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幸運児、不幸運児とクエストに行く
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「なんで、お前が俺の部屋にいるんだああああああああああああ!」
「だって……私あなたといないと死んじゃうんですよ!」
言ってることだけはヤンデレっぽくて萌えるかもしれないが、俺まで命の危険にさらされる可能性がある。
「確かに守るとは言ったけどさぁ……。」
「ダメ……ですか?」
「全然いいよ!」
我ながら浅はかだ。命の危険と女の子と寝れるのを天秤にかけて命が負けるとは……。
どこかからよく知る声が聞こえた。
「アンナ、勝手に入ってはだめですよ。」
「大丈夫だって、どうせ起きていないだろうし。」
「もう、アンナったら……。ユウキさんお休みのところ失礼しm……。し、し、し……失礼しましたああああああああああああ!」
「わぁお。昨晩は、お楽しみでしたね。」
そういうと二人はどこかへ行ってしまった。
「二人ともどうしたんですかね?」
「お前のせいじゃああああああああああ!」
そんなわけで俺の苦労は続きそうです。
****************************************************
「本当に何もなかったんですよね!」
「だからないって言ってるじゃん。だいたい俺がそんなことしたら俺の伝説の剣がもげる可能性のほうが高いわけでだな。」
「な、な、な、なに言ってるのよ!?この変態!」
「ロリには少し難しい話だったかなぁ~。ごめn「フン!」ヴッ!」
アンナに思いっきり伝説の剣を殴られた。不幸とかその前にすでにもげそうなんだが。
「大体なんでお二人が一緒に寝てるんですか?」
かくかくしかじか……。
「なるほど、マールさんを不幸からかばうと見せかけて女の子と寝れるという愉悦に浸っていたわけですね。」
あれ?おかしいなぁ。なんでこの子会話教えただけでそこまで推理ができるのかなぁ?
「そんなんじゃねえし!」
「心拍数が先ほどより3ほど下がっていますね。人間って嘘をつくと心拍数が下がるらしいですよ。」
「え!嘘!?」
「はい、嘘です。ってことは私たちに嘘ついたんですよね?お仕置きが必要ですね……。」
「そのようだね。」
「え?ちょっと待って……?こっちにじりじりと近づくな。え!おい!誰か助けて!」
この中で一番まともかもしれないのがマールという事実であることを確認するユウキだった。
****************************************************
「本日は狩りに行きます!」
「はいはい!私報酬が多いのがいい!これとか!」
「なるほど、却下。」
「なんでよ!」
「どう見ても難易度高いじゃねえか。もっと緊急クエストとかクリアしてハンターランク上げてから出直してこい。」
「あんた何言ってんの?」
このギャグが伝わらないジレンマ。
「じゃあこれとかは?」
「なんだ?この魔鳥ってのは。」
「魔力吸いすぎて暴走した鳥ですね。難易度自体はちょうどいいと思います。」
「へぇ~じゃあこれ受けてみるか。」
「魔鳥を討伐せよ」
****************************************************
「見てください!川がありますよ!」
「川があるな、でもお前とアンナは入っちゃだめだぞ。」
「どうして(ですか)?」
「マールは不幸で流されそう、アンナは足がつかなk「この短剣の毒で伝説の剣を強化しよう。」申し訳ありませんでした。」
「あ、あれ魔鳥じゃね?」
「本当ですね!」
「さすがラッキーボーイ。」
「あ、あれですk……逃げてしまいました……。」
「本当ですね。」
「さすがアンラッキーガール。」
「逃がすか!サンダー!」
「当たった!落ちてきたぞ!
」
「私も援護します!サンダー!」
「木に直撃したぞ!火事だ!逃げろー!」
「もうあんた動くな。」
****************************************************
「どうにか鎮火できたな。」
「ユウキさんの幸運と水魔法があってよかったです。」
「私……何をやってもダメなんです!」
「大丈夫だって!人間不得意なものの1つや2つくらいあるって!」
「0が3つほど足りてませんよ?」
TAKE2
「私……何をやってもダメなんです!」
「大丈夫だって!人間不得意なものの1000や2000くらいあるって!」
「そうですよね!よーし、なんだか元気出てきたぞ!」
「ん?あたりが暗くなってきたなってえ?近くだと魔鳥ってこんなにでかいの!?」
「なんか空から降ってません?」
「あー、あれは岩だね。」「岩ですね。」「岩でしょ。」「岩じゃないですか?」
「なんでこんなところに岩が降ってくるんだよ!」
これも不幸のせいなのか俺らの真上に岩が落ちてきた。
「「あ」」
ちょうど俺らの真上に魔鳥がいたので岩に直撃して魔鳥が落ちてきた。
「不幸のライン上にちょうど魔鳥がいたとは……。」
「やるじゃんマール!」
「はい!」
こうして俺たちの本日の狩りは終わったのであった。
****************************************************
「それでねぇ!ユウキさんったらひどいんですよ!私というものがいながら。」
「お前は俺の何なんだよ。それにそれ本人を前にしていったらまずいんじゃないか?」
「あー大丈夫大丈夫、この子酔うと全部忘れるから。」
「それはそれで俺が困るんだがな……。」
だって俺ピュアだし?
俺たちの宴はまだ続きそうだ。
「だって……私あなたといないと死んじゃうんですよ!」
言ってることだけはヤンデレっぽくて萌えるかもしれないが、俺まで命の危険にさらされる可能性がある。
「確かに守るとは言ったけどさぁ……。」
「ダメ……ですか?」
「全然いいよ!」
我ながら浅はかだ。命の危険と女の子と寝れるのを天秤にかけて命が負けるとは……。
どこかからよく知る声が聞こえた。
「アンナ、勝手に入ってはだめですよ。」
「大丈夫だって、どうせ起きていないだろうし。」
「もう、アンナったら……。ユウキさんお休みのところ失礼しm……。し、し、し……失礼しましたああああああああああああ!」
「わぁお。昨晩は、お楽しみでしたね。」
そういうと二人はどこかへ行ってしまった。
「二人ともどうしたんですかね?」
「お前のせいじゃああああああああああ!」
そんなわけで俺の苦労は続きそうです。
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「本当に何もなかったんですよね!」
「だからないって言ってるじゃん。だいたい俺がそんなことしたら俺の伝説の剣がもげる可能性のほうが高いわけでだな。」
「な、な、な、なに言ってるのよ!?この変態!」
「ロリには少し難しい話だったかなぁ~。ごめn「フン!」ヴッ!」
アンナに思いっきり伝説の剣を殴られた。不幸とかその前にすでにもげそうなんだが。
「大体なんでお二人が一緒に寝てるんですか?」
かくかくしかじか……。
「なるほど、マールさんを不幸からかばうと見せかけて女の子と寝れるという愉悦に浸っていたわけですね。」
あれ?おかしいなぁ。なんでこの子会話教えただけでそこまで推理ができるのかなぁ?
「そんなんじゃねえし!」
「心拍数が先ほどより3ほど下がっていますね。人間って嘘をつくと心拍数が下がるらしいですよ。」
「え!嘘!?」
「はい、嘘です。ってことは私たちに嘘ついたんですよね?お仕置きが必要ですね……。」
「そのようだね。」
「え?ちょっと待って……?こっちにじりじりと近づくな。え!おい!誰か助けて!」
この中で一番まともかもしれないのがマールという事実であることを確認するユウキだった。
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「本日は狩りに行きます!」
「はいはい!私報酬が多いのがいい!これとか!」
「なるほど、却下。」
「なんでよ!」
「どう見ても難易度高いじゃねえか。もっと緊急クエストとかクリアしてハンターランク上げてから出直してこい。」
「あんた何言ってんの?」
このギャグが伝わらないジレンマ。
「じゃあこれとかは?」
「なんだ?この魔鳥ってのは。」
「魔力吸いすぎて暴走した鳥ですね。難易度自体はちょうどいいと思います。」
「へぇ~じゃあこれ受けてみるか。」
「魔鳥を討伐せよ」
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「見てください!川がありますよ!」
「川があるな、でもお前とアンナは入っちゃだめだぞ。」
「どうして(ですか)?」
「マールは不幸で流されそう、アンナは足がつかなk「この短剣の毒で伝説の剣を強化しよう。」申し訳ありませんでした。」
「あ、あれ魔鳥じゃね?」
「本当ですね!」
「さすがラッキーボーイ。」
「あ、あれですk……逃げてしまいました……。」
「本当ですね。」
「さすがアンラッキーガール。」
「逃がすか!サンダー!」
「当たった!落ちてきたぞ!
」
「私も援護します!サンダー!」
「木に直撃したぞ!火事だ!逃げろー!」
「もうあんた動くな。」
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「どうにか鎮火できたな。」
「ユウキさんの幸運と水魔法があってよかったです。」
「私……何をやってもダメなんです!」
「大丈夫だって!人間不得意なものの1つや2つくらいあるって!」
「0が3つほど足りてませんよ?」
TAKE2
「私……何をやってもダメなんです!」
「大丈夫だって!人間不得意なものの1000や2000くらいあるって!」
「そうですよね!よーし、なんだか元気出てきたぞ!」
「ん?あたりが暗くなってきたなってえ?近くだと魔鳥ってこんなにでかいの!?」
「なんか空から降ってません?」
「あー、あれは岩だね。」「岩ですね。」「岩でしょ。」「岩じゃないですか?」
「なんでこんなところに岩が降ってくるんだよ!」
これも不幸のせいなのか俺らの真上に岩が落ちてきた。
「「あ」」
ちょうど俺らの真上に魔鳥がいたので岩に直撃して魔鳥が落ちてきた。
「不幸のライン上にちょうど魔鳥がいたとは……。」
「やるじゃんマール!」
「はい!」
こうして俺たちの本日の狩りは終わったのであった。
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「それでねぇ!ユウキさんったらひどいんですよ!私というものがいながら。」
「お前は俺の何なんだよ。それにそれ本人を前にしていったらまずいんじゃないか?」
「あー大丈夫大丈夫、この子酔うと全部忘れるから。」
「それはそれで俺が困るんだがな……。」
だって俺ピュアだし?
俺たちの宴はまだ続きそうだ。
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