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一章 夜行バスで
10. お姉さんの名前
バスに戻ると、彼女は手鏡を片手にリップを塗り直していた。
(あの綺麗な口の中にさっきまで俺のものが入っていたなんて…あれは夢だったのかな…)
悠斗はドキドキしながら席に着き、意を決して話しかけた。
「あの…さっきはすみませんでした…」
「ん?すみませんって何のこと??」
彼女は悪戯そうにふふっと少し微笑むと、やっぱり何事も無かったかのように飄々としていた。
(あれ…怒ってないのかな??)
「あの…良かったらお姉さんの下のお名前教えてもらえませんか??知られるの嫌だったらいいんですけど…」
「あ、ごめん、言ってなくて。百合です。29歳よ。普段は建築デザインの仕事をしているの。よろしくね」
(百合さんかぁ…凛とした雰囲気にぴったりの名前だ⋯建築デザイナーだなんて凄いな…)
「俺は悠斗です。21歳、大学3年生です。よろしくお願いします。」
2人は握手をし、ちょっとおかしな自己紹介を終えた。
(よかった、百合さん怒って無かった…!でも朝になったらサヨナラか…離れ難いな…)
悠斗がそんなことを考えていると、流石に疲れた様子の百合が悠斗の肩にもたれて眠り始めた。悠斗はドキドキしながら、さっき百合がしてくれたように今度は自分が彼女の手を握り、恋人のように指を絡めて幸福感に浸った。
(バスに乗るまで絶望してたのがウソみたいだ…この幸せな時間、ずっと続けばいいのにな…)
(あの綺麗な口の中にさっきまで俺のものが入っていたなんて…あれは夢だったのかな…)
悠斗はドキドキしながら席に着き、意を決して話しかけた。
「あの…さっきはすみませんでした…」
「ん?すみませんって何のこと??」
彼女は悪戯そうにふふっと少し微笑むと、やっぱり何事も無かったかのように飄々としていた。
(あれ…怒ってないのかな??)
「あの…良かったらお姉さんの下のお名前教えてもらえませんか??知られるの嫌だったらいいんですけど…」
「あ、ごめん、言ってなくて。百合です。29歳よ。普段は建築デザインの仕事をしているの。よろしくね」
(百合さんかぁ…凛とした雰囲気にぴったりの名前だ⋯建築デザイナーだなんて凄いな…)
「俺は悠斗です。21歳、大学3年生です。よろしくお願いします。」
2人は握手をし、ちょっとおかしな自己紹介を終えた。
(よかった、百合さん怒って無かった…!でも朝になったらサヨナラか…離れ難いな…)
悠斗がそんなことを考えていると、流石に疲れた様子の百合が悠斗の肩にもたれて眠り始めた。悠斗はドキドキしながら、さっき百合がしてくれたように今度は自分が彼女の手を握り、恋人のように指を絡めて幸福感に浸った。
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