とある村人A~Z

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不死者の天敵

その1 見えないだけで無いわけじゃない

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 昨夜の酒の所為か、思いのほか遅い時間に目が覚めてしまったので、予定を変更して朝食モーニングをいただいてから宿を出ることにした。
朝食は銅貨六枚で頼むことが出来るのだが、手伝いの娘さんにはこれまでの感謝を込めた銀貨を一枚を握らせて別れを告げる。
ずるずると都合十三日ものアイダお世話になってしまった宿屋の女将、セオーラさんに手を振って港湾都市グラの北門から街道へと足を踏み出すと、鼻歌の一つも歌い終わらないうちに、何処ぞの商人の馬車が脱輪して立ち往生してしまっていてる所に出くわした。
そう珍しい光景ではない筈なのだが、ちょっとした人だかりが出来ているところを見ると、存外な苦戦をしているらしい。
とりあえず野次馬の皆さんと一緒に手伝って、銅貨一枚心付けと感謝の言葉を受け取ってから北へ向かう道を歩き出す。
『貴方は本当に良い人よねぇ』
いや、あれは旅人の礼儀マナーみたいなもんでしょう?
て言うか…… それ、多分タブン褒めてませんよね?
『付き合いの良い人と都合の良い人。 どちらがお好みかしら?』
女神様アンタなぁ……

 秋も深まるこの時期だが、今のところまだだいぶ南の方に居るためか、ただ歩くというだけでも少々汗ばむ程度には暖かい。
グラに来るちょっと前からそうだったけど、まだこの辺だと外套マントは必要なかったかも知れないなぁ…… 雲も殆ど見えないし、その辺で脱いでおくべきだろうか?
『夜になったらまだ解らないんじゃない?』
まあ、そのときはまた改めて着るからいいですよ。
ついでに木陰で小休憩でも入れようかと街道の脇を物色していると、なんとなく誰かに呼ばれたような気がした。
「……うん?」
……
…………
………………
女神様じゃあ…… ないですよね。
『私は何も?』
「ですよねぇ」
「るふさーん」
『あ……』
「アルフさーん! お待ちになってくださいましアルフさぁ~ん!!」
「あー……」
『貴方、完全に忘れてたでしょう?』
女神様もそうなんじゃないかと疑っているところですが、ここはひとつ、正直に真相の開示をお願いします。
『ソンナマサカ……』
やはり仲間か。

「はっ…… はあっ…… やっ…… ふー…… やっと! 追いつき! ました! わっ!!」
「ベルフェットさん…… グラからここまでずっと走ってきたんですか?」
「いっ、一度西門セイモンから出て! しまってっ! いくら! 探してみても! 見つからないので! もしやこちら! だったのではとっ! はっ…… ひっ……」
「あー…… まあ、とりあえず落ち着くまでそこの木陰で休憩しましょうか。 俺もちょっとノド渇いてたところなんで一緒に」
「はひっ! はぁ~~~…… でもっ…… 本当に…… 見つかってっ…… 良かった…… ですわ~~~」
さて、ちょっと困ったぞ?
『どうしましょう?』
どうしましょうかねぇ?
用件は解ってるんだけども……
『解ってるんだけどねー……』

「よかったらコレ食べますか? 昨日市場イチバで買ってみたんですが、見た目より汁気も多いしなかなか美味いんですよ?」
「ありがとう、ございます。 いただき、ますわ」
木陰に腰を下ろして尚、隣で肩を上下させているベルフェットさんに、背嚢リュックに入れてあった果実を半分に割ってから皮を剥いて差し出してみる。
もう半分はモチロン俺が食べる分。 あげませんよ?
『はいはい』
形はリンゴに似ているが薄い黄土色で表面にぽつぽつと細かい斑点がある果実で、繊維質がちょっと強いけどサッパリした甘さで汁気が多く、香りも良くて、久しぶりに良い買い物をしたと思える逸品だ。
うっかり名前を訊くのを忘れてしまったことが悔やまれてならないが、次に見かけたときの楽しみとしてとっておくとしよう。 種ももう少し欲しいところだし。
『また買うのは決定事項なのね』
是非もなし。
「ほぁー…… 落ち着きましたわ~。 とっても美味しいですわね、この果物。 ワタクシ初めて食べましたけれど、なんていう名前ですの?」
おぅふ……
『あらー……』
幸せそうな笑顔を向けてくるベルフェットさんに対して、俺は渋い顔をしながら視線を逸らすことしかできなかった。
なんたる不覚!
『ざっ』
……
『なんでもないわよ?』
…………
『ほほっ、本当になんでもないのよ?』
女神様には前科がありますが…… まあいいでしょう。



「んー…… で、やっぱり付いて来る気なんですか?」
ゆるいウェーブのかかった金の髪を風に漂わせながら真面目な顔で真っ直ぐにこちらを見つめてくる滅多にいないぐらいの美人の風精混在型人類エルフの女性は、どうやらこの話題に関しては今のところ一切譲る気が無いらしい。
そういえば、グラの街中マチナカでは着てなかったけど、ベルフェットさんも今は外套マント羽織ってますね。 俺の襤褸ボロと違って材質が良いからなのか、ちょっとくすんだ萌黄色でかなり使い込まれてるように見えるのに、むしろそれが風格みたいに感じられて…… これ、相当な良い物なんじゃないだろうか?
『確かに…… 材質からして相当なものだけど、いくつもの付与魔術エンチャントが付いてる結構な代物みたいよ? 勇者のお供をするぐらいだもの。 これくらいは持っていて当然じゃないかしら』
なーるほど。
市場イチバと酒場での印象しか無かったからイマイチ実感が沸かなかったけど、今は不思議な光沢の胸甲ブレストやら篭手アームやら脚絆ゲートルなんかも装備していることと相まって、非常に冒険者らしく見える。
やっぱり冒険者なんだなぁ。
『超ベテランのね』

「お邪魔でなければ…… なのですけれど。 アルフさ…… いえ、賢者様は、この先どちらへ向かわれるのでしょうか? もしお邪魔でないのでしたら、私もご一緒させていただければ…… と」
「まあ、昨夜の相談事は結局ケッキョク解決策の一つも提示できてませんしね。 それに邪魔ということは……」
特に無いですよね?
「……あ、昨夜はお恥ずかしいところをお見せしてしまって申し訳ありませんでした。 私ったら、賢者様に宿のお世話までしていただいたそうで…… うぅぅ…… 本当にお恥ずかしいところをぉぉぉ……」
昨夜の自身の所業を思い出したようで、今更になって羞恥に頬を染めているベルフェットさんは、元々大きくもない体をどんどんと縮こまらせながら悶えていた。
と言うか女神様? 昨夜から思ってたんですが、運命みたいな感じの流れだかなんだか言う例のアレ。 アレでベルフェットさんの役に立ちそうな情報は出てこないものなんですかね?
『あー…… んー…… それなんだけど……』
歯切れ悪いですね。 便秘か何かですか?
近所の神知り合いに頼んで本気で天罰落としてあげましょうか?』
申し訳ありませんでした。
『それでねー…… ほら、私が四大氏族のうちの人族と獣人族と魔族を担当している。 って言うのは前に教えたことがあったじゃない? 貴方、ちょっと風精混在型人類エルフっていう言葉を思い浮かべてみてくれる?』
あぁ…… なんか相当昔に聞いた気がしますね。
しかし、エルフ…… ですか?
『そっちじゃなくて難しいほう』
難しい? あー…… 風精混在型人類コレ
『はい。 じゃあ、それをちょっと読んでみましょう』
エルフですよね?
『意味をしっかり考えながらもう一度』
風精混在型人類…… ふうせいこんざいがた?
『そうそれ!』
えーと……つまり?
風精混在型人類エルフとか地精混在型人類ドワーフとか、この辺りの半精霊種ハンセイレイシュたちは、今でこそ人族っていう大まかな枠の中に括られてはいるんだけど、エルフの場合、私たち神が定めた人族であるところの汎型人類ヒト風精フウセイ…… つまり風の力を持った精霊族が、半分くらいずつ混ざって出来てる種族なの。 でも、私は汎型人類って言う人族については担当しているんだけれど精霊族は完全に管轄外で…… つまりベルフェットちゃんの場合、良くて普通の汎型人類ヒトゾクの半分。 正直悔しいんだけれど、ものすごーくぼんやりとしか見えないのよねー』
なんと…… 女神様の力にはそんな欠点があったんですか。
そういえば昔、精霊族のは全然見えないって言ってましたっけね。
『欠点というか、管轄の問題って難しい上に面倒臭いのよ? 本当に。 それと、当然貴方アナタのも全く見えないからね?』
そーですか…… しかし、それじゃホントにどうしたものか。
『あっ…… でも、本当の本当にうっすらぼや~んとしか見えないのだけれど、しばらく貴方と一緒にいると何か良いことがあるような無いような……』
漠然としすぎてるなぁ……
『まあ、連れて行ってあげたら? 案外貴方も楽しいかもしれないわよ? どうやら歳も殆ど変わらないみたいだし、話が合ったりするんじゃないかしら』
歳がなん……? えっ?
『五百十三歳なんですって』
おぉ~…… そんなに歳が近い人間なんてどれぐらいぶりに見たんだろうか。
ちょっと感動しましたよ?
『でしょう?』
エルフは千年二千年生きるっては言うけど、殆ど会ったことなんて無かったからなぁ。
『それに、ここまで来ちゃったらそう簡単には逃げ切れないでしょうしね』
それは確かに…… まあ、用件が用件だけにイキナリ襲ってきたりなんてことはしないだろうけど、追跡者に脅えながらの逃亡生活だなんて真っ平御免ですねぇ。
面倒ゴトは早めに片付けちゃったほうが気が楽ですしね。
じゃあ…… ためしにしばらく一緒に行ってみますか。
『旅は道連れよ~』

「あのぅ…… では、私…… その、ご一緒させていただいても?」
「少し北の方に用事があるので暫くの間は旅暮らしになると思いますが…… 例の相談事友達作りについては道中で何か思いつくかもしれませんし、ベルフェットさんがそれで構わないんでしたら、一緒に行ってみましょうか。 それと…… 俺の名前なんですが、今はガロって名乗ってますんで、そっちでお願いします。 賢者様ってのもこそばゆいんで、出来れば極力控えてもらえると助かりますね」
酷く不安な顔で恐る恐ると訊ねてくるベルフェットさんに、俺は今度こそはっきりと了承の返事をしてみせた。
一転して花咲くようなベルフェットさんの笑顔の攻撃力がちょっと凄い。
これ…… 知らない人がうっかり見たら全財産貢いじゃったりするヤツだろう。
『それ…… 無自覚なのよ? このは一生のうちに一体どれだけの国を滅ぼす気なのかしらね?』
実績があるからナオ恐ろしいな、この人は! タイラらなのに!
『そう言えば…… 貴方は大きいほうがお好みなのかしら?』
限度ってものはありますが、手からちょっと零れるくらいだと最高なんじゃないですかね?
平らなのは…… どうなんだろう? 考えたことが無かったんで何とも言えない感じかなぁ。
『……そう』
珍しい方向に話を振ってきましたけど…… 急にどうかしたんですか? 女神様。
『なんでも、ないわ』

 しかし、ただ歳が近いと言われただけなのに、途端に親近感のようなものが湧いてくるのだから不思議なものだ。
カルナ村を出てから一年。 軽口を言える相手も適当な同道シャもない独りの生活に慣れ切ってしまった俺ではあるが、女神様の言うように、偶には道連れのある旅も悪くないのかも知れない。
昨夜の酒場は楽しかったしなぁ……
あれ? 俺って今ひょっとして、人が恋しくなってる…… のか?
『貴方やっぱりチョロいわ』
女神様!?

「わかりましたわっ! ありがとうございますガロ、さん? ガロさんですのねっ!」
「ほいほい。 では、しばらくの間よろしくお願いしますよベルフェットさん」
「はいっ! よろしくお願いしますわっ! ガロさん! あっ…… 私の事はベルフェと呼んでくださいまし。 ベルフェと呼び捨てでも、ベルフェさんでもベルフェちゃんでも構いませんわっ!」
「ふむ…… べるふぇベルフェ…… じゃあベルフェさんで」
「……はい」
あれっ?
なんかちょっと…… ヘコんだ?
最後に残っていた果実の欠片を口に放り込んでしゃくしゃくやっていると、急に肩を落としてしまったベルフェさんが、何故だかちょっと不満そうにこちらを見ていた。
もう半分も食べたかったんですかね?
『今のは貴方が悪いわ』
解せぬ。


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