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最終章 少女と道化師の物語
アルマゲドン
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「…………」
エジタスが放った“終焉の宴”により、パラディースアイランドは一瞬にして、瓦礫の山と化してしまった。
外に出ていた者は、衝撃で体がバラバラとなり、その肉片は海へと散らばってしまった。澄んだ青色の海は瞬く間に血生臭い赤色へと変色した。
また、運良く建物の中にいた者達も、崩れ落ちて来た瓦礫に押し潰されてしまった。最後まで助けを求めたのだろう、瓦礫の隙間から生き絶えた女性の腕が飛び出していた。
賑やかだった島の面影が跡形も無くなってしまった。真緒は瓦礫の山の上で変わり果てた島の様子を、呆然と眺めていた。
「そ、そうだ、皆を捜さないと……」
ふと、仲間達の事を思い出した真緒。自分と同じ様に瓦礫に埋もれているかもしれないと思い、近くの瓦礫を掘り返し始める。
「皆、何処にいるの!!? 返事をして!!」
必死に捜す真緒だったが、誰一人見つからなかった。大声を上げて、返事が来る事を期待するが、真緒の声は虚しく響き渡るだけだった。
「まさか……海に放り出されたんじゃ……」
無い話ではなかった。真緒は瓦礫に埋もれた事で、遠くに吹き飛ばされずに済んだが、他の皆も同じとは限らない。最悪の場合、島の住人達と同じ様に体がバラバラになって、海まで飛ばされてしまったかもしれない。
真緒の脳裏に思い浮かぶのは、海に浮かぶ仲間達の無惨な死体。しかし、直ぐ様頭を振り払い、その考えを否定する。
「皆がそんな簡単に死ぬ玉じゃない事は、私が一番よく知ってる。きっと皆は生きてる。私は信じてる」
『信じる者は救われるというやつかな~?』
「!!?」
声のした方向に慌てて振り返る真緒。そこには、天使と悪魔の翼で空中を飛んでいるエジタスの姿があった。真緒は急いで二本のブレイブソードを引き抜き、構える。
「じゃあ、信じない者は救われないって言うのか? そんな訳が無い。信じるという行為は、一種の精神的な支えだ。例えば嫌な事が起こった時、信じていなかったからこうなってしまったと感じるよりも、信じていたけど駄目だったと感じる方が受けるダメージは少なくて済む。つまり信じるというのは、良い結果を期待する事では無く、望まぬ結果になってしまった時の精神的苦痛を和らげる為の行為に過ぎない訳だ~」
「よくもまぁ、そんなに長々と嫌みが言えますね……」
「あぁ、どうやら三人の人格が一つになった事で、それぞれの特徴が現れているらしい。この論理的で回りくどい喋り方は道化師としてのエジタス、化け物としてのエジタス、両方の喋り方が組み合わさった様だな~」
「そうですか、それでいったい何の様ですか? まさか私の信じるという発言に対して、物申す為だけに来た訳じゃないでしょう?」
「あぁ、その通り。わざわざ目の前に現れたのは、ここでお前を殺す為だ!!」
「!!!」
するとエジタスは、腕の先からそれぞれ炎、水、風、土の魔法を真緒目掛けて順番に放っていく。
真緒は咄嗟に瓦礫の影に隠れ、攻撃をやり過ごそうとするが、隠れていた瓦礫に魔法が当たると、あっという間に崩れ去ってしまい、その度に次の隠れ場所を探し出し、身を隠そうとする。
炎、水、風と三つの魔法を耐え抜いた真緒だったが、とうとう身を隠せる瓦礫が無くなってしまった。
「悪足掻きもここまでだ。大人しく殺されるが良い」
「くっ……スキル“ロストブレイク”!!」
窮鼠猫を噛む。追い詰められた真緒は、最後の魔法が放たれる前に攻撃を仕掛ける。しかし、敢えなく他の三本の腕によって、拘束されてしまう。
「ぐっ……うぅ……離して……!!」
「一年前、私はお前と仲間達によって破れ去った。それが巡り巡って今度は私がお前を葬り去る事になろうとは……」
何とか逃れようと必死にもがく真緒だが、三本の腕による腕力の前には、全く歯が立たなかった。最後に残った四本目の土属性魔法が宿った腕が、真緒の方に近付いて来る。
「所詮、お前は仲間がいなければ無力なのさ」
「皆……」
「死ね」
遂に真緒は諦め、項垂れてしまう。そしてエジタスの腕から土属性魔法が真緒目掛けて放たれようとする……次の瞬間!!
「ぐがはぁ!!?」
エジタスの体を何か大きな物が直撃した。突然の痛みに驚いたエジタスは、思わず掴んでいた真緒を離してしまった。
「い、今のはいったい……?」
「マオ、大丈夫!!?」
「そ、その声は!!?」
聞き慣れた声に真緒が振り返ると、そこにはサタニアの姿があった。側にはフォルス、リーマの姿もあった。
「サタニア!! フォルスさん!! リーマ!! 無事だったんだね!!」
「何とかね……瓦礫の中で気を失っていたんだけど、マオの声が聞こえて来て……死に物狂いで這い出して来たよ」
「俺達も同じだ。マオの声が聞こえて来たから、急いで出て来たんだ」
「間に合って良かったです」
「皆、助けてくれてありがとう」
「礼なら、弾になってくれたそいつに言ってくれ」
「え……?」
フォルスが指差す方向には、エジタスにダメージを与え、真緒の窮地を救った物があった。そしてそれは思わず目を疑う信じられない物だった。
「ハナちゃん……?」
何とそれはハナコの亡骸だった。死体となったハナコをリーマが炎の巨人で勢い良く投げ飛ばしたのだ。
「並大抵の物じゃ歯が立たないからな。ちょっと気は引けるが、マオを助ける為に手伝って貰った」
「死んでまで私を助けてくれた……ハナちゃん、ありがとう……」
「まさか死者を武器として扱うとはな……」
「「「「!!!」」」」
そう言いながらハナコの亡骸にすがり付く真緒。そんな中、怯んでいたエジタスが真緒達の前に現れた。
「死者への冒涜だぞ……」
「そう言うお前だって、死んだ奴らを好き勝手蘇らせているじゃないか」
「っ!!!」
痛い所を突かれてしまったエジタス。それ以上、何も言い返す事が出来なかった。するとフォルスが続けて口を開く。
「ハナコは俺達の仲間だ。それは死んでしまった今でも変わらない。もし、ここにハナコがいたら、あいつは喜んでマオを助ける弾になるだろう」
「それでも死者の冒涜だと言うのなら、私達は甘んじて受け入れます」
「受け入れた上で、僕達は君を倒して見せる」
「それが私達なりの罪滅ぼしだから!!」
「…………」
遂に黙り込んでしまったエジタス。無言で四本の腕を空高く上げる。すると次の瞬間、足下の瓦礫が次々と浮かび上がり、空中で固まり始める。
「な、何をするつもりだ!!?」
「ま、まさかあれをここに落とすつもりじゃ……」
「「「!!!」」」
リーマの予想は的中してしまった。瓦礫が寄せ集まり、一つの巨大な塊となったその瞬間、重力に従ってゆっくりと落下し始めた。
「“アルマゲドン”、今一度瓦礫の下敷きになるがいい」
そう言うとエジタスは、転移魔法でその場から一瞬で姿を消してしまった。しかし、今の状況からすればそんなのはどうでもいい事だ。どうにかして、あの巨大な瓦礫の塊が落下するのを防がなければならない。
「ど、どうしましょう!!?」
「もう一度、ハナコを投げ飛ばしてみるか!?」
「そんな事したら、ハナちゃんの体がバラバラになっちゃうよ!!」
「それにハナコ一人の体で、あれを壊せるとは思えないしね」
「じゃあいったいどうする!? 今の俺の体じゃ、運べるのは一人だけだぞ!?」
「……マオ、君はフォルスと一緒に避難するんだ」
「!!? そんな、サタニア達はどうするの!!?」
「僕達なら心配ない。どうにかして、生き延びて見せるさ」
嘘だ。どんなに頑張っても、あの巨大な瓦礫の塊から生き延びる事は出来ない。つまりこれは真緒を生き延びさせる為の優しい嘘なのだ。そしてそれは、ここにいる全員が気が付いている。
「…………っ!!!」
フォルスは悔しさから歯を食い縛り、真緒を無理矢理空高く持ち上げる。
「フォルスさん!!? 何するんですか!? 離して下さい!! サタニアが!! リーマがまだ残っているんですよ!!? 戻って!! 戻って!!」
「……分かって……くれ……これがあいつらの願いなんだ……」
「嫌だ!! もうこれ以上、誰も失いたくない!! 戻って!! サタニア!! リーマ!!」
「……ごめんね、勝手にこんな事しちゃって……」
「別に気にしてません。私だって、マオさんが生き残るべきだって……分かってますから……」
島から離れていく真緒とフォルスを眺めるサタニアとリーマ。やがて、巨大な瓦礫の塊が島に落下した。
「いやぁあああああああ!!!」
「ちくしょ……ちくしょおおおおおお!!!」
真緒の悲痛な叫びとフォルスの悔しさが響き渡る。こうしてハナコに続いて、サタニアとリーマの二人を失ってしまうのであった。
「ぐすっ……サタニア……リーマ……」
「…………」
『全く、何て情けない顔をしているんだ。みっともない』
「「!!?」」
声のした方向に振り返る真緒とフォルス。するとそこには……。
「「シ、シーラ!!!」」
「泣くのはまだ早いよ」
“龍覚醒”で完全なドラゴンの姿となったシーラがいた。そしてその背中には、サタニア、リーマ、そしてゴルガの姿があった。
エジタスが放った“終焉の宴”により、パラディースアイランドは一瞬にして、瓦礫の山と化してしまった。
外に出ていた者は、衝撃で体がバラバラとなり、その肉片は海へと散らばってしまった。澄んだ青色の海は瞬く間に血生臭い赤色へと変色した。
また、運良く建物の中にいた者達も、崩れ落ちて来た瓦礫に押し潰されてしまった。最後まで助けを求めたのだろう、瓦礫の隙間から生き絶えた女性の腕が飛び出していた。
賑やかだった島の面影が跡形も無くなってしまった。真緒は瓦礫の山の上で変わり果てた島の様子を、呆然と眺めていた。
「そ、そうだ、皆を捜さないと……」
ふと、仲間達の事を思い出した真緒。自分と同じ様に瓦礫に埋もれているかもしれないと思い、近くの瓦礫を掘り返し始める。
「皆、何処にいるの!!? 返事をして!!」
必死に捜す真緒だったが、誰一人見つからなかった。大声を上げて、返事が来る事を期待するが、真緒の声は虚しく響き渡るだけだった。
「まさか……海に放り出されたんじゃ……」
無い話ではなかった。真緒は瓦礫に埋もれた事で、遠くに吹き飛ばされずに済んだが、他の皆も同じとは限らない。最悪の場合、島の住人達と同じ様に体がバラバラになって、海まで飛ばされてしまったかもしれない。
真緒の脳裏に思い浮かぶのは、海に浮かぶ仲間達の無惨な死体。しかし、直ぐ様頭を振り払い、その考えを否定する。
「皆がそんな簡単に死ぬ玉じゃない事は、私が一番よく知ってる。きっと皆は生きてる。私は信じてる」
『信じる者は救われるというやつかな~?』
「!!?」
声のした方向に慌てて振り返る真緒。そこには、天使と悪魔の翼で空中を飛んでいるエジタスの姿があった。真緒は急いで二本のブレイブソードを引き抜き、構える。
「じゃあ、信じない者は救われないって言うのか? そんな訳が無い。信じるという行為は、一種の精神的な支えだ。例えば嫌な事が起こった時、信じていなかったからこうなってしまったと感じるよりも、信じていたけど駄目だったと感じる方が受けるダメージは少なくて済む。つまり信じるというのは、良い結果を期待する事では無く、望まぬ結果になってしまった時の精神的苦痛を和らげる為の行為に過ぎない訳だ~」
「よくもまぁ、そんなに長々と嫌みが言えますね……」
「あぁ、どうやら三人の人格が一つになった事で、それぞれの特徴が現れているらしい。この論理的で回りくどい喋り方は道化師としてのエジタス、化け物としてのエジタス、両方の喋り方が組み合わさった様だな~」
「そうですか、それでいったい何の様ですか? まさか私の信じるという発言に対して、物申す為だけに来た訳じゃないでしょう?」
「あぁ、その通り。わざわざ目の前に現れたのは、ここでお前を殺す為だ!!」
「!!!」
するとエジタスは、腕の先からそれぞれ炎、水、風、土の魔法を真緒目掛けて順番に放っていく。
真緒は咄嗟に瓦礫の影に隠れ、攻撃をやり過ごそうとするが、隠れていた瓦礫に魔法が当たると、あっという間に崩れ去ってしまい、その度に次の隠れ場所を探し出し、身を隠そうとする。
炎、水、風と三つの魔法を耐え抜いた真緒だったが、とうとう身を隠せる瓦礫が無くなってしまった。
「悪足掻きもここまでだ。大人しく殺されるが良い」
「くっ……スキル“ロストブレイク”!!」
窮鼠猫を噛む。追い詰められた真緒は、最後の魔法が放たれる前に攻撃を仕掛ける。しかし、敢えなく他の三本の腕によって、拘束されてしまう。
「ぐっ……うぅ……離して……!!」
「一年前、私はお前と仲間達によって破れ去った。それが巡り巡って今度は私がお前を葬り去る事になろうとは……」
何とか逃れようと必死にもがく真緒だが、三本の腕による腕力の前には、全く歯が立たなかった。最後に残った四本目の土属性魔法が宿った腕が、真緒の方に近付いて来る。
「所詮、お前は仲間がいなければ無力なのさ」
「皆……」
「死ね」
遂に真緒は諦め、項垂れてしまう。そしてエジタスの腕から土属性魔法が真緒目掛けて放たれようとする……次の瞬間!!
「ぐがはぁ!!?」
エジタスの体を何か大きな物が直撃した。突然の痛みに驚いたエジタスは、思わず掴んでいた真緒を離してしまった。
「い、今のはいったい……?」
「マオ、大丈夫!!?」
「そ、その声は!!?」
聞き慣れた声に真緒が振り返ると、そこにはサタニアの姿があった。側にはフォルス、リーマの姿もあった。
「サタニア!! フォルスさん!! リーマ!! 無事だったんだね!!」
「何とかね……瓦礫の中で気を失っていたんだけど、マオの声が聞こえて来て……死に物狂いで這い出して来たよ」
「俺達も同じだ。マオの声が聞こえて来たから、急いで出て来たんだ」
「間に合って良かったです」
「皆、助けてくれてありがとう」
「礼なら、弾になってくれたそいつに言ってくれ」
「え……?」
フォルスが指差す方向には、エジタスにダメージを与え、真緒の窮地を救った物があった。そしてそれは思わず目を疑う信じられない物だった。
「ハナちゃん……?」
何とそれはハナコの亡骸だった。死体となったハナコをリーマが炎の巨人で勢い良く投げ飛ばしたのだ。
「並大抵の物じゃ歯が立たないからな。ちょっと気は引けるが、マオを助ける為に手伝って貰った」
「死んでまで私を助けてくれた……ハナちゃん、ありがとう……」
「まさか死者を武器として扱うとはな……」
「「「「!!!」」」」
そう言いながらハナコの亡骸にすがり付く真緒。そんな中、怯んでいたエジタスが真緒達の前に現れた。
「死者への冒涜だぞ……」
「そう言うお前だって、死んだ奴らを好き勝手蘇らせているじゃないか」
「っ!!!」
痛い所を突かれてしまったエジタス。それ以上、何も言い返す事が出来なかった。するとフォルスが続けて口を開く。
「ハナコは俺達の仲間だ。それは死んでしまった今でも変わらない。もし、ここにハナコがいたら、あいつは喜んでマオを助ける弾になるだろう」
「それでも死者の冒涜だと言うのなら、私達は甘んじて受け入れます」
「受け入れた上で、僕達は君を倒して見せる」
「それが私達なりの罪滅ぼしだから!!」
「…………」
遂に黙り込んでしまったエジタス。無言で四本の腕を空高く上げる。すると次の瞬間、足下の瓦礫が次々と浮かび上がり、空中で固まり始める。
「な、何をするつもりだ!!?」
「ま、まさかあれをここに落とすつもりじゃ……」
「「「!!!」」」
リーマの予想は的中してしまった。瓦礫が寄せ集まり、一つの巨大な塊となったその瞬間、重力に従ってゆっくりと落下し始めた。
「“アルマゲドン”、今一度瓦礫の下敷きになるがいい」
そう言うとエジタスは、転移魔法でその場から一瞬で姿を消してしまった。しかし、今の状況からすればそんなのはどうでもいい事だ。どうにかして、あの巨大な瓦礫の塊が落下するのを防がなければならない。
「ど、どうしましょう!!?」
「もう一度、ハナコを投げ飛ばしてみるか!?」
「そんな事したら、ハナちゃんの体がバラバラになっちゃうよ!!」
「それにハナコ一人の体で、あれを壊せるとは思えないしね」
「じゃあいったいどうする!? 今の俺の体じゃ、運べるのは一人だけだぞ!?」
「……マオ、君はフォルスと一緒に避難するんだ」
「!!? そんな、サタニア達はどうするの!!?」
「僕達なら心配ない。どうにかして、生き延びて見せるさ」
嘘だ。どんなに頑張っても、あの巨大な瓦礫の塊から生き延びる事は出来ない。つまりこれは真緒を生き延びさせる為の優しい嘘なのだ。そしてそれは、ここにいる全員が気が付いている。
「…………っ!!!」
フォルスは悔しさから歯を食い縛り、真緒を無理矢理空高く持ち上げる。
「フォルスさん!!? 何するんですか!? 離して下さい!! サタニアが!! リーマがまだ残っているんですよ!!? 戻って!! 戻って!!」
「……分かって……くれ……これがあいつらの願いなんだ……」
「嫌だ!! もうこれ以上、誰も失いたくない!! 戻って!! サタニア!! リーマ!!」
「……ごめんね、勝手にこんな事しちゃって……」
「別に気にしてません。私だって、マオさんが生き残るべきだって……分かってますから……」
島から離れていく真緒とフォルスを眺めるサタニアとリーマ。やがて、巨大な瓦礫の塊が島に落下した。
「いやぁあああああああ!!!」
「ちくしょ……ちくしょおおおおおお!!!」
真緒の悲痛な叫びとフォルスの悔しさが響き渡る。こうしてハナコに続いて、サタニアとリーマの二人を失ってしまうのであった。
「ぐすっ……サタニア……リーマ……」
「…………」
『全く、何て情けない顔をしているんだ。みっともない』
「「!!?」」
声のした方向に振り返る真緒とフォルス。するとそこには……。
「「シ、シーラ!!!」」
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