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兄と庭園
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さぁ断れずついに庭園にまで来てしまったクリスもとい俺
何故か好感度が高くて少しめんどくさいルフィアに庭園を案内される
クリス(てか元々は散歩だったよな…?あの時焦ってて案内とか行ったけど……)
まぁでも、グラッサーを筆頭に、クリスがあのボロ小屋に閉じ込められてた間に庭園はいくらか変わっていたみたいで、前回では見回りきれなかったところも含めて案内してもらうことになった
ルフィア「クリスはもう知ってるかな?このガラスのように透明な木はグラッサーと呼ばれる魔法樹の一種なんだよ」
クリス「…!知ってます!前ハルじいとミレンが教えてくれました!」
クリス「確かミクリアス侯爵様?がフィシェル第二王子殿下に誕生日祝いで贈ったって…」
にしても、いつ見ても綺麗な樹だな…確か冬になるとジュエールっていうリンゴみたいな果実を実らすんだっけ?早く冬にならないかなぁ…
ルフィア「……へぇ、教えてもらったんだ?確かミレンってのはルフィアの新しい専属の子だっけ?」
クリス「はい!ミレンは僕にとっても優しくて、頼りになる子なんです!」(今日はなぜか不機嫌な感じだったけどな!!)
ルフィア「ふーん……」
なんだ?急に声のトーンが若干下がるし、笑ってはいるけどさっきまでの明るい笑みというよりも、薄ら笑い?みたいな感じだし……
もしかしてミレンに嫉妬?……いや、そんなわけないか。いくら俺のことをルフィアが愛していても、さすがにそこまでじゃかいだろうし……だよな?え?そうだよな…?
クリス「?ルフィア兄さま……?」
ルフィア「ん?どうかしたかい?」パッ いつもの明るい笑顔に戻る
クリス「い、いえ…その………ちょっと名前を呼びたくなって……」
うぉ?!急に戻ったな???……さっきのなんだったんだ?とくになにもないならいいけど……つか、呼び掛けの誤魔化しにしては随分へんてこなこと言ったな俺???
ルフィア「あぁ、名前を呼びたかったのかい?いくらでも呼んでいいよ、愛しのクリス」
クリス「ヒエ…あ、はい……」
ひえ~なんじゃ愛しのクリスってのは。それはあれだよな?兄弟としてだよな??なぁ?いくらBLゲームの世界で、好感度がバグってるとはいえ、そんなことないよな???
……いやまぁ、別にそんなルフィアのことがきらいってわけじゃねーんだけどさ……。てか、今この子供に無関心な母親・腹の中がわからない父親・自分を忌み嫌う兄・ぞんざいに扱ってくる使用人たち。そんななかでルフィアのようなそれなりの権力がある人からの好感度があるのはいいことなんだけどな……。まぁ、だからといって、愛しのクリスとか言われたらちょっと……こう…拒絶反応?てのがでそうになるんだよな~~。俺には野郎とどうこうなるつもりはないし………
チラッとルフィアの顔を見る
ルフィア「ん?兄さまの顔に何かあるのかい?」
こちらを見るルフィアの瞳は愛しいという感情を孕んでいた。それが家族の…弟に向けるものなのか、好きな人に向けるものなのか、そんなの一般人の自分には違いなんてものはわからない。ただ、この瞳の奥にあるものがなんであれ、あまりルフィアとは関わりたくないと思ってしまった。それは確かなことだった
クリス「……ううん。なんでもないよ、ルフィア兄さま」
クリス「ほら、案内してくれるんでしょう?僕、前は回りきれなかったから、楽しみなんだ。ね?行こう」
ルフィア「そうだね、クリス」
……よし。いつか、絶対この城からでて、俺の悪役への道を…バッドエンドを絶ってやる。
何故か好感度が高くて少しめんどくさいルフィアに庭園を案内される
クリス(てか元々は散歩だったよな…?あの時焦ってて案内とか行ったけど……)
まぁでも、グラッサーを筆頭に、クリスがあのボロ小屋に閉じ込められてた間に庭園はいくらか変わっていたみたいで、前回では見回りきれなかったところも含めて案内してもらうことになった
ルフィア「クリスはもう知ってるかな?このガラスのように透明な木はグラッサーと呼ばれる魔法樹の一種なんだよ」
クリス「…!知ってます!前ハルじいとミレンが教えてくれました!」
クリス「確かミクリアス侯爵様?がフィシェル第二王子殿下に誕生日祝いで贈ったって…」
にしても、いつ見ても綺麗な樹だな…確か冬になるとジュエールっていうリンゴみたいな果実を実らすんだっけ?早く冬にならないかなぁ…
ルフィア「……へぇ、教えてもらったんだ?確かミレンってのはルフィアの新しい専属の子だっけ?」
クリス「はい!ミレンは僕にとっても優しくて、頼りになる子なんです!」(今日はなぜか不機嫌な感じだったけどな!!)
ルフィア「ふーん……」
なんだ?急に声のトーンが若干下がるし、笑ってはいるけどさっきまでの明るい笑みというよりも、薄ら笑い?みたいな感じだし……
もしかしてミレンに嫉妬?……いや、そんなわけないか。いくら俺のことをルフィアが愛していても、さすがにそこまでじゃかいだろうし……だよな?え?そうだよな…?
クリス「?ルフィア兄さま……?」
ルフィア「ん?どうかしたかい?」パッ いつもの明るい笑顔に戻る
クリス「い、いえ…その………ちょっと名前を呼びたくなって……」
うぉ?!急に戻ったな???……さっきのなんだったんだ?とくになにもないならいいけど……つか、呼び掛けの誤魔化しにしては随分へんてこなこと言ったな俺???
ルフィア「あぁ、名前を呼びたかったのかい?いくらでも呼んでいいよ、愛しのクリス」
クリス「ヒエ…あ、はい……」
ひえ~なんじゃ愛しのクリスってのは。それはあれだよな?兄弟としてだよな??なぁ?いくらBLゲームの世界で、好感度がバグってるとはいえ、そんなことないよな???
……いやまぁ、別にそんなルフィアのことがきらいってわけじゃねーんだけどさ……。てか、今この子供に無関心な母親・腹の中がわからない父親・自分を忌み嫌う兄・ぞんざいに扱ってくる使用人たち。そんななかでルフィアのようなそれなりの権力がある人からの好感度があるのはいいことなんだけどな……。まぁ、だからといって、愛しのクリスとか言われたらちょっと……こう…拒絶反応?てのがでそうになるんだよな~~。俺には野郎とどうこうなるつもりはないし………
チラッとルフィアの顔を見る
ルフィア「ん?兄さまの顔に何かあるのかい?」
こちらを見るルフィアの瞳は愛しいという感情を孕んでいた。それが家族の…弟に向けるものなのか、好きな人に向けるものなのか、そんなの一般人の自分には違いなんてものはわからない。ただ、この瞳の奥にあるものがなんであれ、あまりルフィアとは関わりたくないと思ってしまった。それは確かなことだった
クリス「……ううん。なんでもないよ、ルフィア兄さま」
クリス「ほら、案内してくれるんでしょう?僕、前は回りきれなかったから、楽しみなんだ。ね?行こう」
ルフィア「そうだね、クリス」
……よし。いつか、絶対この城からでて、俺の悪役への道を…バッドエンドを絶ってやる。
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