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第二部 高校生編
ただし拒否権は無い
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もはや描写する必要のない土曜日はキャンセルだ。
おかしい・・・いまいちおっぱじめる様な空気にならない。
まるで熟年の老夫婦の様だった。高校生なのに。
勿論超能力を使えばそういう空気にすることは出来る。最近は使い方に凝って別の方向になりつつあるが、それでも元はそういう超能力だ。
そしてだからこそ、なじみに超能力は使わない。
だってそれはなじみの意志を無視しているに等しいからだ。俺がその気になって求めればなじみは拒まないし、拒めない。
出来るからこそ、ままならない。
範馬〇次郎の言う『手こずることに手こずっている』という感覚である。
ついに俺も地上最強の生物の仲間入りか。性的な意味で。
自分が痴情最強の性物になったことを実感した土曜日。そんなところか。
そして土曜日をスキップしたもう一つの要因は、日曜日に驚愕の新事実が解放されたからだ。
「傾、俺たち付き合うことになったわ」
「そうなんです安心院さん」
「ファッ!?」
この超展開である。
友人の桐島信照と花開院圭希が付き合うことになったというのだ。
前に引き合わせたときは信照のテンションが上がりすぎて圭希が引いていたというのに、たった一週間顔を合せなかっただけでカップル成立とは。
そりゃ人間の感情、おまけに男女間のそれとなればいよいよ理屈で説明できないだろうが、ここまで超越的な動きがあると誰が予想しただろう。
「先週お前が走り去ってから、妙にドキドキしてな。ここしかねえって感じで告白したんだよ」
「そうしたら私もなんだか凄くドキドキしたので、付き合ってみることになったんです」
「はー・・・それはなんというか・・・」
運命的だった、とでもいうのだろうか?
卒業までに始末が付くことはないと思っていたが・・・思った以上に早く事が進んだな。
「お前らお互い・・・性急じゃないのか?」
「いやあ、でもあの時の感覚は、なぁ?」
「なんというか、劇的だったというか」
「へー・・・」
いや本当に感嘆符しか出てこない。
案外割れ鍋に綴じ蓋だったのだろうか・・・とてもそうは見えなかったが、人は見かけによらないともいう。
人間の本質などそう見えるものではないし、納得するしかないのだろう。
「それよりも安心院。性急なのはテメーもだろうが」
「あー・・・もう信照まで回ってるのか」
「何の話ですか?」
信照の語りに圭希が尋ねる。
流石に他校まで広がっているわけではないようだ。
「ああ圭希、この間学習合宿があるって言ってたろ? その時に幼馴染と付き合い始めたんだってよ」
「えっ」
「これが学校で1,2を争わんばかりの美人でな。俺と同室の奴なんか男泣きよ。聞けば女子にも惜しむ声があったらしいじゃねえの?」
「えっ」
「女子の声云々は知らないが、概ねその通りだな」
「えっ」
圭希がさっきから合いの手の様に『えっ』と言っている
まあ俺がいきなり交際を始めた部分なんかは驚かれてもしょうがないのかもしれない。
こいつの前でそういう類の話は一切しなかったしな。俺の中で圭希と恋愛が結びつかなったというのもあって。
「おっ幼馴染って言っても、私より付き合い長いんですかその人? 週一とは言え六歳からですよ?」
「ほう、そりゃ俺も気になるね、色んな意味で」
「心配せんでも今の彼女とラブラブだから」
「腹立つ事言いやがるぜ・・・」
なじみとの付き合いは・・・いつからだったか。
六歳ぐらいの時点で好感度が『目の前で他の事を考えていると拗ねられる』レベルだったから、それよりだいぶ前だとは思うのだが。
「・・・多分幼稚園とか保育園とかそのレベルだと思うぞ。お前の言う六歳時点で結構仲良かったし」
「そう、ですか・・・」
「つーかマジで『10年越しの両片思い(初恋)』なのか・・・ロマンチック過ぎて吐きそう」
「お前らだって似たようなもんだろうが」
過程はともかく。
「さておき、お前らが付き合うってんなら俺はお邪魔だな。お邪魔虫はお邪魔虫らしく去るとするよ。後は若いモン同士でってね」
返答を待たずに肉体強化で走り去る。
なんだかんだで週に一回とはいえ、10年程一緒に走った相手だ。
愛着も情もあるが、あるからこそここは引くべきだ。
信照の視点から見るならともかく、俺の視点から見て圭希が『デブ』であることに変わりない。
なじみや微、姉さんなどの『超越的な美人』を見慣れている所為か、圭希を恋愛対象には見れない俺に、恋愛対象としての幸福を圭希に与えることは出来ない。
ここは身を引き、二人の関係が成熟し、『彼氏の友人で顔見知り』程度に落とし込むのが最上。
そういう『圭希のためだけの理由』だけでなく『俺個人のための理由』も存在する。
俺が邪神から受け取ったマジカルチンポという権能を、『この世界に根差した超能力』として扱えるようになってから、俺は自分の体をヒトの域を超える所まで強化出来てしまう。
そんなレベルの超能力者である俺が、人間の圭希と人間の競技の練習をしたって何の意味もない。
さらに言えば、超能力の練習をするのに圭希と一緒では邪魔だ。
超能力らしく『守秘義務』って奴はあるらしいし。
なじみとの時間をこれ以上減らしたくはないし、この世界に超能力がありそれを会得している以上その習熟は必須。
とくればなじみ以外との時間を減らすしかない。
そして一番ちょうどいい時間的ロスが『圭希とのランニング』だったのだ。
寂しいは寂しいが、信照と交際しているというのは一種の完結でもある。
例えるなら素晴らしい物語を読了したときに感じる満足感と寂寥感が入り交じり、他者に感想や考察を伝えたくなるあの感じだ。
読み物としては駄作極まる流れだが、これは現実。
そんなものだと納得してしまえば、事実その程度の事として流せる。
そんなわけで俺は、超能力習熟の為、超能力で走り出すのだった。
*
走り出した先。
あの二人が見えない所まで行くと、俺はグンと加速する。
強烈な踏み付けが俺の体を中に運び、風と同化するような感覚に襲われる。
この世に遍くスピード狂はこの感覚の為にそうなっているのだろう。
しかし今の俺程没入は出来ていまい。
屋根の上を適当に走り回り、マッピングしていく。
このスピードであれば目視されても特定はされるまい。
そう思って更にグンと踏み込んだ時、誰かに襟首を掴まれた。
「ぐえっ」
潰れたカエルの様な声。
たまに聞く形容だが、実際にそんな声を聞いたことはないし、可能であれば聞きたくもない。
「あなたね・・・超能力者には一応『守秘義務』ってものがあるんですよ?」
聞き覚えがあるが、聞き馴染みのない声。
強引に振り返った先には、やはり馴染みの薄い顔があった。
「島・・・崎・・・?」
「さんをつけろよデコスケ野郎」
*
ヴインと空間が捻じれて吹き飛んだ先は謎の閉鎖空間だった。
真っ白な空白だけの空間は、辺獄とか三途の川とか、ともかく浮世離れした印象を受ける。
「ここは・・・?」
「くればわかります」
それだけ言って、島崎は歩き出す。
選択肢がそれ以外ないのでついていくが、結局ここがどこなのかが道中で解説されることはなかった。
10分ほど歩いただろうか。
まるでいきなり出てきたかのように扉と邂逅する。
先ほどまでそこになかったように感じられるのは、ただの勘違いなのだろうか。
「連れてきましたよ」
「よっすー安心院」
そこには、まあなんとなくいるだろうなとは思っていたが、渡辺がいた。
「お前が呼んだのか?」
「そういう事。島崎さん、もういいよ」
「はいはい」
ヴインという音がまた響き、島崎・・・さんが消え去る。
「びっくりしたか? あの人送信だけじゃなくて『取り寄せ』も請け負ってるんだぜ。まあ料金は10倍取られるんだけど」
「それはそうと、何の用だ?」
「まあ俺としても無用な世間話は無しが良いし、単刀直入に行こうか」
渡辺はそこで言葉を切り、部屋の端へ視線を泳がせ、続ける。
「お前に仕事を頼みたい」
おかしい・・・いまいちおっぱじめる様な空気にならない。
まるで熟年の老夫婦の様だった。高校生なのに。
勿論超能力を使えばそういう空気にすることは出来る。最近は使い方に凝って別の方向になりつつあるが、それでも元はそういう超能力だ。
そしてだからこそ、なじみに超能力は使わない。
だってそれはなじみの意志を無視しているに等しいからだ。俺がその気になって求めればなじみは拒まないし、拒めない。
出来るからこそ、ままならない。
範馬〇次郎の言う『手こずることに手こずっている』という感覚である。
ついに俺も地上最強の生物の仲間入りか。性的な意味で。
自分が痴情最強の性物になったことを実感した土曜日。そんなところか。
そして土曜日をスキップしたもう一つの要因は、日曜日に驚愕の新事実が解放されたからだ。
「傾、俺たち付き合うことになったわ」
「そうなんです安心院さん」
「ファッ!?」
この超展開である。
友人の桐島信照と花開院圭希が付き合うことになったというのだ。
前に引き合わせたときは信照のテンションが上がりすぎて圭希が引いていたというのに、たった一週間顔を合せなかっただけでカップル成立とは。
そりゃ人間の感情、おまけに男女間のそれとなればいよいよ理屈で説明できないだろうが、ここまで超越的な動きがあると誰が予想しただろう。
「先週お前が走り去ってから、妙にドキドキしてな。ここしかねえって感じで告白したんだよ」
「そうしたら私もなんだか凄くドキドキしたので、付き合ってみることになったんです」
「はー・・・それはなんというか・・・」
運命的だった、とでもいうのだろうか?
卒業までに始末が付くことはないと思っていたが・・・思った以上に早く事が進んだな。
「お前らお互い・・・性急じゃないのか?」
「いやあ、でもあの時の感覚は、なぁ?」
「なんというか、劇的だったというか」
「へー・・・」
いや本当に感嘆符しか出てこない。
案外割れ鍋に綴じ蓋だったのだろうか・・・とてもそうは見えなかったが、人は見かけによらないともいう。
人間の本質などそう見えるものではないし、納得するしかないのだろう。
「それよりも安心院。性急なのはテメーもだろうが」
「あー・・・もう信照まで回ってるのか」
「何の話ですか?」
信照の語りに圭希が尋ねる。
流石に他校まで広がっているわけではないようだ。
「ああ圭希、この間学習合宿があるって言ってたろ? その時に幼馴染と付き合い始めたんだってよ」
「えっ」
「これが学校で1,2を争わんばかりの美人でな。俺と同室の奴なんか男泣きよ。聞けば女子にも惜しむ声があったらしいじゃねえの?」
「えっ」
「女子の声云々は知らないが、概ねその通りだな」
「えっ」
圭希がさっきから合いの手の様に『えっ』と言っている
まあ俺がいきなり交際を始めた部分なんかは驚かれてもしょうがないのかもしれない。
こいつの前でそういう類の話は一切しなかったしな。俺の中で圭希と恋愛が結びつかなったというのもあって。
「おっ幼馴染って言っても、私より付き合い長いんですかその人? 週一とは言え六歳からですよ?」
「ほう、そりゃ俺も気になるね、色んな意味で」
「心配せんでも今の彼女とラブラブだから」
「腹立つ事言いやがるぜ・・・」
なじみとの付き合いは・・・いつからだったか。
六歳ぐらいの時点で好感度が『目の前で他の事を考えていると拗ねられる』レベルだったから、それよりだいぶ前だとは思うのだが。
「・・・多分幼稚園とか保育園とかそのレベルだと思うぞ。お前の言う六歳時点で結構仲良かったし」
「そう、ですか・・・」
「つーかマジで『10年越しの両片思い(初恋)』なのか・・・ロマンチック過ぎて吐きそう」
「お前らだって似たようなもんだろうが」
過程はともかく。
「さておき、お前らが付き合うってんなら俺はお邪魔だな。お邪魔虫はお邪魔虫らしく去るとするよ。後は若いモン同士でってね」
返答を待たずに肉体強化で走り去る。
なんだかんだで週に一回とはいえ、10年程一緒に走った相手だ。
愛着も情もあるが、あるからこそここは引くべきだ。
信照の視点から見るならともかく、俺の視点から見て圭希が『デブ』であることに変わりない。
なじみや微、姉さんなどの『超越的な美人』を見慣れている所為か、圭希を恋愛対象には見れない俺に、恋愛対象としての幸福を圭希に与えることは出来ない。
ここは身を引き、二人の関係が成熟し、『彼氏の友人で顔見知り』程度に落とし込むのが最上。
そういう『圭希のためだけの理由』だけでなく『俺個人のための理由』も存在する。
俺が邪神から受け取ったマジカルチンポという権能を、『この世界に根差した超能力』として扱えるようになってから、俺は自分の体をヒトの域を超える所まで強化出来てしまう。
そんなレベルの超能力者である俺が、人間の圭希と人間の競技の練習をしたって何の意味もない。
さらに言えば、超能力の練習をするのに圭希と一緒では邪魔だ。
超能力らしく『守秘義務』って奴はあるらしいし。
なじみとの時間をこれ以上減らしたくはないし、この世界に超能力がありそれを会得している以上その習熟は必須。
とくればなじみ以外との時間を減らすしかない。
そして一番ちょうどいい時間的ロスが『圭希とのランニング』だったのだ。
寂しいは寂しいが、信照と交際しているというのは一種の完結でもある。
例えるなら素晴らしい物語を読了したときに感じる満足感と寂寥感が入り交じり、他者に感想や考察を伝えたくなるあの感じだ。
読み物としては駄作極まる流れだが、これは現実。
そんなものだと納得してしまえば、事実その程度の事として流せる。
そんなわけで俺は、超能力習熟の為、超能力で走り出すのだった。
*
走り出した先。
あの二人が見えない所まで行くと、俺はグンと加速する。
強烈な踏み付けが俺の体を中に運び、風と同化するような感覚に襲われる。
この世に遍くスピード狂はこの感覚の為にそうなっているのだろう。
しかし今の俺程没入は出来ていまい。
屋根の上を適当に走り回り、マッピングしていく。
このスピードであれば目視されても特定はされるまい。
そう思って更にグンと踏み込んだ時、誰かに襟首を掴まれた。
「ぐえっ」
潰れたカエルの様な声。
たまに聞く形容だが、実際にそんな声を聞いたことはないし、可能であれば聞きたくもない。
「あなたね・・・超能力者には一応『守秘義務』ってものがあるんですよ?」
聞き覚えがあるが、聞き馴染みのない声。
強引に振り返った先には、やはり馴染みの薄い顔があった。
「島・・・崎・・・?」
「さんをつけろよデコスケ野郎」
*
ヴインと空間が捻じれて吹き飛んだ先は謎の閉鎖空間だった。
真っ白な空白だけの空間は、辺獄とか三途の川とか、ともかく浮世離れした印象を受ける。
「ここは・・・?」
「くればわかります」
それだけ言って、島崎は歩き出す。
選択肢がそれ以外ないのでついていくが、結局ここがどこなのかが道中で解説されることはなかった。
10分ほど歩いただろうか。
まるでいきなり出てきたかのように扉と邂逅する。
先ほどまでそこになかったように感じられるのは、ただの勘違いなのだろうか。
「連れてきましたよ」
「よっすー安心院」
そこには、まあなんとなくいるだろうなとは思っていたが、渡辺がいた。
「お前が呼んだのか?」
「そういう事。島崎さん、もういいよ」
「はいはい」
ヴインという音がまた響き、島崎・・・さんが消え去る。
「びっくりしたか? あの人送信だけじゃなくて『取り寄せ』も請け負ってるんだぜ。まあ料金は10倍取られるんだけど」
「それはそうと、何の用だ?」
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