【R18】囚われ勇者は仮初の姉を手放さない

ドゴイエちまき

文字の大きさ
7 / 10

7.★やっと手に入れた

「んあっ……、あ、あっ、いい……っ」

「くぅ……、あ、ねえさ、ちょ、待って……!」



 クレイの声も顔も焦りがにじんでいる。だけどサフィアは可愛らしく笑って「だぁめ」と拒否をした。

 

「待たないよ。んっ、ふ……、あっ」



 離さないとばかりに下腹部に力を入れると、クレイの声に快楽が混じる。

 彼の熱も形も全てが直接伝わってくることが幸せだった。交わりは体だけじゃなく心も満たしてくれる。

 腰を揺らすたびに呼吸が早くなって、おなかの奥がうねるような快感が押し寄せた。

 

「あ、んっ、レイ、気持ち良いね。素直になろうね。お姉ちゃんに全部任せて」



 国にとっても貴重な人材をまさか一人で魔王の元へ送り出すわけがない。明るく容姿も良いクレイに勇者という付加価値がつけば、ここぞとばかりに女が集うはずだ。



 優しい弟がしたたかな女を無下にできるわけがないのに。だからこそ先にいただくことにした。

 いつかはこうやって手に入れるつもりだったけど。



「姉さ……、俺……っ、うあっ」

「んっ、あっ、あ、きもちいっ……、私が、先にイっちゃう……」



 サフィアの動きに合わせてクレイの呼吸も荒く早くなる。もう抗うような素振りは少しもなかった。

 素直に快楽を享受する姿はサフィアの官能をいっそう駆り立てる。



 揺れる豊かな胸に、頬に、汗が浮かんで流れ落ちていく。繋がる箇所だけでなく体中が熱い。このまま溶けて混じってしまいそうだ。

 愛しくて嬉しくて、自然と体は雄芯を締め付けた。

 

「うあ、出る……っ、姉さ、ヤバいから……っ、離れ……、くっ」

「ん、このままで、いいの……! あっ、あぁっ!」



 のぼりつめた快感が弾けるのと同時に、熱杭が中で大きく震えた。ほとばしる劣情がサフィアを満たし、体の奥底から歓喜が押し寄せる。



 恍惚と息を吐いたサフィアは、ぱたりとクレイの胸に倒れ込んだ。

 細く小さな子どもだったのに。上下する胸板は逞しく成長していて、サフィアはうっとりと頬を擦り寄せる。

 

「大好き、レイ。ずっと一緒だよ。離れたら許さないんだから」




 ***




 それからは夢のような毎日だった。

 

「あっ、あ、レイ……っ、好き、きもち、いっ……」

 

 腰に跨るサフィアを翻弄するよう、クレイは絶妙な角度を突き上げてくる。

 変わらず腕を拘束しているため、主導権はサフィアにある。それでも何度も体を重ねるたびにクレイはサフィアの弱い箇所を把握していく。

 

 単調に突き上げるだけだった動作は回数を増すごとにゆるく押し付けたり、こね回すような動きが加わるようになった。

「姉さん」と呼ぶ声も、初めよりずっと艶を含んで、それだけでサフィアの体は淫らに潤う。
感想 0

あなたにおすすめの小説

一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました

由香
恋愛
没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。 ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。 遠い存在になったはずの彼。 けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。 冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしのヤンデレ吸引力が強すぎる件

こいなだ陽日
恋愛
病んだ男を引き寄せる凶相を持って生まれてしまったメーシャ。ある日、暴漢に襲われた彼女はアルと名乗る祭司の青年に助けられる。この事件と彼の言葉をきっかけにメーシャは祭司を目指した。そうして二年後、試験に合格した彼女は実家を離れ研修生活をはじめる。しかし、そこでも彼女はやはり病んだ麗しい青年たちに淫らに愛され、二人の恋人を持つことに……。しかも、そんな中でかつての恩人アルとも予想だにせぬ再会を果たして――!?

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

男嫌いな王女と、帰ってきた筆頭魔術師様の『執着的指導』 ~魔道具は大人の玩具じゃありません~

花虎
恋愛
魔術大国カリューノスの現国王の末っ子である第一王女エレノアは、その見た目から妖精姫と呼ばれ、可愛がられていた。  だが、10歳の頃男の家庭教師に誘拐されかけたことをきっかけに大人の男嫌いとなってしまう。そんなエレノアの遊び相手として送り込まれた美少女がいた。……けれどその正体は、兄王子の親友だった。  エレノアは彼を気に入り、嫌がるのもかまわずいたずらまがいにちょっかいをかけていた。けれど、いつの間にか彼はエレノアの前から去り、エレノアも誘拐の恐ろしい記憶を封印すると共に少年を忘れていく。  そんなエレノアの前に、可愛がっていた男の子が八年越しに大人になって再び現れた。 「やっと、あなたに復讐できる」 歪んだ復讐心と執着で魔道具を使ってエレノアに快楽責めを仕掛けてくる美形の宮廷魔術師リアン。  彼の真意は一体どこにあるのか……わからないままエレノアは彼に惹かれていく。 過去の出来事で男嫌いとなり引きこもりになってしまった王女(18)×王女に執着するヤンデレ天才宮廷魔術師(21)のラブコメです。 ※ムーンライトノベルにも掲載しております。

田舎の幼馴染に囲い込まれた

兎角
恋愛
25.10/21 殴り書きの続き更新 都会に飛び出した田舎娘が渋々帰郷した田舎のムチムチ幼馴染に囲い込まれてズブズブになる予定 ※殴り書きなので改行などない状態です…そのうち直します。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。