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23話
しおりを挟む結局豚も次の階層でアミダを失敗してガス室送りだった・・・というかこの階層のモンスターは普通にエルフだった、亜人モンスターはアンデットにならないようだね。
というわけでダンジョンの入口に転移してきた豚を麻痺槍でプスッとな、豚を連れて管理室に転移する。
「トン吉様!貴様トン吉様にまで手を出す気なのか!」
私はそうだと頷いて答える。
私に殺意を込めた瞳を向ける彼女はつい先ほどダンジョン前にしに戻り転移をしてきた女性で豚に淡い思いを寄せていた女性だ。
今回は麻痺が解けても大丈夫なように縄でぐるぐる巻きにしてみた・・・ふっふっふっ目の前で意中の豚が堕ちる処を何もできずに観ているがいい!
というわけでテイミング開始、近くで私に飛んでくる罵声が心地いい・・・あれ?私って変な性癖に目覚めちゃったかな?
等と冗談を考えながらもティム完了豚が勢いよく立ち上がり片膝をついて私に頭を下げる。
「そんな!トン吉様おやめください!そんな人の屑に御身の頭を下げないでください!」
「ぷぎ?ぷごっ!」
「ひっ!何を?何をする気なんですかトン吉様!おやめ!おやめください!いやっいやーーー!」
・・・トン吉が私を愚弄した娘の喉元に食らいついて・・・ちょっと気分がよくない絵が展開された、私はかなりドン引きしたので無言でダンジョンに配置する。
どさっと落ちる縄でぐるぐる巻きの所々肉が食いちぎられた娘を見る・・・ぎりぎりまだ生きているようだがあまりのショックに唖然とした目をして口をパクパクさせている、恐らく口の動きから「うそ・・・うそ・・・」と言っているのだろう。
かわいそうなのでこの放心している娘にポーションをかけてテイミングを仕掛ける、心に負った傷がよほど深かったのだろう簡単にティムが出来た・・・うんなんかゴメンね?
この娘の職業は魔導士?みたいだしダンジョンに送ってみた・・・問題なく送ることが出来たようだ。
「なかなかえげつないことをしたねーテイマーさんったらキ・チ・ク」
突然背後からサキ嬢の声が聞こえてきた、私はさっと振り返って・・・後ずさる。
「な~に~その反応?」
私はサキ嬢の表情を見て後ずさっていた、狂気的な笑みを見て・・・やはりこのサキ嬢は悪魔なんだなと改めて思った。
「それにしてもとんでもない手駒を得たね~オークとは言え勇者の素質持ちを手に入れるなんてね!」
何やら興奮しているサキ嬢・・・勇者?
「なんで首を傾げるの?テイマーさんが今テイミングしたでしょ、オークブレイブを」
言われたらそんな種族名だったことを思う出す・・・豚って略していたから忘れていた。
「これだけやってたらあたしの査定も中々いい感じに評価されるだろうし・・・こないだの約束通りテイマーさんにご褒美を上げるね!」
そう言って近づいてくるサキ嬢、ご褒美ってこの間言っていた「キスあげちゃう」の事か!?
そうして私の目の前まで来たサキ嬢、私は意を決して目をつぶり唇を突き出す。
ぶちゅうという擬音が頭に響き唇から何かが侵入してくる!なんて大胆なんだこの淫魔は!いきなり口の中に侵入してくるなんて!
私はお返しとばかりに口の中に侵入してきたものに舌を這わせる、思った以上に生臭い・・・サキ嬢はちゃんと歯を磨いてないのだろうか?
そんなことを考えながらゆっくり眼を開くとサキ嬢の手が私の口に何かをねじ込んでるのが見える・・・おい!くそアマ!
「あっ?目を開けた、はいこれ今朝とってきたキスだよ!どこかの国だと刺身って言って魚を生で食べることがあるそうだからテイマーさんに体験してもらっちゃった!どうだった?」
私はおもむろに麻痺槍を手にする。
そんな私の動作を見てサキ嬢は。
「口に合わなかったみたいね!チャオ!」
早々に逃げおった!おのれ性悪女め!次あった時は絶対ひどい目に合せてやる!・・・そう誓って私は不貞寝を始めるのだった・・・チャンとうがいと歯磨きをしてね!
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