですよ」
大丈夫じゃないけど。
「あ!これから私たちは整備訓練あるから抜けるね。
またいつか会いしましょう」
そういって彼女は急ぎ足でその場を去っていった。
「はい‥」
「まだ自己紹介してなかったね。私は戦闘機専属隊の第3隊の隊長を務める
西田琳。リンと呼んでもらえればいいけど」
「僕は第2駆逐艦隊隊長の大西博。初めまして」
「ああ、同じ隊長同士なら‥敬語は使わないでいいかな?」
「もちろん、こちらこそよろしく」
女性にしては髪が短い。しかし、その髪だからこそ彼女らしさが出ている。
いかにも隊長に向いていそうな律儀ある人だ。
「さっきの操縦、君の?」
「あんまり今日は手ごたえなくていつもより下手だった」
「は?十分、俺から見たら上手だったけど」
「ありがとう、でもあれじゃすぐに隊長の座を奪われる」
「専属隊というだけあって操縦には厳しいんだ‥」
「まあ。少なくとも他の隊よりは厳しいと思うよ
逆にそうじゃないならこの隊必要ないし」
そういいながらリンは胸にある「専属隊」を指さす。
「どの隊の戦艦に乗って宇宙に?」
「いつもいろいろ乗るけど‥一応メインは第10隊の4級装甲艦」
「ふ~ん」
と言いつつ、第4級?装甲艦?という疑問が頭に浮かびあがってくる。
基地に入った当初、今の鬼川課長に教えてもらった記憶がある。
確か大きさの順に1級の次2級というようになっていて‥。装甲艦は‥。
「どうしたの?」
「え~と。装甲艦ってなんなのかなと思って‥」
「装甲艦は‥鉄ないし鋼の装甲を施した軍艦と定義づけられていたような‥」
なぜそんなに細かく覚えてる‥。
ゴオオオオオォォ‥
最後の1機が着陸した。あと15分後くらいには集合がかけられるだろう。
「あの着陸はなんか安定感ないわね」
「・・・・・」
「減速の仕方、着陸直前の角度‥、色々と突っ込みたいんだけど」
「・・・・・」
「ほんとにあのパイロット大丈夫なの?」
「・・・・・」
「そういえば、もう1機前の戦闘機の着陸の仕方もへたくそだったような気が‥」
「うちの隊員がへたくそですみません!隊員たちに厳しく注意をしておきます!」
「ああ、ごめん。別に悪口とかじゃなくて‥いつも戦闘機に乗っていると自然に
違和感がわいてきて‥」
いや、十分に悪口な気がしますけど。
「いや、大丈夫ですよ」
大丈夫じゃないけど。
「あ!これから私たちは整備訓練あるから抜けるね。
またいつか会いしましょう」
そういって彼女は急ぎ足でその場を去っていった。
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