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よいこの御主人様倶楽部
配慮の見抜き※
しおりを挟む笹山にカウパーの一滴まで舐め尽くされたあと、ようやく笹山は俺の性器を解放してくれた。
おまけに亀頭にキスをしながら、こちらを見上げて笹山は微笑む。
「上手にイケましたね、原田さん」
「……………………知恵熱出る」
「お前今頭使ってたのかよ」
「……」
「いって、おい枕投げんなこの……!」
余計な茶々入れてくる四川に言い返す気力もない。
とにかく休みたい。そうベッドをチラ見したとき、ごり、とケツの下で何かとんでもない違和感を感じた。
遠慮する気のない主張激しいそれにひくりと喉を鳴らし、俺は背後の司を見上げた。
「……俺はこのままでいいけど、別に」
青褪める俺に気付いたのだろう。そう珍しく配慮を見せる司に司お前……!と感動しかけたのも束の間。
「自分で処理するから、その代わり原田さんの胸貸して」
なんの譲歩だよ、それは。
「胸って……み、見せるだけ……だよな? まじで、も……やだからな、変なことすんの……」
「しないしない、ほら、原田さん。もっと服持ち上げて」
「う、うぅ~~……っ」
なんなんだよ、この図は。
結局下手にこいつらに自由にさせるよりも被害最小限で済む方が自分のためにもなると判断し、ベッドに転がったまま言われた通り寝巻きの裾をたくし上げる。
ただし首まで一気にあげすぎると色気がないだとかで乳首、それも乳輪がギリギリ見えるかくらいのラインを求められていた。
逆に面倒臭え注文してんじゃねえよと言いたいがチラリズムの美徳は俺にも分かるため文句は言えない。いや言えるわ。何やらせてんだよ。
「原田さん、いい感じ」
「わ、分かったからほら、いいから早くしろ……っ!」
「俎の上のマグロだな」
「原田さん、そのままキープですよ。頑張ってくださいね」
「なんでお前らも見てんだよ……っ! 用が済んだやつはせめて部屋から出ていけよ!」
「まあまあ原田さん。ほら、時川さんは時折暴走するところがあるので二人きりの方が危ないと思ったんですけど……」
「……」
……確かに、それはそうだ。
かと言って馬乗りになってガン見してくる司の圧だけでもむずむずするのに、ベッドサイドからの二人の野次と視線が余計に恥ずかしい。
賢者タイムも相俟って、二人は普通に服着替え直してなんかすっきりした顔してんのに俺はまだ風呂すら入れさせてもらってねえの普通になんだこれ。わかんねえ。てかここの部屋俺の部屋なんだが。
落ち着かない気持ちのまま、さっさと終わらせてくれという気持ちで膝を擦り合わせた時。
ふと伸びてきた手に顎を掴まれる。それから、ちゅ、と軽く触れる唇に息を呑んだ。
「……原田さん、外野とか気にしなくていいから」
「俺だけ見てて」そう言いながら既にパンパンに膨らんだそこを寛げる司。下着から既に溢れんばかりに勃起したブツを眼前に突きつけられながら俺は冷や汗を滲ませた。
少なくとも、人にチンポ見せつけながらいうセリフではないことは俺にでも分かる。
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