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少女
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「何言ってんの? オレ何かおかしい?」
「おかしいなんてもんじゃないだろ! お前何でそんなことになってんだ?」
「そんなことって……あ、ホントだ。髪の毛がすっごい伸びてる? て、あれ……そう言えば声も何か変だな」
「いや、そこもだけど! もっとこう、頭の先から爪の先までって言うか……とにかく全体的におかしいって!」
「全体? 頭の先から爪の先って」
アキラは自分の身体をぺたぺたと確認した。
「あー……もしかしてオレ『女の子』になっちゃった?」
平然と言い放つアキラに、ユウトは目眩を起こしそうになる。
「何で! 何でそんなに平然としていられるんだ、お前は!」
「んー、パニックになりたい所だけど、ユウトの方がパニクってるから先超されたっていうか?」
「そ、そうか……でも、お前が『女』って……えええ?」
「まあまあ、とりあえず落ち着こう、ね?」
当の本人になだめられるとは……
何とも恥ずかしい気持ちになって、ユウトもようやく落ち着いた。
(それにしても可愛すぎだろ……でも確かにアキラなんだよな)
面と向かって座るアキラを、改めてまじまじと眺め入る。
もともと可愛らしい顔立ちをしてはいたが、少女の姿の方が少し大人っぽい感じがした。
短かった髪は肩より少し長いくらいになり、濡れたように艶やかな黒髪が動く度にさらさらと波打つ。
白い肌にほっそりとしなやかな体つきは、見れば見るほどに完璧な女の姿だ。
(胸も結構大きめかな……服がダブついててよく分かんないけど――)
「て、いやいやいや! そうじゃなくて!」
ついそんなことまで考えている自分に気付いて、ユウトは慌てて本題に戻そうとする。
「お前、思い当たることないのか? こんなことになった原因! 例えば、何か変な物拾い食いしたとか」
「んー、その辺にある見たこともない植物の実は食べちゃったりもしたけど……でもオレはユウトと違って拾い食いなんてしないよ?」
「おま……お、俺だってしねーよ!」
「分かってるよぉ、冗談に決まってるじゃん」
「ならいいけど……て、いやそういう問題じゃないだろ俺!」
「ねえ、今日のユウト何かおかしくない?」
「そうかも……いや、おかしいのはお前だろ!?」
さっきから変なノリ突っ込みを繰り返す自分に、ユウトは全く気付いていない。
「おかしいなんてもんじゃないだろ! お前何でそんなことになってんだ?」
「そんなことって……あ、ホントだ。髪の毛がすっごい伸びてる? て、あれ……そう言えば声も何か変だな」
「いや、そこもだけど! もっとこう、頭の先から爪の先までって言うか……とにかく全体的におかしいって!」
「全体? 頭の先から爪の先って」
アキラは自分の身体をぺたぺたと確認した。
「あー……もしかしてオレ『女の子』になっちゃった?」
平然と言い放つアキラに、ユウトは目眩を起こしそうになる。
「何で! 何でそんなに平然としていられるんだ、お前は!」
「んー、パニックになりたい所だけど、ユウトの方がパニクってるから先超されたっていうか?」
「そ、そうか……でも、お前が『女』って……えええ?」
「まあまあ、とりあえず落ち着こう、ね?」
当の本人になだめられるとは……
何とも恥ずかしい気持ちになって、ユウトもようやく落ち着いた。
(それにしても可愛すぎだろ……でも確かにアキラなんだよな)
面と向かって座るアキラを、改めてまじまじと眺め入る。
もともと可愛らしい顔立ちをしてはいたが、少女の姿の方が少し大人っぽい感じがした。
短かった髪は肩より少し長いくらいになり、濡れたように艶やかな黒髪が動く度にさらさらと波打つ。
白い肌にほっそりとしなやかな体つきは、見れば見るほどに完璧な女の姿だ。
(胸も結構大きめかな……服がダブついててよく分かんないけど――)
「て、いやいやいや! そうじゃなくて!」
ついそんなことまで考えている自分に気付いて、ユウトは慌てて本題に戻そうとする。
「お前、思い当たることないのか? こんなことになった原因! 例えば、何か変な物拾い食いしたとか」
「んー、その辺にある見たこともない植物の実は食べちゃったりもしたけど……でもオレはユウトと違って拾い食いなんてしないよ?」
「おま……お、俺だってしねーよ!」
「分かってるよぉ、冗談に決まってるじゃん」
「ならいいけど……て、いやそういう問題じゃないだろ俺!」
「ねえ、今日のユウト何かおかしくない?」
「そうかも……いや、おかしいのはお前だろ!?」
さっきから変なノリ突っ込みを繰り返す自分に、ユウトは全く気付いていない。
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