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メルリアナへ
288話
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ゴドフリーと名乗った獣人を連れた男は、結局イルゼンたちと行動を共にすることになった。
イルゼンとしては、出来れば遠慮して欲しかった。
それは、ゴドフリーたちが足手纏いといったような意味もあるのだが、それ以上にガリンダミア帝国軍に狙われている自分たちと一緒に行動した場合は危険だと、そう判断したためだ。
だが、ゴドフリーは自分たちだけでは確実に死ぬ以上、少しでも生き残れる確率が高い方に賭けるという選択をし……その熱意に負け、レオノーラに話を持っていった結果が、一緒に行動するといったものだった。
「で、獣人たちの様子はどうなんだ? 何か妙な真似はしていないよな?」
獣人たちと共に裏の街道を進むこと、二時間ほど。
何故かロッコーモがそんな風にアランに尋ねてくるが、アランはそれに何と答えればいいのか迷う。
「それ、俺に聞いてどうするんです? 俺は別に獣人たちとは接触してないんですけど。その辺を知りたかったら、イルゼンさんに聞いたらどうです?」
ゴドフリーと直接話したのは、イルゼンとレオノーラだ。
そんな状況で、何故アランにそんなことを聞いてくるのか。
そう疑問に思ったアランだったが、次にロッコーモの口から出た言葉に驚く。
「え? だってイルゼンさんが獣人連中の世話係はアランに任せるって言ってたぞ?」
「……は?」
その言葉は、アランにとっても完全に予想外。
しかし、すぐに納得してしまう。
今でこそカロという心核を入手して心核使いとしては強力な戦力という扱いになっているが、元々アランは雲海の中でも一番の未熟者だった。
だからこそ、様々な雑用を行ったりもしていたのだが、今回はその流れで再び自分に獣人との接触が回ってきたのだろうと。
アランは全く理解していなかったが、アランが世話係を任された理由としてはそれ以外にもアランが獣人に対して何の偏見もないというのがある。
もちろん、他の者たちも獣人に偏見を持っていないのだが、それでもどう接すればいいのか迷うといった者もいる。
そういう者たちと違って、アランは獣人たちと本当に普通に接することが出来た。
これは当然のことながら、アランの前世が関係している。
前世で日本にいるとき、アランの趣味はゼオンを見れば分かるようにロボットもののゲームだった。
だが、別にロボットもののゲームが好きだからといって、それ以外のものに手を出していた訳ではない。
ファンタジーもののゲームや小説、漫画、アニメといったものは普通に楽しんでいたし、その中には当然のように獣人が出て来るものも多い。
だからこそ、アランはそのようなものを楽しみ……獣人に対する偏見はない。
もっと言えば、アラン自身がハーフエルフではなくクォーターエルフであり、純粋な意味で人間ではないというのも関係しているのだろう。
「でも、世話係って一体何をすればいいんですか?」
「取りあえず、ゴドフリーとかいう奴に挨拶をしてくればいいんじゃないか? そうすれば、向こうも何をして欲しいのかとか、そういうのを教えてくれるだろうし」
そう言われたアランは、それもそうかと納得する。
世話係などという風に言われていても、結局のところは雑用だ。
それも、ロッコーモから詳しい話を聞いた限りでは、そこまで真剣にやらなくてもいいらしい。
元々アランたちと一緒に行動するということは、危険な目に遭う可能性が非常に高い。
それを知った上での行動なのだから……もし獣人たちがガリンダミア帝国軍の襲撃によって死にそうな目に遭っても、アランは助けようとはするが、それはあくまでも自分の身を第一としてのことになるだろう。
自分の身と獣人たち。
どちらが重要なのかは、当然前者だからだ。
もしこれが護衛の依頼であったりすれば、また話も違うのだろうが。
(うん、そう考えれば気楽だな。……とはいえ、いざってときは結局身体動きそうな気がするけど)
何だかんだと、アランは自分が冷徹になりきれないというのは理解している。
これで獣人たちが犯罪者……それも誰かに嵌められたといった意味ではなく、本当の意味で犯罪者で気にくわない相手なら、何かがあった時にはすぐに見捨てるといったような真似が出来るだろう。
だが、獣人たちがそのような存在でないのはほぼ間違いない。
人を見る目のあるイルゼンが、一緒に行動してもいいと許可したのだから。
「じゃあ、取りあえず行ってきますね」
「頑張れよ」
ロッコーモからの応援の言葉を受けながら、アランはゴドフリー率いる獣人たちのいる方に向かう。
一緒に行動している以上、当然だがゴドフリーたちはそう離れていない場所にいる。
とはいえ、アランたちは雲海と黄金の薔薇の二つのクランで合計百人程度もいるので、その移動人数はかなり多いのだが。
それでも何人かに話を聞きながら進むと、やがてアランは目的の馬車を見つける。
(あれ?)
そんな馬車を見て、少しだけ疑問を抱くアラン。
獣人たちの人数が多いので、全員が馬車に乗れないとのは理解出来る。
だが、それでも馬車の大きさを考えれば、四人……無理をすれば六人くらいは乗れてもおかしくはない。
だというのに、馬車の外には八人の獣人が歩いていた。
ゴドフリーと獣人の一人が御者台に乗っているのを考えると、現在馬車の中には一人しか存在しないという計算になる。
何故馬車に一人だけしか乗らないのか。
アランがそのような疑問を抱くのも当然のことだろう。
とはいえ、そんな疑問を抱いたからといって、アランはそれを追及するつもりはない。
このような裏の街道を移動しており、その上で実際に襲撃され……そこにアランたちがやって来ると、即座に逃げ出し、そして一応という程度の気持ちで放たれた雲海や黄金の薔薇の追撃に誰一人として捕らえられたり殺されたりといったことはないままに、逃げ切ったのだ。
最初にアランたちを襲おうとした盗賊たちとは、比べものにならない技量の持ち主たち。
そう考えれば、ここで無理に事情を聞くといったような真似をするのは、アランにとって自殺行為に等しいだろう。
ただでさえ自分たちがガリンダミア帝国軍に追われているのだから、これ以上の面倒はごめんだった。
「ゴドフリーさん、世話役を任されたアランです」
「やあ、これはありがたいですね。助かります」
ゴドフリーも当然ながら近付いてくるアランの姿には気が付いていたのだが、仲間の獣人たちからアランはそこまで強くないので警戒する必要がないと言われており、アランの言葉に素直に感謝の言葉を口にする。
「いえ、気にしないで下さい。このメルリアナまでの短い間ですが、一緒に行動するんですし。それに、俺達は探索者ですからゴドフリーさんたちには分からないようなこととかもあるかもしれませんから」
それは大袈裟な話ではない。
実際、探索者……それも名の知られたクランともなれば、普通なら思いもよらないような行動をするのは珍しくはないのだから。
それを思えば、こうしてアランが世話役につくというのはおかしな話ではない。
ゴドフリーもそれは分かっているのか、アランに向かって感謝の言葉を口にする。
「ありがとうございます。そうして貰えると、こちらも助かります」
本来なら、ゴドフリーよりも年下……それも数歳といったものではなく、かなり離れており、それこそ子供と言っても決して大袈裟ではないアランに向かって、素直に感謝の言葉を口にする。
それだけで決めるのはどうかと思うが、アランから見てもゴドフリーという人物は悪い人物ではないように思えた。
(いやまぁ、こんな場所を通っていて、誰か特定の相手に襲われていたってことは、とてもではないけど見たままの人物じゃないのかもしれないが)
そう思うも、アランはそれを口に出したりはしていない。
「取りあえず、俺たちが移動するのに合わせて移動してくれれば基本的に問題はありません。盗賊とかそういうのが出て来ても、何とか出来ますし」
「世話になってばかりでは、こちらも申し訳が立たん。もし盗賊が出て来た場合は、俺たちも戦おう」
アランとゴドフリーの会話に割り込んで来たのは、狼の獣人の男だ。
とはいえ、頭の上から狼の耳――犬の耳と判別するのはアランには無理なので、もしかしたら犬の獣人なのかもしれないが――が生えており、強さという点ではアランよりも上なのは間違いない。
「うーん、でも……正直、盗賊の数によっては、そんな出番はないかもしれませんよ?」
アランにしてみれば、ガリンダミア帝国軍のような精鋭ならともかく、きちんと戦闘訓練を受けたこともないような盗賊が相手なら、獣人たちの助けは必要としない。
それどころか、戦闘の連携を崩すという意味では邪魔ですらある。
それを直接口にしたりは出来ないが。
「む、そうか。……だが、世話になる身だ。何か手伝えることがあったら言ってくれ。可能な限り手伝おう」
「いえ、そこまでする必要はないと思うんですけどね。ただまぁ、そう言うのならイルゼンさんにもそう言っておきます。もし何かあったらお願いしますね」
「うむ。……ただし、言うまでもないと思うが、余計な質問はしないでくれると助かる」
その余計な質問というのは、馬車にかんすること……それも何故かほとんどの獣人がこうして歩いていることなのだろうと予想出来たアランは、素直に頷く。
「分かりました。そんな真似はしませんよ」
そう返すアランだったが、馬車の中に誰か重要人物がいるのだろうというのは、容易に予想出来る。
もちろん、重要人物だと予想出来たからといって、その相手が具体的にどのような相手なのかまでは分からないが。
とはいえ、今の状況から特に何か行動したりといったような真似をするつもりはない。
「助かる」
狼の獣人も、そんなアランの様子に思うところがあったのか感謝の言葉口にする。
獣人たちにしてみれば、アランたち……正確には雲海や黄金の薔薇と一緒に行動出来るようになったのは幸運で、それに感謝しながら歩みを進めるのだった。
イルゼンとしては、出来れば遠慮して欲しかった。
それは、ゴドフリーたちが足手纏いといったような意味もあるのだが、それ以上にガリンダミア帝国軍に狙われている自分たちと一緒に行動した場合は危険だと、そう判断したためだ。
だが、ゴドフリーは自分たちだけでは確実に死ぬ以上、少しでも生き残れる確率が高い方に賭けるという選択をし……その熱意に負け、レオノーラに話を持っていった結果が、一緒に行動するといったものだった。
「で、獣人たちの様子はどうなんだ? 何か妙な真似はしていないよな?」
獣人たちと共に裏の街道を進むこと、二時間ほど。
何故かロッコーモがそんな風にアランに尋ねてくるが、アランはそれに何と答えればいいのか迷う。
「それ、俺に聞いてどうするんです? 俺は別に獣人たちとは接触してないんですけど。その辺を知りたかったら、イルゼンさんに聞いたらどうです?」
ゴドフリーと直接話したのは、イルゼンとレオノーラだ。
そんな状況で、何故アランにそんなことを聞いてくるのか。
そう疑問に思ったアランだったが、次にロッコーモの口から出た言葉に驚く。
「え? だってイルゼンさんが獣人連中の世話係はアランに任せるって言ってたぞ?」
「……は?」
その言葉は、アランにとっても完全に予想外。
しかし、すぐに納得してしまう。
今でこそカロという心核を入手して心核使いとしては強力な戦力という扱いになっているが、元々アランは雲海の中でも一番の未熟者だった。
だからこそ、様々な雑用を行ったりもしていたのだが、今回はその流れで再び自分に獣人との接触が回ってきたのだろうと。
アランは全く理解していなかったが、アランが世話係を任された理由としてはそれ以外にもアランが獣人に対して何の偏見もないというのがある。
もちろん、他の者たちも獣人に偏見を持っていないのだが、それでもどう接すればいいのか迷うといった者もいる。
そういう者たちと違って、アランは獣人たちと本当に普通に接することが出来た。
これは当然のことながら、アランの前世が関係している。
前世で日本にいるとき、アランの趣味はゼオンを見れば分かるようにロボットもののゲームだった。
だが、別にロボットもののゲームが好きだからといって、それ以外のものに手を出していた訳ではない。
ファンタジーもののゲームや小説、漫画、アニメといったものは普通に楽しんでいたし、その中には当然のように獣人が出て来るものも多い。
だからこそ、アランはそのようなものを楽しみ……獣人に対する偏見はない。
もっと言えば、アラン自身がハーフエルフではなくクォーターエルフであり、純粋な意味で人間ではないというのも関係しているのだろう。
「でも、世話係って一体何をすればいいんですか?」
「取りあえず、ゴドフリーとかいう奴に挨拶をしてくればいいんじゃないか? そうすれば、向こうも何をして欲しいのかとか、そういうのを教えてくれるだろうし」
そう言われたアランは、それもそうかと納得する。
世話係などという風に言われていても、結局のところは雑用だ。
それも、ロッコーモから詳しい話を聞いた限りでは、そこまで真剣にやらなくてもいいらしい。
元々アランたちと一緒に行動するということは、危険な目に遭う可能性が非常に高い。
それを知った上での行動なのだから……もし獣人たちがガリンダミア帝国軍の襲撃によって死にそうな目に遭っても、アランは助けようとはするが、それはあくまでも自分の身を第一としてのことになるだろう。
自分の身と獣人たち。
どちらが重要なのかは、当然前者だからだ。
もしこれが護衛の依頼であったりすれば、また話も違うのだろうが。
(うん、そう考えれば気楽だな。……とはいえ、いざってときは結局身体動きそうな気がするけど)
何だかんだと、アランは自分が冷徹になりきれないというのは理解している。
これで獣人たちが犯罪者……それも誰かに嵌められたといった意味ではなく、本当の意味で犯罪者で気にくわない相手なら、何かがあった時にはすぐに見捨てるといったような真似が出来るだろう。
だが、獣人たちがそのような存在でないのはほぼ間違いない。
人を見る目のあるイルゼンが、一緒に行動してもいいと許可したのだから。
「じゃあ、取りあえず行ってきますね」
「頑張れよ」
ロッコーモからの応援の言葉を受けながら、アランはゴドフリー率いる獣人たちのいる方に向かう。
一緒に行動している以上、当然だがゴドフリーたちはそう離れていない場所にいる。
とはいえ、アランたちは雲海と黄金の薔薇の二つのクランで合計百人程度もいるので、その移動人数はかなり多いのだが。
それでも何人かに話を聞きながら進むと、やがてアランは目的の馬車を見つける。
(あれ?)
そんな馬車を見て、少しだけ疑問を抱くアラン。
獣人たちの人数が多いので、全員が馬車に乗れないとのは理解出来る。
だが、それでも馬車の大きさを考えれば、四人……無理をすれば六人くらいは乗れてもおかしくはない。
だというのに、馬車の外には八人の獣人が歩いていた。
ゴドフリーと獣人の一人が御者台に乗っているのを考えると、現在馬車の中には一人しか存在しないという計算になる。
何故馬車に一人だけしか乗らないのか。
アランがそのような疑問を抱くのも当然のことだろう。
とはいえ、そんな疑問を抱いたからといって、アランはそれを追及するつもりはない。
このような裏の街道を移動しており、その上で実際に襲撃され……そこにアランたちがやって来ると、即座に逃げ出し、そして一応という程度の気持ちで放たれた雲海や黄金の薔薇の追撃に誰一人として捕らえられたり殺されたりといったことはないままに、逃げ切ったのだ。
最初にアランたちを襲おうとした盗賊たちとは、比べものにならない技量の持ち主たち。
そう考えれば、ここで無理に事情を聞くといったような真似をするのは、アランにとって自殺行為に等しいだろう。
ただでさえ自分たちがガリンダミア帝国軍に追われているのだから、これ以上の面倒はごめんだった。
「ゴドフリーさん、世話役を任されたアランです」
「やあ、これはありがたいですね。助かります」
ゴドフリーも当然ながら近付いてくるアランの姿には気が付いていたのだが、仲間の獣人たちからアランはそこまで強くないので警戒する必要がないと言われており、アランの言葉に素直に感謝の言葉を口にする。
「いえ、気にしないで下さい。このメルリアナまでの短い間ですが、一緒に行動するんですし。それに、俺達は探索者ですからゴドフリーさんたちには分からないようなこととかもあるかもしれませんから」
それは大袈裟な話ではない。
実際、探索者……それも名の知られたクランともなれば、普通なら思いもよらないような行動をするのは珍しくはないのだから。
それを思えば、こうしてアランが世話役につくというのはおかしな話ではない。
ゴドフリーもそれは分かっているのか、アランに向かって感謝の言葉を口にする。
「ありがとうございます。そうして貰えると、こちらも助かります」
本来なら、ゴドフリーよりも年下……それも数歳といったものではなく、かなり離れており、それこそ子供と言っても決して大袈裟ではないアランに向かって、素直に感謝の言葉を口にする。
それだけで決めるのはどうかと思うが、アランから見てもゴドフリーという人物は悪い人物ではないように思えた。
(いやまぁ、こんな場所を通っていて、誰か特定の相手に襲われていたってことは、とてもではないけど見たままの人物じゃないのかもしれないが)
そう思うも、アランはそれを口に出したりはしていない。
「取りあえず、俺たちが移動するのに合わせて移動してくれれば基本的に問題はありません。盗賊とかそういうのが出て来ても、何とか出来ますし」
「世話になってばかりでは、こちらも申し訳が立たん。もし盗賊が出て来た場合は、俺たちも戦おう」
アランとゴドフリーの会話に割り込んで来たのは、狼の獣人の男だ。
とはいえ、頭の上から狼の耳――犬の耳と判別するのはアランには無理なので、もしかしたら犬の獣人なのかもしれないが――が生えており、強さという点ではアランよりも上なのは間違いない。
「うーん、でも……正直、盗賊の数によっては、そんな出番はないかもしれませんよ?」
アランにしてみれば、ガリンダミア帝国軍のような精鋭ならともかく、きちんと戦闘訓練を受けたこともないような盗賊が相手なら、獣人たちの助けは必要としない。
それどころか、戦闘の連携を崩すという意味では邪魔ですらある。
それを直接口にしたりは出来ないが。
「む、そうか。……だが、世話になる身だ。何か手伝えることがあったら言ってくれ。可能な限り手伝おう」
「いえ、そこまでする必要はないと思うんですけどね。ただまぁ、そう言うのならイルゼンさんにもそう言っておきます。もし何かあったらお願いしますね」
「うむ。……ただし、言うまでもないと思うが、余計な質問はしないでくれると助かる」
その余計な質問というのは、馬車にかんすること……それも何故かほとんどの獣人がこうして歩いていることなのだろうと予想出来たアランは、素直に頷く。
「分かりました。そんな真似はしませんよ」
そう返すアランだったが、馬車の中に誰か重要人物がいるのだろうというのは、容易に予想出来る。
もちろん、重要人物だと予想出来たからといって、その相手が具体的にどのような相手なのかまでは分からないが。
とはいえ、今の状況から特に何か行動したりといったような真似をするつもりはない。
「助かる」
狼の獣人も、そんなアランの様子に思うところがあったのか感謝の言葉口にする。
獣人たちにしてみれば、アランたち……正確には雲海や黄金の薔薇と一緒に行動出来るようになったのは幸運で、それに感謝しながら歩みを進めるのだった。
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