ダンジョン&テイマーⅡ

なんてこった

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2話

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 ふむ、原因も特定できたし早速・・・どうしようか・・・。

 ・・・そうだな、とりあえず腹の中の麻痺槍の破片を取り出すんだから腹を切り開くか。

 そう考えて私は早速解体用のナイフで仰向けでビクンビクンしているライオン丸の腹を切り開こうとする私だが・・・。

 ミスッ!ダメージを与えられない!

 ・・・私のナイフはライオン丸に触れることさえ出来ない、なぜだ?

「テイマーさん・・・それってフレンドリーファイアになるからでじゃない?・・・それにいくらホワイトレオンが強力な生命力を持っていたってお腹を切り開いたら死ぬよ?」

 と突如私のプランを真っ向から否定して呆れた振りをして私に『私がいないと駄目なんだから』アピールをして私の興味を惹こうとしているのは私をダンジョンマスターとなるように契約書にサインをさせたサキュバスのサキ嬢である。
 全く素直に私に好意を伝えてもよいというのにににににに。

「お前今私が不愉快になる事考えただろ?」

 サキ嬢が指先から電撃を放ちながら何か喋る、正直痺れて聞き取れないが・・・まぁ照れ隠しだろうううう。

「まだ考えるか!案外余裕あるみたいだしもう少し本気でいくよ!」

 そう言ったサキ嬢は私の体感で小一時間ほど電撃を放っていた、やれやれ照れかくしでも私を痺れさせるとは罪な女だぜ。

「ハァハァ・・・少しは懲りた?ふぅぅ、それにしてもまたレアなモンスターをティムったみたいね?本来なら不破特性を持ったダンジョン産の麻痺槍を噛み砕くなんて出来ないのに」

 そう言ってサキ嬢は痙攣をしているライオン丸の半開きの口に視線を向けて、

「『悪食の牙』ね、この牙に備えられている『特性無視』が『不破特性』持ちの麻痺槍を噛み砕くことを可能にしたのね」

 と何やら勝手に納得したサキ嬢、独り言が大きく私にも聞こえてくる、かまって欲しいならちゃんと言えばババババ。

「さっきからあんたケンカ売ってんの?」

 とナチュラルに人の心の声を勝手に読んで勝手に照れかくしの電撃をかますサキ嬢、心の声くらい自由にさせて欲しい。

「それはテイマーさんがよくわからないスタンスで全然喋ろうとしないから仕方なく、私が!サキュバスのスキルを応用して何とかコミュニケーションとってやってんでしょ!」

 と顔を真っ赤にして弁解してくるサキ嬢、そんな顔もみりょリョリョリョリョ。

「いい加減話が進まないから下らないこと考えるのやめてくんない?」

 そう言って電撃を納めるサキ嬢、正直スルースキルを覚えて欲しいかなって痺れながら思う今日この頃。

「・・・今回は私が大人になって我慢してあげるわ、それじゃあ話を戻すけど」

 無理やり話を元の流れに戻すサキ嬢、サキ嬢が言うには今回私がティムったライオン丸は特性無視というスキル持ちのレアモンらしい。
 因みに『悪食の牙』はホワイトレオン特有の物ではなくティムったライオン丸が偶々持っていた?・・・手に入れてた?口に入れてた?まぁいいか、口に入れてたものらしい。
 ウム、レアモンだな。
 それはいいのだが・・・こんな痙攣したままだと役に立つか疑問だ。
 このままフロアボスに任命しても痙攣したままだったらただのボーナスモンスターだ、これは笑えない。

「そうね・・・とりあえずその子と一緒にダンジョンに行ってみたら?スライムの階層ならなんとかなるかな?」

 とサキ嬢が私に提案してくれた、なるほどあの階層ならいけるな。
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