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第一章 新たなる旅立ち
新たなる旅立ち
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「……そうですか……エジタスさんの遺したロストマジックアイテムを……」
フォルスの一軒家で、一夜を過ごした一同。夜が明けると、サタニア達は建設中の魔王城へ、真緒達はカルド城へ、別れを告げてそれぞれの場所へと向かった。カルド城に着いた真緒達は、リップに事情を説明し、急遽リリヤ女王との謁見を許して貰った。リリヤ女王に再会した真緒達は、これまで起こった出来事を事細かに話した。
「その情報は本当なんですか? 一国を落とせる程のマジックアイテムだなんて、聞いた事もありません」
「ヘッラアーデのトップが、わざわざ支部にまで足を運んで説明した内容だ。事実と受け取っていいだろう」
「ヘッラアーデのトップ……大司教エイリスですか……」
「リリヤ様、今ならレッマイルの教会を取り囲んでいる兵士達を使って、大司教エイリスを捕らえる事が出来ます」
「……止めときなさい」
エイリスを捕らえるというリップの申し出に対して、リリヤ女王は反対した。
「何故ですか!? 今なら確実に捕らえる事が出来ます!! このチャンスを逃す手はありません!!」
「リップ、マオさん達の話を思い出しなさい」
「えっ……あっ……」
リリヤ女王に言われた事で、真緒達の話を思い出したリップは、捕らえられない悔しさから俯いてしまった。
「リップ……あなたの言う通り、取り囲んでいる兵士達を今すぐ突入させれば、ヘッラアーデ13支部にいる殆どの教団員達を捕らえる事が出来るでしょう……しかし、エジタスさんと同じ転移魔法が扱える大司教エイリスには、逃げられてしまう。そして突入した事で、他のヘッラアーデ支部の警戒心を上げてしまい、二度と姿を表す事は無くなるでしょう」
「考えが足りていませんでした。申し訳ありません……」
「急ぐ気持ちも分かります。しかし、急いては事を仕損じると言います。こうした状況だからこそ、冷静に対処しましょう」
「……はい」
リリヤ女王の言葉で、頭が冷えて冷静さを取り戻したリップ。
「……皆さん、ヘッラアーデへの潜入調査、本当にありがとうございました……不躾がましいお願いだと、重々承知しています。ですがどうか、皆様の手でヘッラアーデよりも先に、エジタスさんが遺した六つのロストマジックアイテムを手に入れて頂けないでしょうか?」
「「「「…………」」」」
命からがら、ヘッラアーデ13支部から脱出した真緒達に、今度はエジタスが遺したロストマジックアイテムを回収して欲しいと願い出て来た。リリヤ女王は、只ひたすらに頭を深く下げてお願いする。
「ぼ、僕からもお願いします!! こんな重要な任務を頼めるのは、マオさん達だけなんです!! お願いします!!」
リリヤ女王の後に続いて、リップも慌てて頭を深く下げて願い出る。
「……顔を上げて、リリヤ……」
「マオさん……」
「そんな頭を下げなくても、俺達の方から願い出るつもりだったよ」
「えっ?」
「エジタスさんが遺したロストマジックアイテム……供に旅をした私達だからこそ、回収する義務があります」
「支え合うのが仲間っで物だぁ。リリヤもエジタスざんも、オラ達の仲間……助け合うのは当たり前だぁ」
「そう言う事……だからこちらからもお願い。私達に、師匠が遺したロストマジックアイテムを回収させて」
「皆さん……ありがとう……ありがとうございます……」
あまりの嬉しさに、リリヤ女王の目から涙が零れ落ちる。
「良かったですねリリヤ様……本当に……本当に良かった……」
リリヤ女王の目から涙が零れ落ちるのを見て、思わず貰い泣きをしてしまうリップ。
「……しかし回収するのは良いが、肝心の場所が分からない」
「あっ、それならお任せ下さい。リップ、例の物を……」
「はい!! 畏まりました!!」
そう言うとリップは、懐から長方形で大きめの紙を取り出した。その紙には大陸の名前から国の名前など、大まかな地名が書き込まれていた。
「これはこの世界の地図です。この世界は大きく分けて二つの大陸があります。私達がいるのはここ、“東の大陸”と呼ばれる場所に位置する、この一番大きな国の所にいます」
リリヤ女王が指差した場所は、右側の大陸に位置する一際目立つ大きな城のマーク。そのマークの下には、小さく“カルド王国”と書き込まれていた。
「このカルド王国から、北に進んだ場所に位置する不気味な城のマーク。これが魔族の人達がいる魔王城になります。そしてここからずっと西……“西の大陸”と呼ばれる場所に位置する、一番大きな城のマーク……これが、先日お話しした“ゴルド帝国”になります」
「待て……ここが魔王城だとすると……俺達が今まで旅して来たのは、この東の大陸だけって事か……」
「世界は広い……私達は井の中の蛙だったのかもしれませんね……」
自分達が長い間、旅して来たのは世界の一部に過ぎなかった。あまりに広大な世界に、真緒達は呆気に取られていた。
「エジタスさんが遺したロストマジックアイテムがあるとすれば、西の大陸の方にあると思われます」
「ここ一年、西の大陸の各地で不可解な現象や出来事が起こっていると、報告が上がっています」
「それってつまり……」
「エジタスさんが亡くなった事で、ロストマジックアイテムの能力が発動している……」
「そこで皆さんには、この西の大陸に向かって頂き、この一年で不可解な現象や出来事が起こっている場所に足を運んで下さい」
「分かりました。明日から西の大陸に向かいます」
「えっ、明日ですか!?」
真緒の急な決断に、リリヤ女王とリップは驚きの表情を浮かべる。
「善は急げ。ヘッラアーデの連中も狙っているんだ。早い方が良いに決まっている」
「そ、そうですが……いくらなんでも……もっと心の準備とか……」
「必要ありません。行き当たりばったりの方が、私達らしいです」
「……そうですか、それなら何も言いません。只、私達から出来る限りの支援をさせて下さい。皆さんの旅が、少しでも楽になる様に……」
「リリヤ……ありがとう……」
リリヤ女王からの支援を受け取る中、真緒達はエジタスが遺した六つのロストマジックアイテムを探す旅に出る事を決意するのであった。
***
「……よし、準備万端……」
翌朝。各々の支度を終え、旅に出掛ける準備が整った一同は、カルド王国の城門前にいた。
「……本当に、昨日の今日で行かれてしまわれるのですね……」
「一度決めた事を、曲げたくはありませんからね」
「あれ、ハナコは何処だ?」
城門前には真緒、リーマ、フォルス、リリヤ女王、リップの五人しかいなかった。
「おぉーい!! 待っでぐれだぁ!!」
すると、遠くの方からパンパンに詰まった巨大な荷物を持ったハナコが駆け寄って来た。
「ハ、ハナちゃん……その大きな荷物は……?」
「勿論、食料だぁ!! 長い旅になるど思っで、野宿じでも大丈夫な様に沢山持っで来だだぁ!!」
「あ……うん……ハナちゃんらしいね」
重たい荷物を持ち、汗だくになりながらも満面の笑みを浮かべるハナコに、真緒達は微笑ましい物を見る様な目線を向けていた。
「それじゃあ、リリヤ。必ず、師匠が遺したロストマジックアイテムを全て回収して戻って来るよ」
「はい、皆さんのご武運をお祈りさせて頂きます。どうか、無事に戻って来て下さい」
「よし……出発!!」
「「「おぉ!!!」」」
気持ちを新たに真緒達は、西の大陸を目指して新たなる旅立ちを迎えるのであった。
細かい粒子に囲まれた村。次々と人が倒れ、うめき声を上げる。その村にいる全員の肌が、真っ黒に変色し始めている。
「あぁ……この村はおしまいだ……誰でもいい……助けて……く……れ……」
フォルスの一軒家で、一夜を過ごした一同。夜が明けると、サタニア達は建設中の魔王城へ、真緒達はカルド城へ、別れを告げてそれぞれの場所へと向かった。カルド城に着いた真緒達は、リップに事情を説明し、急遽リリヤ女王との謁見を許して貰った。リリヤ女王に再会した真緒達は、これまで起こった出来事を事細かに話した。
「その情報は本当なんですか? 一国を落とせる程のマジックアイテムだなんて、聞いた事もありません」
「ヘッラアーデのトップが、わざわざ支部にまで足を運んで説明した内容だ。事実と受け取っていいだろう」
「ヘッラアーデのトップ……大司教エイリスですか……」
「リリヤ様、今ならレッマイルの教会を取り囲んでいる兵士達を使って、大司教エイリスを捕らえる事が出来ます」
「……止めときなさい」
エイリスを捕らえるというリップの申し出に対して、リリヤ女王は反対した。
「何故ですか!? 今なら確実に捕らえる事が出来ます!! このチャンスを逃す手はありません!!」
「リップ、マオさん達の話を思い出しなさい」
「えっ……あっ……」
リリヤ女王に言われた事で、真緒達の話を思い出したリップは、捕らえられない悔しさから俯いてしまった。
「リップ……あなたの言う通り、取り囲んでいる兵士達を今すぐ突入させれば、ヘッラアーデ13支部にいる殆どの教団員達を捕らえる事が出来るでしょう……しかし、エジタスさんと同じ転移魔法が扱える大司教エイリスには、逃げられてしまう。そして突入した事で、他のヘッラアーデ支部の警戒心を上げてしまい、二度と姿を表す事は無くなるでしょう」
「考えが足りていませんでした。申し訳ありません……」
「急ぐ気持ちも分かります。しかし、急いては事を仕損じると言います。こうした状況だからこそ、冷静に対処しましょう」
「……はい」
リリヤ女王の言葉で、頭が冷えて冷静さを取り戻したリップ。
「……皆さん、ヘッラアーデへの潜入調査、本当にありがとうございました……不躾がましいお願いだと、重々承知しています。ですがどうか、皆様の手でヘッラアーデよりも先に、エジタスさんが遺した六つのロストマジックアイテムを手に入れて頂けないでしょうか?」
「「「「…………」」」」
命からがら、ヘッラアーデ13支部から脱出した真緒達に、今度はエジタスが遺したロストマジックアイテムを回収して欲しいと願い出て来た。リリヤ女王は、只ひたすらに頭を深く下げてお願いする。
「ぼ、僕からもお願いします!! こんな重要な任務を頼めるのは、マオさん達だけなんです!! お願いします!!」
リリヤ女王の後に続いて、リップも慌てて頭を深く下げて願い出る。
「……顔を上げて、リリヤ……」
「マオさん……」
「そんな頭を下げなくても、俺達の方から願い出るつもりだったよ」
「えっ?」
「エジタスさんが遺したロストマジックアイテム……供に旅をした私達だからこそ、回収する義務があります」
「支え合うのが仲間っで物だぁ。リリヤもエジタスざんも、オラ達の仲間……助け合うのは当たり前だぁ」
「そう言う事……だからこちらからもお願い。私達に、師匠が遺したロストマジックアイテムを回収させて」
「皆さん……ありがとう……ありがとうございます……」
あまりの嬉しさに、リリヤ女王の目から涙が零れ落ちる。
「良かったですねリリヤ様……本当に……本当に良かった……」
リリヤ女王の目から涙が零れ落ちるのを見て、思わず貰い泣きをしてしまうリップ。
「……しかし回収するのは良いが、肝心の場所が分からない」
「あっ、それならお任せ下さい。リップ、例の物を……」
「はい!! 畏まりました!!」
そう言うとリップは、懐から長方形で大きめの紙を取り出した。その紙には大陸の名前から国の名前など、大まかな地名が書き込まれていた。
「これはこの世界の地図です。この世界は大きく分けて二つの大陸があります。私達がいるのはここ、“東の大陸”と呼ばれる場所に位置する、この一番大きな国の所にいます」
リリヤ女王が指差した場所は、右側の大陸に位置する一際目立つ大きな城のマーク。そのマークの下には、小さく“カルド王国”と書き込まれていた。
「このカルド王国から、北に進んだ場所に位置する不気味な城のマーク。これが魔族の人達がいる魔王城になります。そしてここからずっと西……“西の大陸”と呼ばれる場所に位置する、一番大きな城のマーク……これが、先日お話しした“ゴルド帝国”になります」
「待て……ここが魔王城だとすると……俺達が今まで旅して来たのは、この東の大陸だけって事か……」
「世界は広い……私達は井の中の蛙だったのかもしれませんね……」
自分達が長い間、旅して来たのは世界の一部に過ぎなかった。あまりに広大な世界に、真緒達は呆気に取られていた。
「エジタスさんが遺したロストマジックアイテムがあるとすれば、西の大陸の方にあると思われます」
「ここ一年、西の大陸の各地で不可解な現象や出来事が起こっていると、報告が上がっています」
「それってつまり……」
「エジタスさんが亡くなった事で、ロストマジックアイテムの能力が発動している……」
「そこで皆さんには、この西の大陸に向かって頂き、この一年で不可解な現象や出来事が起こっている場所に足を運んで下さい」
「分かりました。明日から西の大陸に向かいます」
「えっ、明日ですか!?」
真緒の急な決断に、リリヤ女王とリップは驚きの表情を浮かべる。
「善は急げ。ヘッラアーデの連中も狙っているんだ。早い方が良いに決まっている」
「そ、そうですが……いくらなんでも……もっと心の準備とか……」
「必要ありません。行き当たりばったりの方が、私達らしいです」
「……そうですか、それなら何も言いません。只、私達から出来る限りの支援をさせて下さい。皆さんの旅が、少しでも楽になる様に……」
「リリヤ……ありがとう……」
リリヤ女王からの支援を受け取る中、真緒達はエジタスが遺した六つのロストマジックアイテムを探す旅に出る事を決意するのであった。
***
「……よし、準備万端……」
翌朝。各々の支度を終え、旅に出掛ける準備が整った一同は、カルド王国の城門前にいた。
「……本当に、昨日の今日で行かれてしまわれるのですね……」
「一度決めた事を、曲げたくはありませんからね」
「あれ、ハナコは何処だ?」
城門前には真緒、リーマ、フォルス、リリヤ女王、リップの五人しかいなかった。
「おぉーい!! 待っでぐれだぁ!!」
すると、遠くの方からパンパンに詰まった巨大な荷物を持ったハナコが駆け寄って来た。
「ハ、ハナちゃん……その大きな荷物は……?」
「勿論、食料だぁ!! 長い旅になるど思っで、野宿じでも大丈夫な様に沢山持っで来だだぁ!!」
「あ……うん……ハナちゃんらしいね」
重たい荷物を持ち、汗だくになりながらも満面の笑みを浮かべるハナコに、真緒達は微笑ましい物を見る様な目線を向けていた。
「それじゃあ、リリヤ。必ず、師匠が遺したロストマジックアイテムを全て回収して戻って来るよ」
「はい、皆さんのご武運をお祈りさせて頂きます。どうか、無事に戻って来て下さい」
「よし……出発!!」
「「「おぉ!!!」」」
気持ちを新たに真緒達は、西の大陸を目指して新たなる旅立ちを迎えるのであった。
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