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第八章 冒険編 血の繋がり
エレット VS マクラノ
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「エレットさん、どうして……?」
「何水臭い事を言ってるのよ。仲間のピンチを助けるのは当たり前でしょ」
「エレットさん……」
「マオぢゃん……大丈夫だがぁ」
するとその時、吹き飛ばされたハナコが戻って来た。鋼鉄に変化していたとはいえ、正面から鉄球を受けたそのダメージはかなりの物であった。
「ハナちゃん!! ハナちゃんこそ、大丈夫!?」
「な、何どが……」
「良かった……もう安心だよ。エレットさんが助けに来てくれたから」
「エレットざんが?」
「全く……情けない姿を見せるんじゃないよ。せっかくの可愛い顔が台無しだよ」
エレットの言葉に少し笑顔が戻る真緒とハナコ。そして二人の無事を確認したエレットは、マクラノの方に視線を向ける。
「これはこれは……数合わせの四天王がいったい何の用だい?」
当初こそ自身の攻撃が防がれ、驚きを隠せずにいたマクラノだったが、原因となっていたエレットが目の前に現れた事で一安心し、余裕の表情に戻った。
しかしそれはこちらも同じで、エレットの方も余裕の笑みを浮かべていた。
「へぇー、私が四天王だってよく知ってるね。ヘッラアーデが情報収集能力に長けているとは気付かなかったよ」
「こっちはありとあらゆる種族を迎え入れているからね。色んな情報が手に入るんだよ。最も、あんたの情報はあんたの友達から貰った物だけどね」
「リップね……勝手にペラペラと喋って……会ったら説教してやるわ」
友達というワードから、即座にリップの名前が上がる辺り、エレットからすれば未だにリップは友達という枠組みである事が伺えた。
逆にリップの方はと言えば、意図も簡単に情報を明け渡す辺り、エレットの事を友達とは思っていないのかもしれない。それでもエレットはリップに会ったら殺すのでは無く、説教だけで済ませるらしい。
これは彼女なりの優しさなのか、それとも……。
「それはお優しい事で……でもそんな事、考えなくても良いんだよ。だってあんたはここで死ぬんだからね!!」
そう言うとマクラノは断ち切られた鉄球を持ち上げ、エレット目掛けて勢い良く投げ飛ばした。
「あらあら、随分とせっかちなのね。もっとゆっくり落ち着いたら良いのに」
「っ!!?」
が、いつの間にか目の前からエレットの姿は消え失せ、気が付けば背後に回り込んでいた。
「ごめんなさい、これ以上遅くなったら、完全なお荷物になってしまうわね」
「ふ、ふざけるな!!」
煽られ、頭に血が上ったマクラノは、エレットに思い切り拳を振るうが、空振りに終わってしまう。
「ほらほら、頑張って。まだ一発も当たってないわよ」
「(転移魔法? 違う……もっと根本的な……)」
などと頭で考えながら、必死にエレット目掛けて拳を振るうマクラノだが、かすり傷一つすら当てられない。
「凄い……速い……」
唯一、端から見ていた真緒とハナコだけが、状況を理解していた。マクラノが拳を振るう度、エレットは目にも止まらぬ速さで避け、そのまま背後に回っていた。
「はぁ……はぁ……」
やがて息切れし始め、拳を振るうペースも遅くなった。
「よっと」
「あっ!! ぐっ!!」
それでも諦めずに拳を振るおうとするマクラノに対して、エレットは足を引っ掻けて転ばした。元々、恰幅の良い体型をしているマクラノ、体力が奪われた状態で倒れてしまっては、再び起き上がる事は中々出来ない。四つん這いになりながら、項垂れていた。
「勝負あったみたいだね」
「エレットざん、強いだぁ」
「ちょっと、まさか疑ってたの? これでも魔王軍の四天王なんだからね。これ位、余裕よ余裕」
「うがぁああああ!!!」
「「!!!」」
エレットが得意気に語り、隙を見せた一瞬、マクラノは側に落ちていた鎖を手に取り、エレットの首に通した。
「はぁ……はぁ……油断したね……あたしはあんたみたいな奴と何十年も戦って勝って来たんだ……何回も地べたを這いずり回って漸く手に入れた地位なんだよ……それを……簡単に終わらせてたまるか!!」
「エレットさん!!」
「動くんじゃないよ!! 少しでも妙な動きを見せたら、こいつの首を締め上げるからね!!」
「っ!!」
助けに入ろうとする真緒に、マクラノが忠告する。完全に形勢逆転してしまった。生殺与奪の権利を握らせてしまった時点で、最早真緒達に勝ち目は無かった。
「……はぁー、がっかりね……」
「「「!!?」」」
そんな中、殺されそうになっているにも関わらず、深い溜め息を漏らすエレット。
「せっかく分かりやすい隙を見せてあげたのに……取った行動がまさか人質作戦とはね……正直、拍子抜けだわ」
「な、何だって!? じゃあわざと隙を見せたとでも言うのかい!!?」
「当たり前でしょ。そうじゃなかったら、あなたみたいなトロイ奴に捕まる訳が無いじゃない」
エレットの言葉に動揺を隠し切れないマクラノ。カタカタと思わず鎖の持つ手が震えてしまう。
「う、嘘を言うんじゃないよ!! それならいったいどうやってこの状況から助かるつもりなんだい!!?」
しかしそこは修羅場を潜り抜けて来た強者。エレットの言葉をまともに信じる様な真似はしない。逆にどうやって助かるつもりなのか、聞き返した。
「その前に私がどうやって攻撃を避けていたか、知りたくない?」
「何?」
「私ね、“雷魔法”の使い手なのよ」
「雷魔法?」
「雷魔法は攻撃として相手に放つだけじゃ無く、自分自身を強化する為に唱える事も出来るのよ。例えば足に掛ければ、正に光の速さで動く事だって可能になるのよ」
「成る程……だから突然目の前から消えた様に見えたという訳か」
「まぁ、そう言う事ね」
「ふふふ……あっはっはっはっは!!!」
すると突然、マクラノが大声を上げて笑い始めた。先程までの険しい顔が嘘の様に無くなり、逆に不適な笑みを浮かべていた。
「種が分かればもう怖く無いわ。こうやって拘束してしまえば、どんなに足を速くしても関係無い!! あっはっはっはっは!!!」
豪快に笑うマクラノを尻目にエレットだけで無く、真緒やハナコまでもが呆れた表情を浮かべていた。
「な、何だい!! その顔は!? 何が言いたい!!」
「あんたさ……話を聞いて無かったの? 私は雷魔法を唱えられるんだよ?」
「だ、だから何だって言うんだ!?」
「…………」
口で言っても分からないという素振りに、エレットは仕方がないという表情を浮かべ、首に通されている鎖に触れた。
「“エレキテルショック”」
「あばばばばば!!!」
雷魔法を唱えた瞬間、鎖を通ってマクラノにも電流が流れた。慌てて手を離そうとするが、全身が痺れてしまっている為、指すら動かせない状態だった。
つまりエレットが止めない限り、永遠と痛みと痺れが続く事を意味していた。
***
「……ふぅ……」
「あ……がはぁ……」
やがてエレットが魔法を止めた事で、マクラノに流れていた電流が止まる。そして漸く鎖から手を離す事が出来るも、そのまま仰向けに倒れてしまった。
「金属は電気を通しやすいんだよ。それ位の常識、知っておくべきだったね」
「マクラノおばさん……これはさすがにちょっと……」
「オラだっで知っでるだぁ」
あのハナコでさえ知っていた常識を知らなかったマクラノ。三人が思わず呆れてしまうのも無理は無い。
「でも本当に助かりました。エレットさんが来てくれなかったら、今頃は鉄球の下敷きです」
「ありがどうだぁ」
「礼には及ばないよ」
「あっ、リーマとフォルスさん!! 今すぐ助けに行かないと!!」
「おっと待ちなさい。そう慌てなくても大丈夫だよ」
二人の安否を心配する真緒。急いで二人の元に向かおうとするが、エレットに止められてしまう。
「で、でも……」
「大丈夫なんだよ。何せあっちには魔王軍の“破壊神”が付いているんだからね」
「何水臭い事を言ってるのよ。仲間のピンチを助けるのは当たり前でしょ」
「エレットさん……」
「マオぢゃん……大丈夫だがぁ」
するとその時、吹き飛ばされたハナコが戻って来た。鋼鉄に変化していたとはいえ、正面から鉄球を受けたそのダメージはかなりの物であった。
「ハナちゃん!! ハナちゃんこそ、大丈夫!?」
「な、何どが……」
「良かった……もう安心だよ。エレットさんが助けに来てくれたから」
「エレットざんが?」
「全く……情けない姿を見せるんじゃないよ。せっかくの可愛い顔が台無しだよ」
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「これはこれは……数合わせの四天王がいったい何の用だい?」
当初こそ自身の攻撃が防がれ、驚きを隠せずにいたマクラノだったが、原因となっていたエレットが目の前に現れた事で一安心し、余裕の表情に戻った。
しかしそれはこちらも同じで、エレットの方も余裕の笑みを浮かべていた。
「へぇー、私が四天王だってよく知ってるね。ヘッラアーデが情報収集能力に長けているとは気付かなかったよ」
「こっちはありとあらゆる種族を迎え入れているからね。色んな情報が手に入るんだよ。最も、あんたの情報はあんたの友達から貰った物だけどね」
「リップね……勝手にペラペラと喋って……会ったら説教してやるわ」
友達というワードから、即座にリップの名前が上がる辺り、エレットからすれば未だにリップは友達という枠組みである事が伺えた。
逆にリップの方はと言えば、意図も簡単に情報を明け渡す辺り、エレットの事を友達とは思っていないのかもしれない。それでもエレットはリップに会ったら殺すのでは無く、説教だけで済ませるらしい。
これは彼女なりの優しさなのか、それとも……。
「それはお優しい事で……でもそんな事、考えなくても良いんだよ。だってあんたはここで死ぬんだからね!!」
そう言うとマクラノは断ち切られた鉄球を持ち上げ、エレット目掛けて勢い良く投げ飛ばした。
「あらあら、随分とせっかちなのね。もっとゆっくり落ち着いたら良いのに」
「っ!!?」
が、いつの間にか目の前からエレットの姿は消え失せ、気が付けば背後に回り込んでいた。
「ごめんなさい、これ以上遅くなったら、完全なお荷物になってしまうわね」
「ふ、ふざけるな!!」
煽られ、頭に血が上ったマクラノは、エレットに思い切り拳を振るうが、空振りに終わってしまう。
「ほらほら、頑張って。まだ一発も当たってないわよ」
「(転移魔法? 違う……もっと根本的な……)」
などと頭で考えながら、必死にエレット目掛けて拳を振るうマクラノだが、かすり傷一つすら当てられない。
「凄い……速い……」
唯一、端から見ていた真緒とハナコだけが、状況を理解していた。マクラノが拳を振るう度、エレットは目にも止まらぬ速さで避け、そのまま背後に回っていた。
「はぁ……はぁ……」
やがて息切れし始め、拳を振るうペースも遅くなった。
「よっと」
「あっ!! ぐっ!!」
それでも諦めずに拳を振るおうとするマクラノに対して、エレットは足を引っ掻けて転ばした。元々、恰幅の良い体型をしているマクラノ、体力が奪われた状態で倒れてしまっては、再び起き上がる事は中々出来ない。四つん這いになりながら、項垂れていた。
「勝負あったみたいだね」
「エレットざん、強いだぁ」
「ちょっと、まさか疑ってたの? これでも魔王軍の四天王なんだからね。これ位、余裕よ余裕」
「うがぁああああ!!!」
「「!!!」」
エレットが得意気に語り、隙を見せた一瞬、マクラノは側に落ちていた鎖を手に取り、エレットの首に通した。
「はぁ……はぁ……油断したね……あたしはあんたみたいな奴と何十年も戦って勝って来たんだ……何回も地べたを這いずり回って漸く手に入れた地位なんだよ……それを……簡単に終わらせてたまるか!!」
「エレットさん!!」
「動くんじゃないよ!! 少しでも妙な動きを見せたら、こいつの首を締め上げるからね!!」
「っ!!」
助けに入ろうとする真緒に、マクラノが忠告する。完全に形勢逆転してしまった。生殺与奪の権利を握らせてしまった時点で、最早真緒達に勝ち目は無かった。
「……はぁー、がっかりね……」
「「「!!?」」」
そんな中、殺されそうになっているにも関わらず、深い溜め息を漏らすエレット。
「せっかく分かりやすい隙を見せてあげたのに……取った行動がまさか人質作戦とはね……正直、拍子抜けだわ」
「な、何だって!? じゃあわざと隙を見せたとでも言うのかい!!?」
「当たり前でしょ。そうじゃなかったら、あなたみたいなトロイ奴に捕まる訳が無いじゃない」
エレットの言葉に動揺を隠し切れないマクラノ。カタカタと思わず鎖の持つ手が震えてしまう。
「う、嘘を言うんじゃないよ!! それならいったいどうやってこの状況から助かるつもりなんだい!!?」
しかしそこは修羅場を潜り抜けて来た強者。エレットの言葉をまともに信じる様な真似はしない。逆にどうやって助かるつもりなのか、聞き返した。
「その前に私がどうやって攻撃を避けていたか、知りたくない?」
「何?」
「私ね、“雷魔法”の使い手なのよ」
「雷魔法?」
「雷魔法は攻撃として相手に放つだけじゃ無く、自分自身を強化する為に唱える事も出来るのよ。例えば足に掛ければ、正に光の速さで動く事だって可能になるのよ」
「成る程……だから突然目の前から消えた様に見えたという訳か」
「まぁ、そう言う事ね」
「ふふふ……あっはっはっはっは!!!」
すると突然、マクラノが大声を上げて笑い始めた。先程までの険しい顔が嘘の様に無くなり、逆に不適な笑みを浮かべていた。
「種が分かればもう怖く無いわ。こうやって拘束してしまえば、どんなに足を速くしても関係無い!! あっはっはっはっは!!!」
豪快に笑うマクラノを尻目にエレットだけで無く、真緒やハナコまでもが呆れた表情を浮かべていた。
「な、何だい!! その顔は!? 何が言いたい!!」
「あんたさ……話を聞いて無かったの? 私は雷魔法を唱えられるんだよ?」
「だ、だから何だって言うんだ!?」
「…………」
口で言っても分からないという素振りに、エレットは仕方がないという表情を浮かべ、首に通されている鎖に触れた。
「“エレキテルショック”」
「あばばばばば!!!」
雷魔法を唱えた瞬間、鎖を通ってマクラノにも電流が流れた。慌てて手を離そうとするが、全身が痺れてしまっている為、指すら動かせない状態だった。
つまりエレットが止めない限り、永遠と痛みと痺れが続く事を意味していた。
***
「……ふぅ……」
「あ……がはぁ……」
やがてエレットが魔法を止めた事で、マクラノに流れていた電流が止まる。そして漸く鎖から手を離す事が出来るも、そのまま仰向けに倒れてしまった。
「金属は電気を通しやすいんだよ。それ位の常識、知っておくべきだったね」
「マクラノおばさん……これはさすがにちょっと……」
「オラだっで知っでるだぁ」
あのハナコでさえ知っていた常識を知らなかったマクラノ。三人が思わず呆れてしまうのも無理は無い。
「でも本当に助かりました。エレットさんが来てくれなかったら、今頃は鉄球の下敷きです」
「ありがどうだぁ」
「礼には及ばないよ」
「あっ、リーマとフォルスさん!! 今すぐ助けに行かないと!!」
「おっと待ちなさい。そう慌てなくても大丈夫だよ」
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