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2.シャーデンフロイデ
02
元気のない慈門君は次の授業が始まるギリギリまで立ちあがろうとしなかったが、「そろそろ戻らないと遅れるよ」と声をかければようやく重い腰を持ち上げる。
最後の最後まで名残惜しそうな慈門君だったが、ここで彼に合わせて授業をサボるのも慈門君のためになるのか分からない。
だから僕は「また放課後」とだけ声をかけ、その場で慈門君と別れた。慈門君は「おう」と小さく笑った。その笑顔はやはり元気がない。
それから日常へと戻る。
気になっていた慈門君の様子だが、顔を見たことにより余計気になって仕方がない。
僕がこのままではダメだ。
今までだったら僕もサボらせようとしてきていた慈門君が変わろうとしてるのだから、応援しないと。
そんなことを自分に言い聞かせ、なんとか授業と向き合う。……が、大半は頭に入ってこない。
それからあっという間に時間は過ぎ、放課後。
慈門君に会いにいこうとしたとき、常楽先生に「織和」と呼び止められる。
その声音が少し低かったからだろう。嬉しさよりも緊張を覚えた。
「はい、なんですか?」
「お前、今日の当番入れるか? 担当のやつが学校に来てなくてな」
臨時でカウンター当番を頼まれることは珍しいことではない。
僕は帰宅部だし基本断らないからだ。
もしかして別の用件かと思っていただけになんだか拍子抜けしたのも束の間、脳裏に慈門君の顔がよぎる。
……後で慈門君には連絡をすればいいか。
「僕は大丈夫ですけど……今日って確か、純白君ですよね」
「ああ」
「体調不良とかですか?」
「さあな、学校には連絡はなかったらしい」
「……」
「それじゃ、悪いが頼んだぞ」
それだけを言い残し、常楽先生は教室を後にする。
そういえば、今朝小緑君も純白君と会わなかったと言っていた。
純白君が図書委員の当番をサボることは珍しいことではないが、昨日元気だった彼を見ていただけに少しだけ気になった。
風邪、とかだろうか。
純白君、僕が体調悪い時心配してくれたし、今度は僕の方から連絡しようかな。
そんなことを考えながら、取り敢えず先に慈門君に連絡することにした。
慈門君の既読はすぐに着いた。『終わったら教えて』とシンプルなものだった。
それに了承の返事をし、僕は図書室へと向かった。
◆ ◆ ◆
図書委員の仕事をしている間は無心になれるのが心地よかった。
気付けばあっという間に閉館時間になり、図書室の窓の外は赤く染まっていた。
戸締りをしたあと、先にもう一人の当番の子を帰らせて図書室の扉の鍵を閉める。
それを職員室へ戻しにいこうとしたときだった。
図書室横の図書準備室から人の声が聞こえてきた。
常楽先生と他の生徒が居るのだろうか。盗み聞きしているようなのも悪いので、さっさとその場を出て行こうとした矢先だった。
図書準備室の扉が勢いよく開く。
驚いて顔を上げれば、そこにいたのは。
「――純白君?」
「……………………」
まさか僕がいるとは思わなかったらしい。
驚いたように目を丸くした純白君。同じように僕も目を見開いた。だって、あまりにも彼の整った顔が。
「その怪我……」
「失礼します、先輩」
そう頭を下げ、純白君は足早に僕の前を通り過ぎていく。
それから続くようにして常楽先生が奥から出てきた。
「おいまだ話は……はあ、ったく……」
扉の外にもう純白君の姿がないと気付くや否や、常楽先生は頭を抱える。
それから、代わりに廊下で突っ立ってる僕を見て余計面倒くさそうに髪を掻き上げた。その顔は少し疲れているように見える。
「先生……純白君、きてたんですね」
「……まあな」
「あの、追いかけなくていいんですか?」
「あいつの逃げ足には敵わねえよ」
そう言いながら先生は準備室の扉を閉める。
それから僕に目を向けた。
「今日は悪かったな、早く帰りたかったろ」
「いえ、どうせ用事はなかったので」
「……助かったよ、ありがとな」
先生に褒められた。
その一言に、先ほどまでとは違うざわつきと緊張が全身を駆け巡る。
ああ、まただ。この感覚。なんだろうか。
なんてことはない一言が嬉しくて、それでも大袈裟に返したら引かれそうで怖い。
必死に平常心を保ちながら、「図書委員なので」と笑いそのまま逃げるように立ち去ろうとした時。
「おい」
常楽先生に呼び止められる。
それから「ん」と手を差し伸べられ、僕は固まった。
え?と一瞬固まり、先生を見上げる。握手、ということなのだろうか。
迷いながら恐る恐るその手のひらにちょん、と手を乗せたとき。先生は変な顔をした。
「……や、鍵。俺が貰う、って意味だったんだけど」
「……ッ!」
そう言えば先生はこういう人だった。
指摘され、あまりの恥ずかしさに顔が熱くなる。
すみませんと何度も謝りながら慌てて手を引っ込めた僕は代わりに図書室の鍵を渡した。
当たり前だ。いきなり先生が握手求めてくるわけがないだろう。何を考えてるんだ、僕は。
「本当にすみません……」
「この場合は俺の言葉が足りなかったのが問題だ。……以後気をつける」
「そ、そんなことはありません! 僕の察しが悪いのが原因なので、先生はそのままでいてください」
「それも変な話だけどな」
無視されている、と思ったけど先生はいつもと変わらない。
寧ろ自分ばかりが空回ってしまっているようで、変に意識しているのがバレていないか恥ずかしくて仕方ない。
なんとなく気まずい空気になったとき。
「……今朝、甘南と登校してたな」
ふと、先生の方から話しかけてきた。
校門前で会ったときのことを思い出し、また恥ずかしさが込み上げてくる。
「はい、途中で小緑君と会って……それで」
「そうか。……」
「……あの、慈門君と喧嘩した、とかそういうわけではないので」
もしかしてそのことを気にかけてくれていたのではないか。
そう思い、先周りをすれば常楽先生は小さく顎を引いて頷く。それから「そうか」と小さく息を吐いた。
けれど、その顔は安心しているものとは違う。
なんだか別のことを考えているようだった。
「……今日も、この後慈門君と帰る予定なので」
上手くいっているということを伝えて常楽先生を安心させたかった。
けれど、常楽先生は元々慈門君から離れることを推奨していた。そのことを思い出した時には自分の迂闊な発言に後悔する。
案の定、先生の表情が僅かに硬くなったのが見て取れたからだ。
「あの、もう大丈夫です。……僕の言葉をちゃんと聞いてくれるし、強引なこともなくなったので。今日も、休み時間授業に遅れないように帰してくれたし……」
「……会ったのか?」
「……はい。昨日、お昼一緒に食べる約束だったのをサボってしまったので」
「……」
先生が何かを考えているようだった。
その表情が益々渋いものになるのを見て、余計なことを言ってしまったのではないかと心配になる。
けれど、慈門君に不利になるようなことは言っていないはずだ。
このままだと墓穴を掘ってしまいかねない。
そう判断した僕は、「それじゃあ、僕はここで失礼します」と頭を下げる。
先生は何かを言いかけた後、「人通りの多いところを通って帰れよ」とだけ口にした。それから「何かあったら連絡しろ」とも。
僕はいつものように「わかりました」と頷き、それから後ろ髪を引かれそうになりながらもその場を離れた。
先生のことは好きだけど、慈門君が関わった時の先生といるのは苦しい。けれど、先生が気にしているのは僕ではなく慈門君なのだろう。
当たり前だ。先生からしてみれば僕はただ問題を抱えている生徒の内の一人なのだから、より問題性のある生徒が現れればそちらに気を向けるのは当然だ。
当然なのに。
腹の中が気持ち悪い。
先生と話しているとホッとする。それと同時にどんどんと自分の嫌な部分を突き付けられているみたいで落ち着かない。
先生に心配も面倒もかけたくないはずなのに、いざ先生の関心が他へと向けられていることに気付くと不安になってしまう。
そんなの、矛盾している。
……とにかく、慈門君に連絡して迎えにきてもらおう。
一人でいるとどんどん負の感情が止まらなくなってしまいそうだ。
最後の最後まで名残惜しそうな慈門君だったが、ここで彼に合わせて授業をサボるのも慈門君のためになるのか分からない。
だから僕は「また放課後」とだけ声をかけ、その場で慈門君と別れた。慈門君は「おう」と小さく笑った。その笑顔はやはり元気がない。
それから日常へと戻る。
気になっていた慈門君の様子だが、顔を見たことにより余計気になって仕方がない。
僕がこのままではダメだ。
今までだったら僕もサボらせようとしてきていた慈門君が変わろうとしてるのだから、応援しないと。
そんなことを自分に言い聞かせ、なんとか授業と向き合う。……が、大半は頭に入ってこない。
それからあっという間に時間は過ぎ、放課後。
慈門君に会いにいこうとしたとき、常楽先生に「織和」と呼び止められる。
その声音が少し低かったからだろう。嬉しさよりも緊張を覚えた。
「はい、なんですか?」
「お前、今日の当番入れるか? 担当のやつが学校に来てなくてな」
臨時でカウンター当番を頼まれることは珍しいことではない。
僕は帰宅部だし基本断らないからだ。
もしかして別の用件かと思っていただけになんだか拍子抜けしたのも束の間、脳裏に慈門君の顔がよぎる。
……後で慈門君には連絡をすればいいか。
「僕は大丈夫ですけど……今日って確か、純白君ですよね」
「ああ」
「体調不良とかですか?」
「さあな、学校には連絡はなかったらしい」
「……」
「それじゃ、悪いが頼んだぞ」
それだけを言い残し、常楽先生は教室を後にする。
そういえば、今朝小緑君も純白君と会わなかったと言っていた。
純白君が図書委員の当番をサボることは珍しいことではないが、昨日元気だった彼を見ていただけに少しだけ気になった。
風邪、とかだろうか。
純白君、僕が体調悪い時心配してくれたし、今度は僕の方から連絡しようかな。
そんなことを考えながら、取り敢えず先に慈門君に連絡することにした。
慈門君の既読はすぐに着いた。『終わったら教えて』とシンプルなものだった。
それに了承の返事をし、僕は図書室へと向かった。
◆ ◆ ◆
図書委員の仕事をしている間は無心になれるのが心地よかった。
気付けばあっという間に閉館時間になり、図書室の窓の外は赤く染まっていた。
戸締りをしたあと、先にもう一人の当番の子を帰らせて図書室の扉の鍵を閉める。
それを職員室へ戻しにいこうとしたときだった。
図書室横の図書準備室から人の声が聞こえてきた。
常楽先生と他の生徒が居るのだろうか。盗み聞きしているようなのも悪いので、さっさとその場を出て行こうとした矢先だった。
図書準備室の扉が勢いよく開く。
驚いて顔を上げれば、そこにいたのは。
「――純白君?」
「……………………」
まさか僕がいるとは思わなかったらしい。
驚いたように目を丸くした純白君。同じように僕も目を見開いた。だって、あまりにも彼の整った顔が。
「その怪我……」
「失礼します、先輩」
そう頭を下げ、純白君は足早に僕の前を通り過ぎていく。
それから続くようにして常楽先生が奥から出てきた。
「おいまだ話は……はあ、ったく……」
扉の外にもう純白君の姿がないと気付くや否や、常楽先生は頭を抱える。
それから、代わりに廊下で突っ立ってる僕を見て余計面倒くさそうに髪を掻き上げた。その顔は少し疲れているように見える。
「先生……純白君、きてたんですね」
「……まあな」
「あの、追いかけなくていいんですか?」
「あいつの逃げ足には敵わねえよ」
そう言いながら先生は準備室の扉を閉める。
それから僕に目を向けた。
「今日は悪かったな、早く帰りたかったろ」
「いえ、どうせ用事はなかったので」
「……助かったよ、ありがとな」
先生に褒められた。
その一言に、先ほどまでとは違うざわつきと緊張が全身を駆け巡る。
ああ、まただ。この感覚。なんだろうか。
なんてことはない一言が嬉しくて、それでも大袈裟に返したら引かれそうで怖い。
必死に平常心を保ちながら、「図書委員なので」と笑いそのまま逃げるように立ち去ろうとした時。
「おい」
常楽先生に呼び止められる。
それから「ん」と手を差し伸べられ、僕は固まった。
え?と一瞬固まり、先生を見上げる。握手、ということなのだろうか。
迷いながら恐る恐るその手のひらにちょん、と手を乗せたとき。先生は変な顔をした。
「……や、鍵。俺が貰う、って意味だったんだけど」
「……ッ!」
そう言えば先生はこういう人だった。
指摘され、あまりの恥ずかしさに顔が熱くなる。
すみませんと何度も謝りながら慌てて手を引っ込めた僕は代わりに図書室の鍵を渡した。
当たり前だ。いきなり先生が握手求めてくるわけがないだろう。何を考えてるんだ、僕は。
「本当にすみません……」
「この場合は俺の言葉が足りなかったのが問題だ。……以後気をつける」
「そ、そんなことはありません! 僕の察しが悪いのが原因なので、先生はそのままでいてください」
「それも変な話だけどな」
無視されている、と思ったけど先生はいつもと変わらない。
寧ろ自分ばかりが空回ってしまっているようで、変に意識しているのがバレていないか恥ずかしくて仕方ない。
なんとなく気まずい空気になったとき。
「……今朝、甘南と登校してたな」
ふと、先生の方から話しかけてきた。
校門前で会ったときのことを思い出し、また恥ずかしさが込み上げてくる。
「はい、途中で小緑君と会って……それで」
「そうか。……」
「……あの、慈門君と喧嘩した、とかそういうわけではないので」
もしかしてそのことを気にかけてくれていたのではないか。
そう思い、先周りをすれば常楽先生は小さく顎を引いて頷く。それから「そうか」と小さく息を吐いた。
けれど、その顔は安心しているものとは違う。
なんだか別のことを考えているようだった。
「……今日も、この後慈門君と帰る予定なので」
上手くいっているということを伝えて常楽先生を安心させたかった。
けれど、常楽先生は元々慈門君から離れることを推奨していた。そのことを思い出した時には自分の迂闊な発言に後悔する。
案の定、先生の表情が僅かに硬くなったのが見て取れたからだ。
「あの、もう大丈夫です。……僕の言葉をちゃんと聞いてくれるし、強引なこともなくなったので。今日も、休み時間授業に遅れないように帰してくれたし……」
「……会ったのか?」
「……はい。昨日、お昼一緒に食べる約束だったのをサボってしまったので」
「……」
先生が何かを考えているようだった。
その表情が益々渋いものになるのを見て、余計なことを言ってしまったのではないかと心配になる。
けれど、慈門君に不利になるようなことは言っていないはずだ。
このままだと墓穴を掘ってしまいかねない。
そう判断した僕は、「それじゃあ、僕はここで失礼します」と頭を下げる。
先生は何かを言いかけた後、「人通りの多いところを通って帰れよ」とだけ口にした。それから「何かあったら連絡しろ」とも。
僕はいつものように「わかりました」と頷き、それから後ろ髪を引かれそうになりながらもその場を離れた。
先生のことは好きだけど、慈門君が関わった時の先生といるのは苦しい。けれど、先生が気にしているのは僕ではなく慈門君なのだろう。
当たり前だ。先生からしてみれば僕はただ問題を抱えている生徒の内の一人なのだから、より問題性のある生徒が現れればそちらに気を向けるのは当然だ。
当然なのに。
腹の中が気持ち悪い。
先生と話しているとホッとする。それと同時にどんどんと自分の嫌な部分を突き付けられているみたいで落ち着かない。
先生に心配も面倒もかけたくないはずなのに、いざ先生の関心が他へと向けられていることに気付くと不安になってしまう。
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