【R18】夜行バスでえっちな逆痴漢

S.cha

文字の大きさ
38 / 52
続編 悠斗と百合のお試し期間

1. 二度目の朝

「ん⋯⋯」

悠斗はカーテンの隙間から差し込む陽の光で目を覚ますと、すぐに隣を確認した。

(よかった、百合さんちゃんと居る。ていうかこれ⋯⋯)

彼は自分の左手首に絡まったままの着物の腰紐を見て昨晩の情事を反芻し、思わず赤面した。

(昨日の百合さんの色気ヤバかったな⋯⋯もう少し甘えたい)
 
そう思いながら百合の胸元に顔を近づけると、ふと動きを止めしばらく思案した。

「んー?悠斗くんもう起きたの?おはよ」

「おはようございます。
⋯⋯あの、今日は半年前みたいに離れてって言いませんよね?」

「ふふっ。ごめんごめん、言わないからもっとこっちおいで」

百合は眠そうな顔で微笑みながら手を広げ、悠斗を抱きしめた。

悠斗は胸に顔を埋め、夢見心地で存分に甘えた。



——————



「そういえば、悠斗くんはお試し期間で何したい?あ、えっちなこと以外でね」

百合は鏡の前で着物を着ながら、寝転がる悠斗の方を振り返った。

「百合さん、俺別にえっちなことありきで提案した訳じゃ無いですからね⋯⋯。
そうだなぁ、やっぱり百合さんのこともっと知りたいし、俺のことも百合さんに知って欲しいですかね。
でも百合さんと俺って住む世界が違いすぎて、正直デートとか自信ないっす⋯⋯」

「お試しなんだからもっと気楽に考えましょ。
まずはお互いが好きなところを交代で紹介するのはどう?そしたら相手の世界を知れて楽しいと思うの。私、悠斗くんの行きつけのお店とか行ってみたいな」

「俺の行きつけなんてその辺の町中華ですよ?」

「そういうのが良いんじゃない、町中華なんて最高よ。今度奢ってくれる?その代わり私のターンの時は気負わずちゃんと奢られて欲しいな」

「それだと俺だけなんかかっこ悪くないですか?」

「ううん、むしろ新しい経験ができることにちょっとワクワクしてるわ」

「新しい経験⋯⋯」

悠斗はずっと気になっていたことを聞いてみることにした。

「あの、踏み入った質問になっちゃいますけど、百合さんがお付き合いしてきた人ってどんな感じだったんですか?嫌だったら答えなくても良いんですけど⋯⋯」

「嫌って言うか、そんなの聞いたら悠斗くんがモヤモヤしない?」  

「ちょっとはするかもですけど、それ以上に俺、その人たちと同じ失敗だけはしたくないんですよね」

「過去の恋愛ねぇ⋯⋯。
あんまり褒められたものじゃないのだけれど、高校生の時はとにかく実家に居たくなくてね、大人の男の人の家をあてにしていたこともあったの。一応お付き合いはしていたけれど、表面上の関係だったわ。
大学からはもっと真剣にお付き合いするようになったけれど、いずれにしても同い年か年上の人だったわね」   

(年下は居ないのか⋯⋯)

「どうしてその人たちと別れちゃったんですか?」

「ふふっ。なんか芸能人の取材みたいね。んー、浮気されたり、相手の束縛が酷くなってお別れしたり、色々かな」

悠斗は浮気と束縛だけは死んでもしまいと心に誓った。

「百合さん気が遣えて優しいから、みんなそれに甘えすぎちゃうのかもしれないですね。俺も気をつけよ⋯⋯」

「悠斗くんはそのままでいて?私、あなたに甘えられるの結構好きよ」

「うわ、本当ですか」

悠斗はニヤケそうになる表情を必死に抑えた。
感想 1

あなたにおすすめの小説

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

自習室の机の下で。

カゲ
恋愛
とある自習室の机の下での話。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

真面目な女性教師が眼鏡を掛けて誘惑してきた

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
仲良くしていた女性達が俺にだけ見せてくれた最も可愛い瞬間のほっこり実話です

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

お兄様「ねえ、イケナイ事をしよっか♡」

小野
恋愛
父が再婚して新しく出来たお兄様と『イケナイ事』をする義妹の話。