べすとふれんど

大豆

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30代。

さいご

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それから約1ヶ月―


暑くなり始めた初夏の夜。

「後で電話していい?」
ゆきさんからの突然の連絡だった。

「大丈夫ですよ(´∇`)」

少しして電話がなる。



「まゆちゃん…落ち着いて聞いてね…」

「え?何?どうしました?」









その日の夕方、亡くなったとのことだった。


私は言葉が出なかった。
「え?」と聞き返してから
何秒か何分か…
思考停止していたと思う。


「今回はダメだった…」と言ったゆきさんのその声も心ここに在らずといった声に聞こえた。

「ちょっと…あの…未遂で入院とかではなく?えっ?…」
と思ったままを口にする私。
話しながら自分の中のゴチャついた気持ちを整理していたと思う。

「トモミは!?トモミはどこにいるんですか!?」

「もう葬儀場にいるよ…」


それから、少しずつトモミの最期を聞いた。

何度も何度も自殺未遂をしていたトモミは、
その日、入院していた病院の訪問看護も断り、自宅に1人でいる時に…ということだった。
今回はお母さんの帰りが間に合わなかったのだという。

すぐ目の前に子どもとの2S写真を置いていたと聞いて、
どうしてそんな状況で思い止まれなかったのか…と思った。

その2.3日前、「子どもに会いたい」と元旦那さんへ連絡したトモミは前回子どもの前で暴れたことが原因で「少し考えさせて欲しい」と言われていたらしい。
だから、きっと子どもに会えない絶望と
そして元旦那さんへの当てつけの意味もあったんじゃないかと思えた。

あの元カレに「醜い身体して」と言われ、
狂ったように「痩せたい痩せたい」と言っていたことも聞いた。
ゆきさんは「あんたがトモちゃんを狂わせた、コロしたんだって言ってやりたい…」と無念そうに呟いていた。

トモミに会いに行ったゆきさんにトモミのお母さんは色々話してくれたらしい。
その中に「何日か前にはメグって子と遊んでくるって出て行ったからね、元気になってきてると思ってたんだけど…」という話もあったらしいが、メグという友達は誰にも心当たりがなかった。
「たぶんまた出会い系の男だったんだと思う…」ということだった。

実は、離婚し彼氏と別れてから何人かの男性との出会いがあったらしいが、その誰とも上手くはいかなかったそう。

前日まで連絡をとっていた人には「私、頑張る」と言っていたことも分かった。



それなのに…。
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