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06
星名の世話係に任命されてから暫く。
あいつに振り回される生活にも慣れてしまっていた。
あいつといると忍耐力や瞬発力、臨機応変さが鍛えられるような気がする。そう思うと割りと悪くないのかもしれない。
ただでさえ大変だろうからと暫く会長補佐としての仕事はしなくていい。そう菖蒲さんに言われていたが、それとこれとは別だ。
忙しいのは菖蒲さんも一緒だし、何より俺個人が菖蒲さんに会いたいという気持ちもあった。
だから、なるべく合間を縫って生徒会室に顔を出しては溜まっている雑務の手伝いはするようにしていた。
そして、今日も俺は生徒会室に顔を出した。
生徒会室には菖蒲さん、それから月夜野小晴がいた。副会長は不在、書記はどうせ遊びに行っているのだろう。俺が会長補佐になってからまだまともに顔を合わせていない。
俺の顔を見ると菖蒲さんは「やあ」と微笑んだ。
「星名とはどうだい?」
「……まあまあですかね」
「はは、君がそういうってことは上手く言ってるってことかな」
生徒会には自ら進んで片付けをする人間はいない。散らかったままの書類やファイル、本を手に取り、元にあった場所へと戻しに行く。
小晴は「愛佐君、こっちもよろしく~」と空になったカップを掲げる。人を召使かなにかと思ってるのではないか。ムカついたがこのまま放置して生徒会室に虫が湧くよりはマシだ。俺は無言でそれを引っ手繰り、ついでに他の役員たちのデスクに放置されたままの洗い物をまとめて重ねていく。
「珍しいよな、愛佐君、ああいうタイプ苦手そうなのに」
「与えられた仕事に私情は挟まない。個人の好き嫌いは関係なく俺は俺の役目を果たすだけだ」
「本当かな~? この前めちゃくちゃあの転校生にキレてたの見たけど」
「……! き、キレてない、俺は平常通りだ……!」
「あ、そうなんだ? 愛佐君、短気なのに頑張ってんねえ」
「小晴、あんまり虐めないでくれるかな。ウチの愛佐を」
「『ウチの愛佐』ね、そりゃ悪かった」
小晴に弄られるのは不快要素が強いが、菖蒲さんの言葉一つで幸せになる。
せめて小晴が居なければ二人きりになれたのに。
落胆しつつ、取り敢えず今は補佐としての仕事を果たすことを優先させた。
あらかた生徒会室の片付けを終えた頃、ガチャリと生徒会室の扉が開いた。
そしてそこからぬっと現れる長身の影に慌てて背を伸ばす。
「……」
「お、海陽先輩だ」
生徒会副会長・海陽。
寡黙でストイック。まるで武士のような男だと菖蒲さんは海陽先輩のことを揶揄していたが、その通りだと思う。
俺が密かに憧れてる人だ。……無論、菖蒲さんも尊敬しているが。
普段ならば会話を交わすこともないのだが、海陽先輩はこちらを見た。
そして、
「愛佐」
少し掠れた低い声。
初めて海陽先輩に名前呼ばれたことに驚いたのも束の間、「はい」と俺が背筋を伸ばすのと海陽先輩の背後から『そいつ』がにゅっと現れたのはほぼ同時だった。
「よ、一凛!」
「星名……?!」
「一凛、遊びに来たぞ!」
まさかこいつ、俺に会うために海陽先輩に付き纏ってたんじゃないだろうな。
そのまま抱き着いてくる星名にひゅっと息を飲む。
「馬鹿、大人しくしてろ! ……す、すみません、海陽先輩。こいつが勝手に……!」
「構わん」
そう一言。海陽先輩はそのまま菖蒲さんの方へと歩いていく。
か、かっこいい……。と、つい浮ついた気分になりそうになったところ、「なあなあ」と星名に制服の裾を引っ張られる。またこいつは……。
「一凛、迷子になってたときあの人俺のこと助けてくれたんだ!」
「分かったから静かにしろ、話は後で聞くから……」
「ああ、愛佐。今日はもういいよ、後は小晴にやらせるから。君たちは遊んでおいで」
海陽先輩から何かを耳打ちされていた菖蒲さんはそう思い出したように声をかけてくる。
「俺かよ」と小晴が不満げな声をあげる。
星名のせいで邪魔だと判断されたのではないかというショックはあったが、このままこいつを生徒会室に置いておく方が菖蒲さんたちに迷惑を掛けることは間違いないだろう。そう考えれば適切な判断だ。
「すみません。あの、このシュレッダーだけ掛けておきます」
「うん。ありがとう、愛佐。君のお陰で生徒会室の清潔が保たれてるよ」
「い、いえ……それなら良かったです」
早く二人きりになりたい。頭を撫でてほしい。いっぱい命令してほしいのに。
「なあなあ、終わった?」「早く帰ろうぜ!」と騒ぐ星名を黙らせながら残りの仕事を済ませ、俺は星名を引っ張るようにして生徒会室を後にした。
「はあ……」
「? どうした? 元気ないな」
「お前のせいだ、お前の……」
ただでさえ菖蒲さんとのプレイの時間も取れないというのに数少ない菖蒲さんと過ごす時間すらもなくなっている。
これも菖蒲さんからの命令なのだからと思えば耐えられるが、それにしてもだ。
星名が学園にやってきて時間も経ってる。それなのにこいつは毎回俺のところへとやってきた。
「お前、俺以外に友達は出来たのか?」
「ん? アヤメと海陽と小晴と……」
「お前また菖蒲さんたちを呼び捨てに……って、生徒会以外でだ」
「ん~~なんか皆相手してくれねえんだよな。ノリ悪いやつらばっかでさ」
「普段からあんな振る舞いしてるからじゃないのか」
「ん? なんか問題あったか?」
こ、こいつ……。
俺も人のことは言えた立場ではないが、普段の距離の近さといい一歩引かれてるのは間違いないだろう。孤立するのはまだ良いが、星名の立ち位置を考えるとあまりいい傾向とは思えない。
「おい、あまり目立つ真似はするなよ。生徒会……というより、あの人たちは厄介なファンも多いからな」
「ファン……ああ、確かにアヤメとかかっこいいもんな! 一凛は生徒会ってイメージないけど」
「………………それは喧嘩売ってるのか?」
「取っつきやすくて俺は好きだって意味だよ」
そうからっと笑う星名。
そこに下心や悪意はないと分かってる分普通に少し嬉しくなってしまった。
「……」
「あ、赤くなってる」
「なってない。というか、いい加減離れろ。歩きにくいだろ」
「照れ屋だな、一凛は」
「お前が麻痺してるだけだ。俺は一般的な部類だ」
「お、なあなあ一凛、あそこにある像なんだ?」
「話を変えるな! ……あれはだな……」
星名と俺はあくまでも世話係で真っ当な友達ではない、が、多分こういう感覚なのだろうな。なんて思っていた。
菖蒲さんには会えないが、星名といる時間もいつの間にかに当たり前になっていた。
菖蒲さんとのプレイだけが幸福だと思っていたが、騒がしくも穏やかな時間も嫌いではない。なんて思い始めていた自分も確かにそこにいて、認めざるを得なかった。
けれど、それも長くは続かない。分かっていたはずだ。人間が星名のような無邪気なものばかりではないと。
少し視点をずらせば悪意で溢れ返っている。
「星名璃空、だっけ? あの転校生」
「空気読めねえよな、声でけーし」
ああ、ほら。言ったこっちゃない。
少し声のトーンを落とせと俺は何度もあいつに言い聞かせていた。
一年の教室棟にある男子便所前。
手洗い場を占領した集団は各々好き好きにあいつのことを語る。
「月夜野様を呼び捨てにするなんて」
「この間海陽先輩に我儘言って困らせてたの本当信じられない」
「てかさ、僕見たんだけど。あいつさ、この前薬飲んでたんだけどあれ……」
潮時だな、と口の中で呟く。そして、俺は男子便所へと足を踏み入れた。
「用を足したいんだが?」
わざと大きな声で話しかければ、やつらはぎょっとした顔でこちらを見た。四人はそれぞれ生徒会の親衛隊に入ってるやつらばかりだ。見たことある。
「……っ! 愛佐君……」
「お喋りするなら談話室でしたらどうだ」
そう睨めば、蜘蛛の子を散らすように連中は逃げ出した。
俺に聞かれたくなかったのだろう。というよりも、俺から生徒会の人間に話がいくのが嫌だった、が正しいか。よりによって生徒会が面倒見てる転校生への陰口なんてつまらないことで評価を落とすなんて、俺ならそんな生き恥を晒すのは耐えられない。
無人の便所の中、溜息を吐く。
……星名のやつ。
それに、薬って……制御剤のことだよな。
そこまで漏れてるとなると、何かしら吹っ掛けてくるやつがいるのではないか。
自分がSubだとバレたとき、誂われていたときのことを思い出す。
「……」
尿意も全部引っ込んでいた。
杞憂ならそれでいい。一度、星名にはよく注意する必要がある。
俺はそのまま踵を返し、星名のクラスへと向かうことにした。
あいつに振り回される生活にも慣れてしまっていた。
あいつといると忍耐力や瞬発力、臨機応変さが鍛えられるような気がする。そう思うと割りと悪くないのかもしれない。
ただでさえ大変だろうからと暫く会長補佐としての仕事はしなくていい。そう菖蒲さんに言われていたが、それとこれとは別だ。
忙しいのは菖蒲さんも一緒だし、何より俺個人が菖蒲さんに会いたいという気持ちもあった。
だから、なるべく合間を縫って生徒会室に顔を出しては溜まっている雑務の手伝いはするようにしていた。
そして、今日も俺は生徒会室に顔を出した。
生徒会室には菖蒲さん、それから月夜野小晴がいた。副会長は不在、書記はどうせ遊びに行っているのだろう。俺が会長補佐になってからまだまともに顔を合わせていない。
俺の顔を見ると菖蒲さんは「やあ」と微笑んだ。
「星名とはどうだい?」
「……まあまあですかね」
「はは、君がそういうってことは上手く言ってるってことかな」
生徒会には自ら進んで片付けをする人間はいない。散らかったままの書類やファイル、本を手に取り、元にあった場所へと戻しに行く。
小晴は「愛佐君、こっちもよろしく~」と空になったカップを掲げる。人を召使かなにかと思ってるのではないか。ムカついたがこのまま放置して生徒会室に虫が湧くよりはマシだ。俺は無言でそれを引っ手繰り、ついでに他の役員たちのデスクに放置されたままの洗い物をまとめて重ねていく。
「珍しいよな、愛佐君、ああいうタイプ苦手そうなのに」
「与えられた仕事に私情は挟まない。個人の好き嫌いは関係なく俺は俺の役目を果たすだけだ」
「本当かな~? この前めちゃくちゃあの転校生にキレてたの見たけど」
「……! き、キレてない、俺は平常通りだ……!」
「あ、そうなんだ? 愛佐君、短気なのに頑張ってんねえ」
「小晴、あんまり虐めないでくれるかな。ウチの愛佐を」
「『ウチの愛佐』ね、そりゃ悪かった」
小晴に弄られるのは不快要素が強いが、菖蒲さんの言葉一つで幸せになる。
せめて小晴が居なければ二人きりになれたのに。
落胆しつつ、取り敢えず今は補佐としての仕事を果たすことを優先させた。
あらかた生徒会室の片付けを終えた頃、ガチャリと生徒会室の扉が開いた。
そしてそこからぬっと現れる長身の影に慌てて背を伸ばす。
「……」
「お、海陽先輩だ」
生徒会副会長・海陽。
寡黙でストイック。まるで武士のような男だと菖蒲さんは海陽先輩のことを揶揄していたが、その通りだと思う。
俺が密かに憧れてる人だ。……無論、菖蒲さんも尊敬しているが。
普段ならば会話を交わすこともないのだが、海陽先輩はこちらを見た。
そして、
「愛佐」
少し掠れた低い声。
初めて海陽先輩に名前呼ばれたことに驚いたのも束の間、「はい」と俺が背筋を伸ばすのと海陽先輩の背後から『そいつ』がにゅっと現れたのはほぼ同時だった。
「よ、一凛!」
「星名……?!」
「一凛、遊びに来たぞ!」
まさかこいつ、俺に会うために海陽先輩に付き纏ってたんじゃないだろうな。
そのまま抱き着いてくる星名にひゅっと息を飲む。
「馬鹿、大人しくしてろ! ……す、すみません、海陽先輩。こいつが勝手に……!」
「構わん」
そう一言。海陽先輩はそのまま菖蒲さんの方へと歩いていく。
か、かっこいい……。と、つい浮ついた気分になりそうになったところ、「なあなあ」と星名に制服の裾を引っ張られる。またこいつは……。
「一凛、迷子になってたときあの人俺のこと助けてくれたんだ!」
「分かったから静かにしろ、話は後で聞くから……」
「ああ、愛佐。今日はもういいよ、後は小晴にやらせるから。君たちは遊んでおいで」
海陽先輩から何かを耳打ちされていた菖蒲さんはそう思い出したように声をかけてくる。
「俺かよ」と小晴が不満げな声をあげる。
星名のせいで邪魔だと判断されたのではないかというショックはあったが、このままこいつを生徒会室に置いておく方が菖蒲さんたちに迷惑を掛けることは間違いないだろう。そう考えれば適切な判断だ。
「すみません。あの、このシュレッダーだけ掛けておきます」
「うん。ありがとう、愛佐。君のお陰で生徒会室の清潔が保たれてるよ」
「い、いえ……それなら良かったです」
早く二人きりになりたい。頭を撫でてほしい。いっぱい命令してほしいのに。
「なあなあ、終わった?」「早く帰ろうぜ!」と騒ぐ星名を黙らせながら残りの仕事を済ませ、俺は星名を引っ張るようにして生徒会室を後にした。
「はあ……」
「? どうした? 元気ないな」
「お前のせいだ、お前の……」
ただでさえ菖蒲さんとのプレイの時間も取れないというのに数少ない菖蒲さんと過ごす時間すらもなくなっている。
これも菖蒲さんからの命令なのだからと思えば耐えられるが、それにしてもだ。
星名が学園にやってきて時間も経ってる。それなのにこいつは毎回俺のところへとやってきた。
「お前、俺以外に友達は出来たのか?」
「ん? アヤメと海陽と小晴と……」
「お前また菖蒲さんたちを呼び捨てに……って、生徒会以外でだ」
「ん~~なんか皆相手してくれねえんだよな。ノリ悪いやつらばっかでさ」
「普段からあんな振る舞いしてるからじゃないのか」
「ん? なんか問題あったか?」
こ、こいつ……。
俺も人のことは言えた立場ではないが、普段の距離の近さといい一歩引かれてるのは間違いないだろう。孤立するのはまだ良いが、星名の立ち位置を考えるとあまりいい傾向とは思えない。
「おい、あまり目立つ真似はするなよ。生徒会……というより、あの人たちは厄介なファンも多いからな」
「ファン……ああ、確かにアヤメとかかっこいいもんな! 一凛は生徒会ってイメージないけど」
「………………それは喧嘩売ってるのか?」
「取っつきやすくて俺は好きだって意味だよ」
そうからっと笑う星名。
そこに下心や悪意はないと分かってる分普通に少し嬉しくなってしまった。
「……」
「あ、赤くなってる」
「なってない。というか、いい加減離れろ。歩きにくいだろ」
「照れ屋だな、一凛は」
「お前が麻痺してるだけだ。俺は一般的な部類だ」
「お、なあなあ一凛、あそこにある像なんだ?」
「話を変えるな! ……あれはだな……」
星名と俺はあくまでも世話係で真っ当な友達ではない、が、多分こういう感覚なのだろうな。なんて思っていた。
菖蒲さんには会えないが、星名といる時間もいつの間にかに当たり前になっていた。
菖蒲さんとのプレイだけが幸福だと思っていたが、騒がしくも穏やかな時間も嫌いではない。なんて思い始めていた自分も確かにそこにいて、認めざるを得なかった。
けれど、それも長くは続かない。分かっていたはずだ。人間が星名のような無邪気なものばかりではないと。
少し視点をずらせば悪意で溢れ返っている。
「星名璃空、だっけ? あの転校生」
「空気読めねえよな、声でけーし」
ああ、ほら。言ったこっちゃない。
少し声のトーンを落とせと俺は何度もあいつに言い聞かせていた。
一年の教室棟にある男子便所前。
手洗い場を占領した集団は各々好き好きにあいつのことを語る。
「月夜野様を呼び捨てにするなんて」
「この間海陽先輩に我儘言って困らせてたの本当信じられない」
「てかさ、僕見たんだけど。あいつさ、この前薬飲んでたんだけどあれ……」
潮時だな、と口の中で呟く。そして、俺は男子便所へと足を踏み入れた。
「用を足したいんだが?」
わざと大きな声で話しかければ、やつらはぎょっとした顔でこちらを見た。四人はそれぞれ生徒会の親衛隊に入ってるやつらばかりだ。見たことある。
「……っ! 愛佐君……」
「お喋りするなら談話室でしたらどうだ」
そう睨めば、蜘蛛の子を散らすように連中は逃げ出した。
俺に聞かれたくなかったのだろう。というよりも、俺から生徒会の人間に話がいくのが嫌だった、が正しいか。よりによって生徒会が面倒見てる転校生への陰口なんてつまらないことで評価を落とすなんて、俺ならそんな生き恥を晒すのは耐えられない。
無人の便所の中、溜息を吐く。
……星名のやつ。
それに、薬って……制御剤のことだよな。
そこまで漏れてるとなると、何かしら吹っ掛けてくるやつがいるのではないか。
自分がSubだとバレたとき、誂われていたときのことを思い出す。
「……」
尿意も全部引っ込んでいた。
杞憂ならそれでいい。一度、星名にはよく注意する必要がある。
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