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1章 冒険の始まり
〜いざ、冒険へ!〜
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「ここがギルド……思っていたより迫力あるね」
ルカは目を輝かせて言った
確かに思っていたより大きい
レンガ造りの大きな建物だ。周りの建物の数倍はあるから迫力を感じるのは当たり前なのかもしれない
「早く中に入ろうっ!」
「うん。わかった」
扉を開けると、たくさんの人がいた
仲間と酒を飲みながら楽しそうに話している人、仲間とクエストを選んでいる人、一人でなにか真剣に考えている人、いろんな人がいてガヤガヤしている
正直言って、こういったところは苦手だ
騒がしくて落ち着かない
ルカは周りの雰囲気は気にせずに受付の人に話しかけていた
クリーム色のふんわりとした長い髪、黄緑色の目、見るからに優しそうな人だ
「ギルド登録しに来ました」
挨拶も何もなしに話しかけるなんて相変わらずルカらしい
敬語は一応使えるんだと、少し見直した
「かしこまりました。ではこちらのアンケートにお答えください」
見た目通りやさしい声だ
アンケート内容は、名前、魔法系統など簡単なものだった
もちろんこのアンケートの魔法系統は回復とだけ書いておいた
ホントのことを書くなんて自分があの英雄リヴァナ=ヴォルテールですと言っているようなものだから
だって、すべての魔法が使える人なんて世界で私だけだから
「書けたっ!」
「私も書けました」
受付の人は、にこりと微笑んだ
そして、
「ようこそ、冒険者ギルドへ」
「これからよろしくお願いします」
ルカは嬉しそうに言った
それに続いて私も、
「お願いします」
「私の名前はエルネ。こちらこそよろしくお願いします」
「まず、冒険者ギルドについて説明しますね……」
内容はこんな感じ
クエストとは店や町、国などいろんなところからの依頼のこと
冒険者ギルドでのクエストには危険なものも多いためランク制限がある
このランクは、ギルド協会によって定められている
ランクは以下のとおりだ
S級→一国を滅ぼせる強さ
A級→かなり強い、町のヒーロー的存在
B級→たいていの魔獣、魔物には勝てる
C級→戦いに慣れてきた
D級→初心者、戦い慣れていない
ほとんどの冒険者はC級、B級
S級冒険者は、世界的に見てもほとんどいない
私達は初心者だからD級から
他にはパーティーについて、規則と罰則とかの話だ
罰則の中には、国外追放、冒険者ギルド追放とかもある
ルカがなにかやらかして追放されなければいいけど……
かなり不安だ
なにせルカは、後のこと考えずに行動する癖があるから……
「リナっ!頑張ろうね!」
「うん」
今さら考えても仕方ない
「さっそくクエスト受けよっ!」
「はいはい」
「エルネ、おすすめのクエストない?」
何でもすぐ聞く、ルカの癖だ
掲示板には、ランクごとにクエストが貼ってあるから自分たちで探せばいいのに
「魔草採集とかはどうですか?」
エルネは少し考え込んだ素振りをしながら言った
「うーん」
なんだか微妙な反応だ
「いいんじゃない?魔草採集」
「なんかさ、せっかく魔法使えるようになったのに魔草採集なんてね~」
なるほど、ルカは使えるようになった魔法が使えないから微妙な反応をしているのか
「ほかには、掃除とかがありますよ。D級じゃ魔草採集や掃除が主なクエストだから。ルカさんなら魔草採集の方が良いと思って」
「あ、B級冒険者のパーティーに入れてもらうか付き添いで来てもらおうよっ!」
確かにそういう方法もある
D級冒険者が討伐クエストを受けるには大きく2つの方法がある
B級以上の冒険者パーティーに一時的にメンバーとして入れてもらう
もしくは、B級冒険者に付き添いで来てもらうかしないと討伐のクエストは受けられない
討伐はC級からクエストが受けられる
だけど、相手からすれば邪魔なだけ
「そんな迷惑なこと引き受けてくれる冒険者なんていないと思うよ」
「なんで?」
「私たち実際に戦ったことないでしょ?足手まといになるから」
相当、お人好しでないと引き受けてくれないだろう
「そっか~」
肩を落として、ため息交じりに残念そうに言った
「まあ、ルカ頑張ろう?頑張ればすぐC級になれるんじゃない?」
「そうですよ。魔法系統は戦闘向けですし、すぐC級になれますよ」
励ますようにエルネは言った
「じゃあリナ、魔草採集がんばろうっ!」
切り替えが早いのはルカのいいところ
「はいはい」
ルカのためにも早くC級になれるように私も頑張ろう
気がつくと、もうルカは外に出ていた
「リナー、早くいくよ~」
「うん」
――― ここから、私の冒険が始まる
ルカは目を輝かせて言った
確かに思っていたより大きい
レンガ造りの大きな建物だ。周りの建物の数倍はあるから迫力を感じるのは当たり前なのかもしれない
「早く中に入ろうっ!」
「うん。わかった」
扉を開けると、たくさんの人がいた
仲間と酒を飲みながら楽しそうに話している人、仲間とクエストを選んでいる人、一人でなにか真剣に考えている人、いろんな人がいてガヤガヤしている
正直言って、こういったところは苦手だ
騒がしくて落ち着かない
ルカは周りの雰囲気は気にせずに受付の人に話しかけていた
クリーム色のふんわりとした長い髪、黄緑色の目、見るからに優しそうな人だ
「ギルド登録しに来ました」
挨拶も何もなしに話しかけるなんて相変わらずルカらしい
敬語は一応使えるんだと、少し見直した
「かしこまりました。ではこちらのアンケートにお答えください」
見た目通りやさしい声だ
アンケート内容は、名前、魔法系統など簡単なものだった
もちろんこのアンケートの魔法系統は回復とだけ書いておいた
ホントのことを書くなんて自分があの英雄リヴァナ=ヴォルテールですと言っているようなものだから
だって、すべての魔法が使える人なんて世界で私だけだから
「書けたっ!」
「私も書けました」
受付の人は、にこりと微笑んだ
そして、
「ようこそ、冒険者ギルドへ」
「これからよろしくお願いします」
ルカは嬉しそうに言った
それに続いて私も、
「お願いします」
「私の名前はエルネ。こちらこそよろしくお願いします」
「まず、冒険者ギルドについて説明しますね……」
内容はこんな感じ
クエストとは店や町、国などいろんなところからの依頼のこと
冒険者ギルドでのクエストには危険なものも多いためランク制限がある
このランクは、ギルド協会によって定められている
ランクは以下のとおりだ
S級→一国を滅ぼせる強さ
A級→かなり強い、町のヒーロー的存在
B級→たいていの魔獣、魔物には勝てる
C級→戦いに慣れてきた
D級→初心者、戦い慣れていない
ほとんどの冒険者はC級、B級
S級冒険者は、世界的に見てもほとんどいない
私達は初心者だからD級から
他にはパーティーについて、規則と罰則とかの話だ
罰則の中には、国外追放、冒険者ギルド追放とかもある
ルカがなにかやらかして追放されなければいいけど……
かなり不安だ
なにせルカは、後のこと考えずに行動する癖があるから……
「リナっ!頑張ろうね!」
「うん」
今さら考えても仕方ない
「さっそくクエスト受けよっ!」
「はいはい」
「エルネ、おすすめのクエストない?」
何でもすぐ聞く、ルカの癖だ
掲示板には、ランクごとにクエストが貼ってあるから自分たちで探せばいいのに
「魔草採集とかはどうですか?」
エルネは少し考え込んだ素振りをしながら言った
「うーん」
なんだか微妙な反応だ
「いいんじゃない?魔草採集」
「なんかさ、せっかく魔法使えるようになったのに魔草採集なんてね~」
なるほど、ルカは使えるようになった魔法が使えないから微妙な反応をしているのか
「ほかには、掃除とかがありますよ。D級じゃ魔草採集や掃除が主なクエストだから。ルカさんなら魔草採集の方が良いと思って」
「あ、B級冒険者のパーティーに入れてもらうか付き添いで来てもらおうよっ!」
確かにそういう方法もある
D級冒険者が討伐クエストを受けるには大きく2つの方法がある
B級以上の冒険者パーティーに一時的にメンバーとして入れてもらう
もしくは、B級冒険者に付き添いで来てもらうかしないと討伐のクエストは受けられない
討伐はC級からクエストが受けられる
だけど、相手からすれば邪魔なだけ
「そんな迷惑なこと引き受けてくれる冒険者なんていないと思うよ」
「なんで?」
「私たち実際に戦ったことないでしょ?足手まといになるから」
相当、お人好しでないと引き受けてくれないだろう
「そっか~」
肩を落として、ため息交じりに残念そうに言った
「まあ、ルカ頑張ろう?頑張ればすぐC級になれるんじゃない?」
「そうですよ。魔法系統は戦闘向けですし、すぐC級になれますよ」
励ますようにエルネは言った
「じゃあリナ、魔草採集がんばろうっ!」
切り替えが早いのはルカのいいところ
「はいはい」
ルカのためにも早くC級になれるように私も頑張ろう
気がつくと、もうルカは外に出ていた
「リナー、早くいくよ~」
「うん」
――― ここから、私の冒険が始まる
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