君に死ねと叫んだあの日

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理不尽と妄想

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ふと、
最近読んだ漫画の内容を思い出した

その漫画では

私と同じように浮気された主人公が
突然現れた顔がいい男と
恋愛を楽しんでいて、

浮気されたのに
すぐ乗り換えられる精神を
不思議に思ったのを覚えている。

だけれど、今ならわかる気がする。

誰かに縋りつきたいと思うこともあるし

寂しいと感じる時間を長く思う。

自分は頑張ったんだとだれかに認めてもらいたい衝動に駆られる時もある。

もし、私がその漫画の主人公であれば

迷わず突然現れた
その男にすがりつくだろう。

そう気付いたと同時に
漫画の中の少女を羨ましく思った。

生憎私にはそんな存在は居なかった。

顔のいい男が突然現れて恋に落ちることもなかったし

恋愛を楽しめる精神もなかった。

青春で溢れかえっている周りも羨ましい

いいな、幸せそうで。

私だって幸せになりたい…いや、違うか

もともとはしあわせだったんた。

その時、私は初めて彼を憎く思った。

幸せを壊したのは彼の判断と行動。

もう好きじゃないと言えば嘘になるけど
このまま彼から離れることは出来るかも

そうだ、そうだよね。

浮気されてまで愛す必要は無いし

他の女と同じ人を愛したくもない。

ただ、愛したら一途に愛して欲しかった

望みすぎたのかな、。

授業中、
いつもなら真剣に書いてるノートも

今はただのラクガキ帳になっていた。

彼から遠のいた私のことを、

彼は気付いているのだろうか。

愛情が消えかけた私を見て、

何を思うのだろうか。

彼女がいながらも
他の人と愛し合う彼の考えなんて

一途な私に分かるわけないか。

……なんて、皮肉でしかないこと

ばかり考えてた今日の晩御飯は

いつもの美味しさが帰ってきていた。
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