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27.大海原にて
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さて、この世界の船は例外なくある種類の魔術を張ることによって比較的安全に航海することができている。
その魔術というのが簡単な幻術で効果は水の中から船が見えなくなるというものなんかである。
大きな船なんかにはこの船より大きな生き物には認識されなくなるというものもあるそうだ、因みに魔物は基本的には自分より大きなものを襲ってこない、なので小さな村でも薄くてもいいのでとにかく高い壁で覆っているところも多い、ちゃんと効果があるらしくめったに村等の近くには魔物はよってこない。
なぜこんな話をしているかというと、セーラーゴーレムにそんな初歩的な魔術張ってなかったからである、セーラーゴーレムが絶賛襲われてる最中である。
「船にそういう魔術処理がされているということは知っていましたけど実際その効果がこうやって見ていると実感できますね・・・」
そういってまじまじと襲われているセーラーゴーレムを見てしゃべっているのが俺の弟になったニコル・ファルシオン。
「海賊どもの知識として知っていたけど知ってるのと実際目で見るのとはやっぱ違うな~・・・まぁ本体に目自体はないんだけど」
と 自虐ネタでテンションが下がっているのは何十人の死体を凝縮して創ったフレッシュゴーレムを自分の体として本体の剣を腰に差しているこの俺ブレド・ファルシオンだ。
ちなみに俺たちが襲われているゴーレムを鑑賞しているのはマストのなくなった客船の上だ、セーラーゴーレムに引っ張らせて進んでいたんだけど現在ゴーレムが海特有の魔物に襲われているためストップ中だ。
さて、ゴーレムを襲っている魔物だがこの世界の海って広いんだろうな~って感想が出てしまうほどにでかい。
ゴーレムも出会い頭に口にくわえられて今は海面に上がっては打ち付けるを繰り返されている・・・ちなみにセーラーゴーレムの全長は30メートルはある手足入れてね、もはや怪獣映画みたいである、波でこの船が転覆しそうになっている。
「ふむ・・・セイレム(セーラーゴーレム)がやられたら海を移動する手段がなくなるなこりゃ」
「それではなぜレッド兄さんはそんなに落ち着いておられるのでしょうか?」
「せっかくだから試してみたいことがあって、でかい魔物と会いたいなって思ってたんだ、実は」
「試したい事ですか?」
「そそっ!というわけでそろそろ行ってくる!」
そういうと俺は何回も続けられていたセイレムいじめのパターンを読み取り終わってたので海面から飛び出した瞬間に魔物の頭に跳びかかる!
「”ニードル”」
使い慣れた返し付きの棘を伸ばし魔物の背に突きさすとともに棘を縮めて魔物の背に貼る着く、
「んじゃ新術”マインドハック”」
試してみたかった術を使ってみる。
”マインドハック”この術というか俺の固有技になるんだけど名前の通り相手の精神に侵食してこちらの都合のいいことを刷り込みまくるまさに文面だけでも外道の技である、仕組み自体は”ソウルハック”と同じだけど大きな違いは奪った魂を魔力と記憶に還元せずに魂自体に俺の魔力で情報を書き加えその魂を戻すという正直な話荒業である。
「ふむ、うまくいったみたいだな・・・体がでかいから構成していた魂の魔力量もでかくてちょっと不安になったけど何とかなるもんだな」
と 安堵の溜息を吐く、そう魂は体に比例して大きくなるようにその内にある魔力も増大する、その魔力に俺の魔力を混ぜて情報を書き込むため相手次第では生半可な魔力だと失敗するのだ。
「だいぶ魔力を使ったみたいだな・・・本体の形状が安定していない・・・」
その言葉通りに剣の形がショートソードほどの大きさになり何やら黒いオーラが漏れ始めている。
「取り敢えず補充のためだ、来い!セイレム!」
ぐったりしていたセイレムが声に反応してこちらに来る
「”オールイーター”」
ここまで来たセイレムに無慈悲な一撃を与える、これで俺の魔力はしばらく持つかな?
普通の生き物の場合は大気中の魔素から魂が魔力を生成する仕様で俺の創った疑似魂もそれはできるみたいなんだけど何故か剣である本体はそれができないらしいんだよね、まあ容量がでかすぎて生成が間に合わないだけかもしれんのに俺がバカバカ使うからかもしれんけど。
まぁいいか、とりあえず本体をいつもの片刃の片手剣に戻し精神をのっとった巨大な魔物に目を向ける。
落ち着いてみてないから全体像がわかんなかったんだよね。
で、俺が海に落ちないように気を使ってかあまり揺れないように浮かんでる、なかなか知能は高そうだ。
そして見た目は爬虫類っぽくてでっかい口がワニみたいで両手両足がひれになってるなんか恐竜がいた時代にこんなのがいた気がするけどそんな感じ、ただデカいんだよね。
俺らが乗っていた客船が50メートルくらいあるんだけどこいつそれよりちょっと大きい・・・全長がね。
「ご無事ですか~?」
ニコルから声がかかる
「終わったぞ~」
俺も声をかえす
「セイレムが消えましたけどこの後はその怪獣?に曳いてもらうんでしょうか?」
「そうだぞ~こいつは今から俺の配下だぞ~名前はセイレムの名をついでセイレムとなづける!」
「かしこまりました~、セイレムですね~」
というわけで新セイレムに船を曳いてもらうことにした。
セイレムの大きさは相当でかいのだが実はこの世界の海にはより巨大な魔物もいるらしいのでセイレムに自分より体の大きい生き物に認識されない幻術を施しておく。
一日の食事量が半端じゃないので半日は食事に行ってもらい四時間ほど船を進めてもらうことにした、じゃないと船の揺れでニコルが死にそうになっていた。
たまに船より大きい魔物も接近することもあったがどうやらこの船に施されているのはセイレムにかけたものと同じもののようだ、まぁ陸地についたら捨てるつもりだけどね、たまにでかい魔物を吸収したりして魔力も補給しておく。
そんなこんなで実は5日ほどで陸地が見えた・・・遠かったな~俺ってばどんだけ長く飛んでいたんだろうかね。
その魔術というのが簡単な幻術で効果は水の中から船が見えなくなるというものなんかである。
大きな船なんかにはこの船より大きな生き物には認識されなくなるというものもあるそうだ、因みに魔物は基本的には自分より大きなものを襲ってこない、なので小さな村でも薄くてもいいのでとにかく高い壁で覆っているところも多い、ちゃんと効果があるらしくめったに村等の近くには魔物はよってこない。
なぜこんな話をしているかというと、セーラーゴーレムにそんな初歩的な魔術張ってなかったからである、セーラーゴーレムが絶賛襲われてる最中である。
「船にそういう魔術処理がされているということは知っていましたけど実際その効果がこうやって見ていると実感できますね・・・」
そういってまじまじと襲われているセーラーゴーレムを見てしゃべっているのが俺の弟になったニコル・ファルシオン。
「海賊どもの知識として知っていたけど知ってるのと実際目で見るのとはやっぱ違うな~・・・まぁ本体に目自体はないんだけど」
と 自虐ネタでテンションが下がっているのは何十人の死体を凝縮して創ったフレッシュゴーレムを自分の体として本体の剣を腰に差しているこの俺ブレド・ファルシオンだ。
ちなみに俺たちが襲われているゴーレムを鑑賞しているのはマストのなくなった客船の上だ、セーラーゴーレムに引っ張らせて進んでいたんだけど現在ゴーレムが海特有の魔物に襲われているためストップ中だ。
さて、ゴーレムを襲っている魔物だがこの世界の海って広いんだろうな~って感想が出てしまうほどにでかい。
ゴーレムも出会い頭に口にくわえられて今は海面に上がっては打ち付けるを繰り返されている・・・ちなみにセーラーゴーレムの全長は30メートルはある手足入れてね、もはや怪獣映画みたいである、波でこの船が転覆しそうになっている。
「ふむ・・・セイレム(セーラーゴーレム)がやられたら海を移動する手段がなくなるなこりゃ」
「それではなぜレッド兄さんはそんなに落ち着いておられるのでしょうか?」
「せっかくだから試してみたいことがあって、でかい魔物と会いたいなって思ってたんだ、実は」
「試したい事ですか?」
「そそっ!というわけでそろそろ行ってくる!」
そういうと俺は何回も続けられていたセイレムいじめのパターンを読み取り終わってたので海面から飛び出した瞬間に魔物の頭に跳びかかる!
「”ニードル”」
使い慣れた返し付きの棘を伸ばし魔物の背に突きさすとともに棘を縮めて魔物の背に貼る着く、
「んじゃ新術”マインドハック”」
試してみたかった術を使ってみる。
”マインドハック”この術というか俺の固有技になるんだけど名前の通り相手の精神に侵食してこちらの都合のいいことを刷り込みまくるまさに文面だけでも外道の技である、仕組み自体は”ソウルハック”と同じだけど大きな違いは奪った魂を魔力と記憶に還元せずに魂自体に俺の魔力で情報を書き加えその魂を戻すという正直な話荒業である。
「ふむ、うまくいったみたいだな・・・体がでかいから構成していた魂の魔力量もでかくてちょっと不安になったけど何とかなるもんだな」
と 安堵の溜息を吐く、そう魂は体に比例して大きくなるようにその内にある魔力も増大する、その魔力に俺の魔力を混ぜて情報を書き込むため相手次第では生半可な魔力だと失敗するのだ。
「だいぶ魔力を使ったみたいだな・・・本体の形状が安定していない・・・」
その言葉通りに剣の形がショートソードほどの大きさになり何やら黒いオーラが漏れ始めている。
「取り敢えず補充のためだ、来い!セイレム!」
ぐったりしていたセイレムが声に反応してこちらに来る
「”オールイーター”」
ここまで来たセイレムに無慈悲な一撃を与える、これで俺の魔力はしばらく持つかな?
普通の生き物の場合は大気中の魔素から魂が魔力を生成する仕様で俺の創った疑似魂もそれはできるみたいなんだけど何故か剣である本体はそれができないらしいんだよね、まあ容量がでかすぎて生成が間に合わないだけかもしれんのに俺がバカバカ使うからかもしれんけど。
まぁいいか、とりあえず本体をいつもの片刃の片手剣に戻し精神をのっとった巨大な魔物に目を向ける。
落ち着いてみてないから全体像がわかんなかったんだよね。
で、俺が海に落ちないように気を使ってかあまり揺れないように浮かんでる、なかなか知能は高そうだ。
そして見た目は爬虫類っぽくてでっかい口がワニみたいで両手両足がひれになってるなんか恐竜がいた時代にこんなのがいた気がするけどそんな感じ、ただデカいんだよね。
俺らが乗っていた客船が50メートルくらいあるんだけどこいつそれよりちょっと大きい・・・全長がね。
「ご無事ですか~?」
ニコルから声がかかる
「終わったぞ~」
俺も声をかえす
「セイレムが消えましたけどこの後はその怪獣?に曳いてもらうんでしょうか?」
「そうだぞ~こいつは今から俺の配下だぞ~名前はセイレムの名をついでセイレムとなづける!」
「かしこまりました~、セイレムですね~」
というわけで新セイレムに船を曳いてもらうことにした。
セイレムの大きさは相当でかいのだが実はこの世界の海にはより巨大な魔物もいるらしいのでセイレムに自分より体の大きい生き物に認識されない幻術を施しておく。
一日の食事量が半端じゃないので半日は食事に行ってもらい四時間ほど船を進めてもらうことにした、じゃないと船の揺れでニコルが死にそうになっていた。
たまに船より大きい魔物も接近することもあったがどうやらこの船に施されているのはセイレムにかけたものと同じもののようだ、まぁ陸地についたら捨てるつもりだけどね、たまにでかい魔物を吸収したりして魔力も補給しておく。
そんなこんなで実は5日ほどで陸地が見えた・・・遠かったな~俺ってばどんだけ長く飛んでいたんだろうかね。
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