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第1章 変態
1 太陽の家での珍騒動
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「え~っと、それで?
あなた方は私に、どんな反応をお望みでしょうか?」
「は…???」
いや、は?じゃなくて!!
希望をきーてんだから、さっさと言えっての!!
私は今、太陽の家に来ている。
そして私の背中には…双子ちゃんズ。
「た、太陽のおねーちゃん!!」
「私の背中から、出てきちゃダメ!!
そんでもって…眼はしっかりつぶる!!いい!!」
「う…うん…」
双子ちゃんズは不安そうだが、私の指示には従ってくれるからありがたい。
え?
どうして私が双子ちゃんズに、眼をつぶっているように、言ったかって?
だってさぁ…。
私の前には3人の男がいて…ここは袋小路、逃げ場はない。
っつーか、双子ちゃんズだけでも逃がせないかな…。
目前の男3人の格好がさぁ…。
マントとシャツのみなんだよねー。
下半身は…見事な丸出し…。
私は慣れてるから、いーけど。
小さい女の子に、トラウマ作るわけにゃぁいかんってことさ。
「お、俺らの姿を見て、何とも思わないのかぁ!!」
ん~私が思った事と言えば…、見せびらかすほど立派かぁ?かなぁ…。
「ですから!!して欲しいリアクションを言ってくれれば、対応しますってば」
面倒くさいなぁ…。
こーゆー変態プレイ好きって…、結構好みが激しーんだよね~。
だから、こっちでパターン考えるより、希望聞いた方が早いのさ。
私一人ならいいけど、双子ちゃんズを危険な目にあわせる訳にはね~。
え?
そもそも何でこんなことになってるかって?
そりゃ、私が聞きたいよ。
そもそも今朝に遡るけどさ~。
-----------------------------------------------------------------------------------
「おっはよ~、みんなぁ!!元気にしてたぁ?」
私が行くと、子供たちは口々に挨拶して、戯れてきてくれる。
今日、私は一人で太陽の家に来ている。
ギリアムや王立騎士団の皆さまはお仕事。
あ、当然護衛はいるよ。
そんな私に続き…レイチェルとマギーも来た。
レイチェルとマギーは、前回レイチェルがお試しで来た時に、意気投合。
今度、刺繍とリースの合作を出そうと言うことになっている。
今日はその打ち合わせを、子供たちを交えながらする予定だ。
みんなそれぞれ案を出し…和気あいあいとしている所に、
「こんにちは…」
コウドリグス侯爵家が一家全員勢ぞろい…+1名、ローカス卿。
ジュリアの姿を目ざとく見つけたレイチェルが、
「ジュリア!!」
駆け寄ってくる。
「どうしてここに…?」
レイチェルは信じられないようだが、とても嬉しそうだ。
「あ、子供教室に誘ったの」
私が言えば、
「話を聞いてみたら面白そうだったから…この子たちにはたくさんの事を経験させて
あげたいの」
6歳(ベルツ)と3歳(フェルズ)の男の子。
ベンズ卿とジュリアの子供だ。
「わあ…もうこんなに大きくなったんだ…」
その眼には…喜びと共に、少しの悲しみを含んでいる…。
レイチェル…結婚して3年過ぎたけど、子供を妊娠する気配がないの…やっぱり
気にしてるんだろうなぁ。
「久しぶりね、体は大丈夫?」
ルベンディン侯爵家のパーティーの時は、とても話などできる状態じゃなかったし、その後は
レイチェルが寝込んじゃったからね…。
「あまり公の場では、会いづらくなったって聞いたから…。
だったら、ここでどうかなって…。
今日の子供教室は、父子参加が基本だから…。
ジュリアはここでみんなと一緒に、おしゃべりしながら案を出してくれると助かるよ」
「何から何まで…ありがとうございます」
ジュリアとレイチェルは、素直にお礼を言ってくれて、皆の輪に加わった。
コミュ力高いジュリアは、すでに馴染んでいるし。
そして私は少し名残惜しそうなローカス卿も含め、男たちを連れて庭へ。
その庭には…、
「わあぁっ!!これなーに?」
私考案の、見事なアスレチックが。
……補足だけどさ。
この世界って、子供の遊具みたいなのは…よほどの金持ちのお宅しか置いていない。
そして広場で遊ぶにしても…鬼ごっことかかくれんぼとか…そんなもの。
もちろん、それだって十分楽しいだろうけど…。
私としては、遊びとは別に、体を鍛えている子供たちに…できれば遊びながら体を鍛える
方法が無いか…と、色々考案したのさ。
もちろん前世で太客だった、ジムトレーナーさん、遊具設計会社勤めさんも、どうもありがとう
ございました。
「アスレチックって言うんだけど…遊びながら体を鍛えられるように…って、考案してみたの。
詳しい説明書を渡すわ。
わからない所は…字が読める人に聞いてね」
ここには…字が読めない人もいるから、出来るだけ絵で伝えられるように、頑張ったけど…。
どうしたって限界はある。
するとみんなが話をし出して…あ、ベンズ卿みんなに教えてあげてる…。
何気にいい人なんだよね…ホント。
そして子供たちは思い思いにやってみて…。
気が付いたら、時間は矢のように過ぎ去った。
「どうです?皆さん」
私が聞けば、良かったところ、改善点など、皆それぞれざっくばらんに話してくれた。
大変参考になりますなぁ…。
「オルフィリア嬢…これは素晴らしいですね」
「まあ、ありがとうございます。ベンズ卿」
素直に褒めてくれているから、ホントに嬉しい。
「本当だよ、子供のものとは思えないくらい、計算されているし、作り込まれている。
何よりみんな、とても楽しそうだ。
サイズを大きくして、大人がやっても楽しめるんじゃないかな…」
それはひそかに計画中~っすよ、ローカス卿。
まだしばらく遊びたいという子供たちや大人たちを置いて、私は刺繍教室がどうなったか、
見に行こうとしたのだが…。
「オルフィリア嬢…」
施設の職員に声をかけられる…。
「実は…最近オルフィリア嬢のいらっしゃる予定を、しきりに聞いてくる方がいて…」
「あ~、いつものやつね」
これは誰…と特定できないことが多いのだが…、超有名人であるギリアムの婚約者になってから
というもの、結構パパラッチ的な人とか、ミーファーファンとかが後を絶たない。
特に私が色々話題になってから、飛躍的に増えた。
「誤魔化しはしているのですが…、オルフィリア嬢がいらっしゃると施設がにわかに活気づく
ので…、今日いらしていることも、もうバレている恐れが…」
「ん~、わかった。
警備強化するように、伝えてちょうだい」
私がこの施設に来るときは、当然ファルメニウス公爵家の護衛騎士を伴う。
もちろんジェードもいるよ。
私は刺繍教室に行くと、みんなひと段落つけていたところだった。
「フィリー!!」
マギーが寄ってきて、
「皆さんが沢山…いい案を出してくれました!!
素晴らしいものが、できそうです!!」
とっても嬉しそうね…良かった。
マギーも…この施設に初めて来たときは…随分と暗い…一種諦めたような顔をしていたからなぁ…。
「マギーって…オルフィリア嬢の事を、フィリーって呼んでいるの?」
おや、ジュリアが来た。
「あ…はい…、人によって使い分けているのですが…親しい人だけの時は…そう呼んでいます」
「良かったら…ジュリアもレイチェルも、私の事そう呼んでもいいですよ?
2人とは…これからも仲良くしたいし…」
「い、いいんですか?」
レイチェル…そんなに謙遜せんでええよ。
「わぁ、ありがとうございます」
ジュリアはすっごく喜んでくれて、私も嬉しい。
そんな風に笑い合っていると、
「おねぇちゃーん」
おや、双子ちゃんズ…。
「なんかさっきから…知らない人がうろついてるよぉ」
「え?」
双子ちゃんズが開いている窓から、指をさした。
……ああ、本当だ。
何だか挙動不審だね。
ここは2階だから、来ようとしてもすぐには来れないだろうが…。
「あの…皆さん念のため、この建物から出ないでください…。
私は外にいる男性陣に、声をかけてきます」
「え?危険ですよ!護衛騎士の方に任せた方が…」
「はい、もちろん護衛は使いますし、声をかけると言っても、建物内から十分声は
届きます…。
それに外には…ベンズ卿とローカス卿がいますから」
などと話してみんなを安心させた…までは良かったのだが…。
…………………………………あれ?
なんか…おかしい…。
何かが…足りない…。
私はそこで、ハッとなる。
「マギー…双子ちゃんズどこ行った?」
「え?
ミナちゃんと、ナミちゃん?そう言えば…」
慌てて姿を探すが…いない!!
「いやぁぁああぁ―――――――っ!!」
その時私の耳に響いたのは…双子ちゃんズの悲鳴だった。
あなた方は私に、どんな反応をお望みでしょうか?」
「は…???」
いや、は?じゃなくて!!
希望をきーてんだから、さっさと言えっての!!
私は今、太陽の家に来ている。
そして私の背中には…双子ちゃんズ。
「た、太陽のおねーちゃん!!」
「私の背中から、出てきちゃダメ!!
そんでもって…眼はしっかりつぶる!!いい!!」
「う…うん…」
双子ちゃんズは不安そうだが、私の指示には従ってくれるからありがたい。
え?
どうして私が双子ちゃんズに、眼をつぶっているように、言ったかって?
だってさぁ…。
私の前には3人の男がいて…ここは袋小路、逃げ場はない。
っつーか、双子ちゃんズだけでも逃がせないかな…。
目前の男3人の格好がさぁ…。
マントとシャツのみなんだよねー。
下半身は…見事な丸出し…。
私は慣れてるから、いーけど。
小さい女の子に、トラウマ作るわけにゃぁいかんってことさ。
「お、俺らの姿を見て、何とも思わないのかぁ!!」
ん~私が思った事と言えば…、見せびらかすほど立派かぁ?かなぁ…。
「ですから!!して欲しいリアクションを言ってくれれば、対応しますってば」
面倒くさいなぁ…。
こーゆー変態プレイ好きって…、結構好みが激しーんだよね~。
だから、こっちでパターン考えるより、希望聞いた方が早いのさ。
私一人ならいいけど、双子ちゃんズを危険な目にあわせる訳にはね~。
え?
そもそも何でこんなことになってるかって?
そりゃ、私が聞きたいよ。
そもそも今朝に遡るけどさ~。
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「おっはよ~、みんなぁ!!元気にしてたぁ?」
私が行くと、子供たちは口々に挨拶して、戯れてきてくれる。
今日、私は一人で太陽の家に来ている。
ギリアムや王立騎士団の皆さまはお仕事。
あ、当然護衛はいるよ。
そんな私に続き…レイチェルとマギーも来た。
レイチェルとマギーは、前回レイチェルがお試しで来た時に、意気投合。
今度、刺繍とリースの合作を出そうと言うことになっている。
今日はその打ち合わせを、子供たちを交えながらする予定だ。
みんなそれぞれ案を出し…和気あいあいとしている所に、
「こんにちは…」
コウドリグス侯爵家が一家全員勢ぞろい…+1名、ローカス卿。
ジュリアの姿を目ざとく見つけたレイチェルが、
「ジュリア!!」
駆け寄ってくる。
「どうしてここに…?」
レイチェルは信じられないようだが、とても嬉しそうだ。
「あ、子供教室に誘ったの」
私が言えば、
「話を聞いてみたら面白そうだったから…この子たちにはたくさんの事を経験させて
あげたいの」
6歳(ベルツ)と3歳(フェルズ)の男の子。
ベンズ卿とジュリアの子供だ。
「わあ…もうこんなに大きくなったんだ…」
その眼には…喜びと共に、少しの悲しみを含んでいる…。
レイチェル…結婚して3年過ぎたけど、子供を妊娠する気配がないの…やっぱり
気にしてるんだろうなぁ。
「久しぶりね、体は大丈夫?」
ルベンディン侯爵家のパーティーの時は、とても話などできる状態じゃなかったし、その後は
レイチェルが寝込んじゃったからね…。
「あまり公の場では、会いづらくなったって聞いたから…。
だったら、ここでどうかなって…。
今日の子供教室は、父子参加が基本だから…。
ジュリアはここでみんなと一緒に、おしゃべりしながら案を出してくれると助かるよ」
「何から何まで…ありがとうございます」
ジュリアとレイチェルは、素直にお礼を言ってくれて、皆の輪に加わった。
コミュ力高いジュリアは、すでに馴染んでいるし。
そして私は少し名残惜しそうなローカス卿も含め、男たちを連れて庭へ。
その庭には…、
「わあぁっ!!これなーに?」
私考案の、見事なアスレチックが。
……補足だけどさ。
この世界って、子供の遊具みたいなのは…よほどの金持ちのお宅しか置いていない。
そして広場で遊ぶにしても…鬼ごっことかかくれんぼとか…そんなもの。
もちろん、それだって十分楽しいだろうけど…。
私としては、遊びとは別に、体を鍛えている子供たちに…できれば遊びながら体を鍛える
方法が無いか…と、色々考案したのさ。
もちろん前世で太客だった、ジムトレーナーさん、遊具設計会社勤めさんも、どうもありがとう
ございました。
「アスレチックって言うんだけど…遊びながら体を鍛えられるように…って、考案してみたの。
詳しい説明書を渡すわ。
わからない所は…字が読める人に聞いてね」
ここには…字が読めない人もいるから、出来るだけ絵で伝えられるように、頑張ったけど…。
どうしたって限界はある。
するとみんなが話をし出して…あ、ベンズ卿みんなに教えてあげてる…。
何気にいい人なんだよね…ホント。
そして子供たちは思い思いにやってみて…。
気が付いたら、時間は矢のように過ぎ去った。
「どうです?皆さん」
私が聞けば、良かったところ、改善点など、皆それぞれざっくばらんに話してくれた。
大変参考になりますなぁ…。
「オルフィリア嬢…これは素晴らしいですね」
「まあ、ありがとうございます。ベンズ卿」
素直に褒めてくれているから、ホントに嬉しい。
「本当だよ、子供のものとは思えないくらい、計算されているし、作り込まれている。
何よりみんな、とても楽しそうだ。
サイズを大きくして、大人がやっても楽しめるんじゃないかな…」
それはひそかに計画中~っすよ、ローカス卿。
まだしばらく遊びたいという子供たちや大人たちを置いて、私は刺繍教室がどうなったか、
見に行こうとしたのだが…。
「オルフィリア嬢…」
施設の職員に声をかけられる…。
「実は…最近オルフィリア嬢のいらっしゃる予定を、しきりに聞いてくる方がいて…」
「あ~、いつものやつね」
これは誰…と特定できないことが多いのだが…、超有名人であるギリアムの婚約者になってから
というもの、結構パパラッチ的な人とか、ミーファーファンとかが後を絶たない。
特に私が色々話題になってから、飛躍的に増えた。
「誤魔化しはしているのですが…、オルフィリア嬢がいらっしゃると施設がにわかに活気づく
ので…、今日いらしていることも、もうバレている恐れが…」
「ん~、わかった。
警備強化するように、伝えてちょうだい」
私がこの施設に来るときは、当然ファルメニウス公爵家の護衛騎士を伴う。
もちろんジェードもいるよ。
私は刺繍教室に行くと、みんなひと段落つけていたところだった。
「フィリー!!」
マギーが寄ってきて、
「皆さんが沢山…いい案を出してくれました!!
素晴らしいものが、できそうです!!」
とっても嬉しそうね…良かった。
マギーも…この施設に初めて来たときは…随分と暗い…一種諦めたような顔をしていたからなぁ…。
「マギーって…オルフィリア嬢の事を、フィリーって呼んでいるの?」
おや、ジュリアが来た。
「あ…はい…、人によって使い分けているのですが…親しい人だけの時は…そう呼んでいます」
「良かったら…ジュリアもレイチェルも、私の事そう呼んでもいいですよ?
2人とは…これからも仲良くしたいし…」
「い、いいんですか?」
レイチェル…そんなに謙遜せんでええよ。
「わぁ、ありがとうございます」
ジュリアはすっごく喜んでくれて、私も嬉しい。
そんな風に笑い合っていると、
「おねぇちゃーん」
おや、双子ちゃんズ…。
「なんかさっきから…知らない人がうろついてるよぉ」
「え?」
双子ちゃんズが開いている窓から、指をさした。
……ああ、本当だ。
何だか挙動不審だね。
ここは2階だから、来ようとしてもすぐには来れないだろうが…。
「あの…皆さん念のため、この建物から出ないでください…。
私は外にいる男性陣に、声をかけてきます」
「え?危険ですよ!護衛騎士の方に任せた方が…」
「はい、もちろん護衛は使いますし、声をかけると言っても、建物内から十分声は
届きます…。
それに外には…ベンズ卿とローカス卿がいますから」
などと話してみんなを安心させた…までは良かったのだが…。
…………………………………あれ?
なんか…おかしい…。
何かが…足りない…。
私はそこで、ハッとなる。
「マギー…双子ちゃんズどこ行った?」
「え?
ミナちゃんと、ナミちゃん?そう言えば…」
慌てて姿を探すが…いない!!
「いやぁぁああぁ―――――――っ!!」
その時私の耳に響いたのは…双子ちゃんズの悲鳴だった。
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