ヒーロー志望でしたが、手違いで三食宿付きヴィラン派遣会社に永久就職(?)することになりました。

田原摩耶

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CASE.08『デート・オア・デッド』

33※

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「そ、そんな……そんな大きいの入るわけ……っ!」

 と、もう一回ちらりとシェイムレスの手元のソレに目を向ける。……いや、ノクシャスさんこれよりももっと太かったし長ったからわりと行けるかもしれない。こんなにイボイボはしてなかったが。

「……おい、なんでそこで考え込んでる」
「い、いえ、プライバシーの問題もあるので言って良いものかどうか……」
「…………随分とまだ余裕があるらしいな?」
「な、ないです! こ、困ります、こんなやり方は……っ! 所長さんたちが頑張ってると言うのに俺達が遊んでるなんて……!」
「遊んでるって言ったか?」
「あっ! ……とにかく、よくないと思います!」

「な、なんだお前は……」と訝しむシェイムレスさんだったが、なんとか乗り切れたらしい。
 そうだ、ヴィランは悪いことする人たちとは言えど、その辺のリスペクトや思い遣りを忘れるのはよくない。
 断じてイボイボで中を擦り上げられたときのこと考えてちょっと感触気になったりなどはしてない。ほんのこれっぽっちも。断じて。

「ふん、どうだかな。さっきからこれを味わいたくて腰が疼いてるようだが?」
「え、どうしてそれを……っ!」
「…………カマを掛けただけだが」
「あ……」
「……」
「……ご、ごめんなさい……」

 出鼻挫かれたような顔をしたまま黙っていたシェイムレスは、そのまま無言で俺の口に猿轡を噛ませてくる。

「む、むぐ……っ! むぐぐ……っ!」
「興が削げる、君は少々黙ってろ」
「むぐ……っ?!」

 少しショックだったが、そうだ。俺は今シェイムレスさんに拷問されそうになっていたことを思い出す。
 痛いのはやめて下さい、と必死に首を振ってアピールすれば、こちらを見たシェイムレスさんは「今更取り繕っても無駄だ」と俺の尻を叩くのだ。取り繕ってないのに、とちょっと泣く。じんじんと尻が痺れる。

「っ、む、むぐ……」
「君はどうやら私を萎えさせる才能があるらしいな。……相変わらず、あいつとはウマが合わない。こんな喧しい色気のないガキのどこがいいのやら」
「ぅ、むぐ」
「ほら、お前の好きなXXXLサイズの極太バイブだ。これが欲しかったんだろう」
「む、むうぅ……っ!」

 叩かれて腫れていたお尻に今度はバイブでべちべちと叩かれて飛び跳ねる。過敏になってたそこにイボが擦れ、お尻の穴がきゅっと締まった。不可抗力である。
 
「ぅ、むむぅ~~……っ」
「唾液の量が多いな。……ここにものを挿れることに抵抗がないどころか、喜んでるのか? 変態が」
「む……ぅ……」

 ち、違います。そんなことないです。
 そう言い返したいのに、うずうずとバイブに触れようと腰が動いてしまってこれでは説得力がまるでない。

「……はあ、まあいい。どこまでその威勢が続くか、愉しませてもらおうか」

 そう、シェイムレスは低く吐き捨て、そのまま俺の腰を捉えた。大きく開いた己の股の奥、口を開かされたそこにびっりとイボで埋まった亀頭が押し付けられる。
 そのまま力を咥え、ぐぷ、と体内へと割り入ってくるバイブの頭に腰が大きく震えた。
 痛みよりも違和感、そしてその違和感は甘い感覚になって下半身に広がっていく。
 ふ、太い、というよりもイボが擦れて中を引っかかれるのがすごく、気持ち良い。
『やっぱり変態じゃないか』というシェイムレスさんの声が木霊した。違う、これは不可抗力なのだ。

「む、ぅうう~~……っ!」
「……なんで普通に入るんだよ、これが」
「む、うぅ、むぐ……っ」

 普通じゃないです、苦しんではいます。と視線で訴えかけるがまるでシェイムレスさんには届いていないようだ。やや引いたような冷たい目線が返ってくる。

「まあいい、……しかし、奥までとなると流石に……」
「っ、む、ぅ……っ!」

 ごりゅ、と前立腺を激しく擦り上げるようにして摩擦されるバイブに堪らず体を攀じる。俺の反応が一層大きくなったのを確認し、更にシェイムレスさんはそこを狙ってバイブを挿し抜きするのだ。

「む、ぅ゛……っ、んん、むぅ~~……っ!」
「ここか、君が弱いところは」
「む、う、う゛……っ!」
「……いい声で鳴くな。ほら、もっと足掻いてみせろ」
「ん、む゛……っ!」

 びっちりとバイブ全体に生えたイボでぞりぞりと中を擦られるだけで頭が真っ白になる。これ、やばい。圧迫感に加えて逃げられない刺激と快感に板挟みになったような感覚は正しく拷問なのかもしれない。

「ふ、ぅ゛……ッ、む……っ!」
「口を塞いでいて正解だったな。……舌を噛まずに済んだだろう」
「んむ、ぅ゛……っ」
「ほら、奥までねじ込んでやる」
「む、うっ」

 尻に突き刺さっていたバイブ、その底の部分を掴むように押したシェイムレスに青褪めるのも束の間。一気に腹の奥まで収まるバイブに目を見開いた。
 閉じかけていたそこにまで感じたことのない刺激が加わり、腰が震える。追い出そうと内壁に力が入る度によりイボの感触が鋭利になり、快楽の沼から抜け出せない。

「む、ぅ……うぅ……っ」
「そういえば、君は忘れていないか? ……これがバイブだってことを」
「……っ!」

 ま、まさか。そう言った傍から、何かのスイッチを取り出すシェイムレス。その口元に笑みが浮かぶのを見た。
 今そこで動かれるのは、まずい。
 みちみちに詰まった存在感のあるそれに息を飲む。が、止めることなど身動き取れない俺には不可能なことだった。
 次の瞬間、腹の中の異物が動き出したのだ。
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