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ガリンダミア帝国との決着
411話
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アランにとって、心核使いというのは心核を使ってモンスターに変身するといったような能力を持つ者のことを指す。……アラン本人の場合は変身ではなく召喚といった形だったが。
この世界に転生し、探索者として活動し、そして何人もの心核使いを見てきた経験から、そのように思うのは当然の話だった。
だからこそ、今こうしてビッシュの口――実際には念話だが――から、ルーダーが正式名称らしい古代魔法文明時代には、ビッシュのような存在が心核使いであるというのを聞かされれば驚いてしまう。
それこそ、本来ならこうしてビッシュと会話をしているのは、地上にいるレオノーラが動けるようになるまで待つためだというのを忘れてしまうくらいに、驚くべきことだった。
あるいはそれもビッシュの狙いなのかもしれないと思いつつも、アランは口を開く。
「ルーダーの時代と今とでは、心核使いの意味が違うのか?」
『違うというか……ずれていった、という方が正しいだろうね』
「……ずれていった?」
その言葉の意味が全く分からず、アランは戸惑う。
どのような手段かは別として、アランの考えを察することが出来るビッシュは、そんなアランの様子に楽しそう感情を送ってくる。
念話やアランの考えを読むようなことだけではなく、感情を送ってくるといったような真似をされ、面白くないアランだったが、今はそれよりも疑問を解消する方が先だ。
「どういう意味だ?」
『そうだね。君たちの心核。それは……言ってみれば、本物ではなく、本物を複製したものなんだ。それも正確な意味での複製ではなく、かなり劣化してる複製だね。下位互換という表現が正しい』
「劣化した複製……?」
ビッシュのその言葉に、ふとアランは思い浮かぶことがあった。
レジスタンス連合とガリンダミア帝国軍との戦いにおいて、大量に出て来た心核使い。
モンスターに変身している以上、心核使いであるというのは間違いないが、それでも純粋に敵として考えると明らかに弱かった。
それこそ普通の心核使いとは思えないような。
「もしかして、今回の戦いで大量に出て来た心核使いは……」
『正解だよ。今回の戦いで多数出て来た心核使いは、元々が劣化複製である君たちの心核の、更に劣化複製したものだよ。それでも、それなりの出来だとは思ったんだけどね』
はぁ、と、心底残念そうにビッシュが溜息を吐く。
ビッシュにしてみれば、量産型の心核でモンスターに変身した心核使いが、レジスタンス連合を蹂躙するといったようなことを期待していたのだろう。
だが、実際にはビッシュが期待するほどの強さは持たなかった。
それがビッシュにとっては予想外の結果だったのだろう。
……もしビッシュの思い通りになっていた場合、レジスタンス連合はかなり苦戦していたのは間違いない。
そういう意味では、アランにとってこの結果は運がよかったのは間違いない。
「そんな真似が出来るとはな。だが、失敗作だったようで何よりだよ」
アランにしてみれば、もし量産された心核がアランたちの使っている心核と同じ効果を持つような性能だった場合、間違いなく苦戦しただろう。
アランの乗っているゼオンなら、大抵の相手は倒すことが出来るだろうが、それはあくまでもゼオンだからだ。
地上で戦っている者たち……それこそ雲海や黄金の薔薇の探索者であっても、普通の心核使いを相手にして勝てるかと言われれば、微妙なところだろう。
心核使いを倒せえても、その際には何人もの死人が出ていたのは間違いない。
そういう意味では、量産された心核が失敗だったというのは、アランにとって何よりの知らせではあった。
『そうだね。でも、知っての通り……あの出来損ないの心核は、僕にとっては十分な効果があったんだ。普通の人間よりも、モンスターに変身した心核使いの方が生命力は多くなるしね』
そういう目的もあったのかと納得すると同時に、ビッシュの性格の一端を掴む。
今のやり取りで自分が失敗をした……心核の出来損ないしか作れなかったことを認めつつも、それは問題ないといったように告げたことから、虚栄心の類がそれなりに強いのだろうと。
もちろん、誰しも虚栄心の類は持っている者が多い。
そうである以上、ビッシュのその言葉もそこまでおかしな話という訳ではないのだが。
「なら、ビッシュの作った心核は失敗ではなかったと?」
『もちろん、そうに決まっているだろう? 僕としては、生命力が強ければそれでよかったんだ。そういう意味では、失敗というのは言いすぎだったね。成功はしてるんだから』
その言葉で、アランは先程の印象を余計に強くする。
幸いにも、ビッシュはそんなアランの心を読まなかったのか、それとも読んだ上で問題ないと判断したのかは分からないが、何かを言ってくるようなことはなかった。
「そうか。なら次の質問だけど……」
『ちょっと待って欲しいな。君の時間稼ぎに付き合ってやってるんだ。僕だけが一方的に質問されるというのは、少し公平性に欠けると思わないかい?』
「それは……」
ビッシュの言葉に何かを言おうとしたアランは、ゼオンの映像モニタに映し出されている者の中で、何人かが少しずつではあるが動き始めているのを確認する。
当然のように動き始めているのはガリンダミア帝国軍の兵士ではなく、レジスタンス連合……それも雲海や黄金の薔薇の面々だ。
それはつまり、アランが時間稼ぎとして情報収集をしていたのは無駄ではなかったということを意味している。
アランが一番期待しているレオノーラがどのような状況になっているのかは、正直なところまだ分からない。
分からないが、それでも今の状況を思えばそう時間が経たないうちに動けるようになるのは間違いなかった。
(だとすれば……)
このような状況になれば、アランがするべきことは一つだけ。
それは、ビッシュとのやり取りをもう少し続け、少しでも時間を稼ぐことだった。
そして今、ビッシュはアランに向かって何らかの質問をしようとしている。
「分かった。で? 何が聞きたいんだ?」
『君は一体何者だい?』
アランの頭の中に響く声には、先程までのどこかからかうような色はなく、真剣にアランという人物が一体どのような相手なのかといった疑問を抱いていた。
アランにしてみれば、一番厄介な質問だろう。
それでも今の状況を誤魔化すように口を開こうとし……
『動揺したね?』
何者だという言葉に動揺したのを、ビッシュは感じ取ってそう告げる。
アランにしてみれば、自分の動揺を感じ取られたというのは非常に厄介なことだった。
しかし、ビッシュにしてみればそんなアランの動揺は好都合でしかない。
何故なら、自分の言葉を……アランという相手に抱いていた疑問が、半ば真実であると、そう証明されたも同然だったのだから。
そうである以上、当然ながらビッシュの追及は激しくなる。
『君が一体何者なのか、詳しく聞かせて貰うよ?』
「そう言ってもな。俺はゼオンという特殊で強力な存在を召喚出来るとはいえ、結局のところただの心核使いでしかないぞ。敢えて特筆すべき点となると、そういう強力な存在を召喚出来る心核使いだからこそ、他の能力はどうしても劣ってしまう」
アランの言葉は、自分という存在について誤魔化すというつもりではあったが、同時に口にした内容は真実でもある。
どんなに頑張って訓練を続けても、あらゆる能力は平均に届くかどうといったところでしかない。
もちろん、その平均というのは探索者としての平均なので、一般的に見た場合は十分高い能力を持っているのだが……何しろ、アランは小さい頃から雲海の中で育ってきたのだ。
その価値観は当然のように雲海に所属する探索者達を基準とするのは間違いない。
『アランの言いたいことは分かるよ。けど、それで僕に納得しろと?』
不満そうな様子のビッシュの言葉がアランの脳裏に響く。
とはいえ、アランとしては前世の件を口にする訳にはいかない。
いや、もしそれを言ったとして、信じて貰えるかどうかというのがある。
そもそもの話、自分が前世を持っていることを言ったところで、それがビッシュに一体どのような意味を持つのかというのは、アランにとっても疑問だ。
疑問ではあるのだが、それでもビッシュがアランの正体を聞きたいと言っているのだから、それを思えばやはり言うべきではないと判断するのは当然だった。
「そう言っても、俺が心核使いに特化しているからこそ、今このような状況になってるのは間違いないだろ? それを思えば、おかしな話ではないと思うが?」
『ねぇ、アラン。……君は僕を怒らせたいのかな?』
不満を露わにしているビッシュの言葉は、アランにとって面白くはない。
必要なのは時間稼ぎである以上、今はビッシュを怒らせるような真似はせずに、話を延ばす必要があった。
「いや、怒らせるつもりはない。ただ単純に俺が思っているところを言ってるだけだよ」
『何でもない普通の人間が、何故そのような……ルーダーですら存在しなかったような存在を生み出せるんだい? それも、この世界の普通の心核使いとは違い、自分が変身するのではなくどこからともなく呼び出すというのは……僕のアポカリプスに似ていると思えないかな?』
「それは……」
アランにとって、その言葉はかなり意外な言葉だった。
今まではゼオンの召喚に対して、特に何かを思っていいた訳ではない。
心核使いに特化している自分の能力と、前世を持つという特殊性からゼオンを召喚出来るようになっていたのだと、そう思っていたのだ。
だが、改めてビッシュに言われてみれば、その言葉はそこまで間違っているようには思えない。
空間を破壊して姿を現したアポカリプス、そしてどこかともなく召喚されるゼオン。
この二つの間に、類似点があると言われれば……アランとしては、それも一理あると思ってしまう。
そして……そんなアランの時間稼ぎが功を奏したのか……
『ガアアアアアアアアアアアアアアアアア!』
不意に、周囲一帯にレオノーラが変身した黄金ドラゴンの雄叫びは響き渡るのだった。
この世界に転生し、探索者として活動し、そして何人もの心核使いを見てきた経験から、そのように思うのは当然の話だった。
だからこそ、今こうしてビッシュの口――実際には念話だが――から、ルーダーが正式名称らしい古代魔法文明時代には、ビッシュのような存在が心核使いであるというのを聞かされれば驚いてしまう。
それこそ、本来ならこうしてビッシュと会話をしているのは、地上にいるレオノーラが動けるようになるまで待つためだというのを忘れてしまうくらいに、驚くべきことだった。
あるいはそれもビッシュの狙いなのかもしれないと思いつつも、アランは口を開く。
「ルーダーの時代と今とでは、心核使いの意味が違うのか?」
『違うというか……ずれていった、という方が正しいだろうね』
「……ずれていった?」
その言葉の意味が全く分からず、アランは戸惑う。
どのような手段かは別として、アランの考えを察することが出来るビッシュは、そんなアランの様子に楽しそう感情を送ってくる。
念話やアランの考えを読むようなことだけではなく、感情を送ってくるといったような真似をされ、面白くないアランだったが、今はそれよりも疑問を解消する方が先だ。
「どういう意味だ?」
『そうだね。君たちの心核。それは……言ってみれば、本物ではなく、本物を複製したものなんだ。それも正確な意味での複製ではなく、かなり劣化してる複製だね。下位互換という表現が正しい』
「劣化した複製……?」
ビッシュのその言葉に、ふとアランは思い浮かぶことがあった。
レジスタンス連合とガリンダミア帝国軍との戦いにおいて、大量に出て来た心核使い。
モンスターに変身している以上、心核使いであるというのは間違いないが、それでも純粋に敵として考えると明らかに弱かった。
それこそ普通の心核使いとは思えないような。
「もしかして、今回の戦いで大量に出て来た心核使いは……」
『正解だよ。今回の戦いで多数出て来た心核使いは、元々が劣化複製である君たちの心核の、更に劣化複製したものだよ。それでも、それなりの出来だとは思ったんだけどね』
はぁ、と、心底残念そうにビッシュが溜息を吐く。
ビッシュにしてみれば、量産型の心核でモンスターに変身した心核使いが、レジスタンス連合を蹂躙するといったようなことを期待していたのだろう。
だが、実際にはビッシュが期待するほどの強さは持たなかった。
それがビッシュにとっては予想外の結果だったのだろう。
……もしビッシュの思い通りになっていた場合、レジスタンス連合はかなり苦戦していたのは間違いない。
そういう意味では、アランにとってこの結果は運がよかったのは間違いない。
「そんな真似が出来るとはな。だが、失敗作だったようで何よりだよ」
アランにしてみれば、もし量産された心核がアランたちの使っている心核と同じ効果を持つような性能だった場合、間違いなく苦戦しただろう。
アランの乗っているゼオンなら、大抵の相手は倒すことが出来るだろうが、それはあくまでもゼオンだからだ。
地上で戦っている者たち……それこそ雲海や黄金の薔薇の探索者であっても、普通の心核使いを相手にして勝てるかと言われれば、微妙なところだろう。
心核使いを倒せえても、その際には何人もの死人が出ていたのは間違いない。
そういう意味では、量産された心核が失敗だったというのは、アランにとって何よりの知らせではあった。
『そうだね。でも、知っての通り……あの出来損ないの心核は、僕にとっては十分な効果があったんだ。普通の人間よりも、モンスターに変身した心核使いの方が生命力は多くなるしね』
そういう目的もあったのかと納得すると同時に、ビッシュの性格の一端を掴む。
今のやり取りで自分が失敗をした……心核の出来損ないしか作れなかったことを認めつつも、それは問題ないといったように告げたことから、虚栄心の類がそれなりに強いのだろうと。
もちろん、誰しも虚栄心の類は持っている者が多い。
そうである以上、ビッシュのその言葉もそこまでおかしな話という訳ではないのだが。
「なら、ビッシュの作った心核は失敗ではなかったと?」
『もちろん、そうに決まっているだろう? 僕としては、生命力が強ければそれでよかったんだ。そういう意味では、失敗というのは言いすぎだったね。成功はしてるんだから』
その言葉で、アランは先程の印象を余計に強くする。
幸いにも、ビッシュはそんなアランの心を読まなかったのか、それとも読んだ上で問題ないと判断したのかは分からないが、何かを言ってくるようなことはなかった。
「そうか。なら次の質問だけど……」
『ちょっと待って欲しいな。君の時間稼ぎに付き合ってやってるんだ。僕だけが一方的に質問されるというのは、少し公平性に欠けると思わないかい?』
「それは……」
ビッシュの言葉に何かを言おうとしたアランは、ゼオンの映像モニタに映し出されている者の中で、何人かが少しずつではあるが動き始めているのを確認する。
当然のように動き始めているのはガリンダミア帝国軍の兵士ではなく、レジスタンス連合……それも雲海や黄金の薔薇の面々だ。
それはつまり、アランが時間稼ぎとして情報収集をしていたのは無駄ではなかったということを意味している。
アランが一番期待しているレオノーラがどのような状況になっているのかは、正直なところまだ分からない。
分からないが、それでも今の状況を思えばそう時間が経たないうちに動けるようになるのは間違いなかった。
(だとすれば……)
このような状況になれば、アランがするべきことは一つだけ。
それは、ビッシュとのやり取りをもう少し続け、少しでも時間を稼ぐことだった。
そして今、ビッシュはアランに向かって何らかの質問をしようとしている。
「分かった。で? 何が聞きたいんだ?」
『君は一体何者だい?』
アランの頭の中に響く声には、先程までのどこかからかうような色はなく、真剣にアランという人物が一体どのような相手なのかといった疑問を抱いていた。
アランにしてみれば、一番厄介な質問だろう。
それでも今の状況を誤魔化すように口を開こうとし……
『動揺したね?』
何者だという言葉に動揺したのを、ビッシュは感じ取ってそう告げる。
アランにしてみれば、自分の動揺を感じ取られたというのは非常に厄介なことだった。
しかし、ビッシュにしてみればそんなアランの動揺は好都合でしかない。
何故なら、自分の言葉を……アランという相手に抱いていた疑問が、半ば真実であると、そう証明されたも同然だったのだから。
そうである以上、当然ながらビッシュの追及は激しくなる。
『君が一体何者なのか、詳しく聞かせて貰うよ?』
「そう言ってもな。俺はゼオンという特殊で強力な存在を召喚出来るとはいえ、結局のところただの心核使いでしかないぞ。敢えて特筆すべき点となると、そういう強力な存在を召喚出来る心核使いだからこそ、他の能力はどうしても劣ってしまう」
アランの言葉は、自分という存在について誤魔化すというつもりではあったが、同時に口にした内容は真実でもある。
どんなに頑張って訓練を続けても、あらゆる能力は平均に届くかどうといったところでしかない。
もちろん、その平均というのは探索者としての平均なので、一般的に見た場合は十分高い能力を持っているのだが……何しろ、アランは小さい頃から雲海の中で育ってきたのだ。
その価値観は当然のように雲海に所属する探索者達を基準とするのは間違いない。
『アランの言いたいことは分かるよ。けど、それで僕に納得しろと?』
不満そうな様子のビッシュの言葉がアランの脳裏に響く。
とはいえ、アランとしては前世の件を口にする訳にはいかない。
いや、もしそれを言ったとして、信じて貰えるかどうかというのがある。
そもそもの話、自分が前世を持っていることを言ったところで、それがビッシュに一体どのような意味を持つのかというのは、アランにとっても疑問だ。
疑問ではあるのだが、それでもビッシュがアランの正体を聞きたいと言っているのだから、それを思えばやはり言うべきではないと判断するのは当然だった。
「そう言っても、俺が心核使いに特化しているからこそ、今このような状況になってるのは間違いないだろ? それを思えば、おかしな話ではないと思うが?」
『ねぇ、アラン。……君は僕を怒らせたいのかな?』
不満を露わにしているビッシュの言葉は、アランにとって面白くはない。
必要なのは時間稼ぎである以上、今はビッシュを怒らせるような真似はせずに、話を延ばす必要があった。
「いや、怒らせるつもりはない。ただ単純に俺が思っているところを言ってるだけだよ」
『何でもない普通の人間が、何故そのような……ルーダーですら存在しなかったような存在を生み出せるんだい? それも、この世界の普通の心核使いとは違い、自分が変身するのではなくどこからともなく呼び出すというのは……僕のアポカリプスに似ていると思えないかな?』
「それは……」
アランにとって、その言葉はかなり意外な言葉だった。
今まではゼオンの召喚に対して、特に何かを思っていいた訳ではない。
心核使いに特化している自分の能力と、前世を持つという特殊性からゼオンを召喚出来るようになっていたのだと、そう思っていたのだ。
だが、改めてビッシュに言われてみれば、その言葉はそこまで間違っているようには思えない。
空間を破壊して姿を現したアポカリプス、そしてどこかともなく召喚されるゼオン。
この二つの間に、類似点があると言われれば……アランとしては、それも一理あると思ってしまう。
そして……そんなアランの時間稼ぎが功を奏したのか……
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