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第三話 忘れられた優しさ
(三)
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それでも二人でただっぴろい日本庭園を見て回り、池の鯉に餌をあげて、黒服の男たちを交えてボール遊びをしている頃には、その疑念はなくなっていた。
「お姉ちゃん次は一緒にこれして遊ぼ!」
そう言うと竜次はリュックサックの中から二つ折りの携帯ゲーム機を取り出して荊木に見せた。
「いいですよー。でもこれ一体何ですか?」
「えっお姉ちゃん知らないの!?」
「あはは、すみません。私あまり外のことは知らないのですよ。“けーたい”っていうものによく似ている気がしますね。」
「そっかぁ、じゃあ僕が先にするから見てて!」
縁側に二人で並んで座り、竜次は得意げにゲームをプレイしているところを荊木に見せた。
「ほら、簡単でしょ?はい、次お姉ちゃんの番ね。」
「あっ、はい。すごいですね、これこのように折りたたむことができるなんて、これってどこまで……」
バキッ
折りたたみ型のゲーム機がどこまで開くのかを確かめた結果、機械としては致命的な音を立てた後、光のともらない二枚の板が荊木の手の中に残った。少し離れたところで様子を見守っていた黒服の男たちの顔が青ざめる。
「えっ、これ、もしかして私……」
澪は今までに感じたことがないような恐怖とともに横に座る少年の顔を除いた。少年は目の前で見事真っ二つに壊されたお気に入りのゲーム機を見て、いまにも涙が目からこぼれ落ちそうになっていた。
「たっ、大変申し訳ございません、どんな償いでもいたします!」
竜次は必死に涙をこらえて鼻水をすすり、しゃくりを我慢した。
「おい!今すぐこれと同じものを買ってこい!」
澪が言い終える直前には様子を見ていた黒服の一人が走り始めていた。しかし、竜次はややもすれば裏返ってしまいそうな声で小さく言った。
「大丈夫だよ、お姉ちゃん。ぼく、誕生日近いから、また新しいの、買ってもらうから、大丈夫だよ。」
「しかし……」
自分が今しがたやってしまったことへの後悔で体を震わせながら、澪は何かを言おうとして、何も言えないことに気が付いた。やっと呼吸の落ち着いた竜次は目を真っ赤にしながら、それでも必死に繕ったぎこちない笑顔で言った。
「かわりにまた一緒に遊んで、今日とっても楽しかったから。」
「もちろんです!私でよければいつでもお相手させていただきます!」
荊木がそう言うと、今度は心からの笑顔で竜次は嬉しそうに笑った。
それから竜次は、家が近いこともあって酒呑童子の屋敷を一人で訪ねるようになり、ほとんど毎日のように来ては荊木と一緒に、時には酒呑童子や黒服の男たちも交えて遊ぶようになった。
「お姉ちゃん、今日は一緒に公園行こう!ぼくのお友達と一緒に遊ぼうよ!」
ある日、竜次は荊木に会うとすぐにそう言った。快諾した荊木を連れて、二人は近所の公園まで一緒に行った。道中、竜次はその友達たちのことを語った。屋敷にくる以前よく遊んでいたこと、いつも追いかけっこやかくれんぼをして遊ぶこと、公園に入ってきた野良犬から逃げ回ったことなど、荊木は優しく耳を傾けた。
公園に着くと、そこには数人の子供たちがすでに遊んでいた。
「あのオレンジの服がリカちゃん、あのしましまの服がゴローくんで、二つ結びの女の子がサヤカちゃんで……、覚えた?」
竜次はそこにいる全員の名前を言い終えると、荊木に尋ねた。
「あはは、どうでしょう……ちょっと多かったかもしれないです。」
「大丈夫一緒に遊んだらすぐに覚えるよ!いこう!」
荊木の手を引いて竜次は子供たちの輪の中に入っていった。
「そのお姉さんだれー?」
「お姉さん背高ーい、モデルさんみたい!」
「髪の毛きれーい!すごーい!」
子供たちがおのおの荊木のことを褒め、荊木が戸惑っている横で、竜次はまるで自分が褒められているかのように満足げな顔をしていた。
「お姉さんも一緒に遊ぼう!おにごっこ!お姉さんが鬼やって!」
「私がですか!?あはは、いいですよー。みんな逃げてくださーい。」
子供たちは歓声をあげながら蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
「まさか本当の鬼に追いかけられるとは、その子たちも思わなかったでしょうね。」
◇ ◆ ◇
八雲が皮肉を言った。
「おい茶化すな。若との大切な思い出だぞ。」
澪はそう言いながらも思い出を懐かしむように目を細めた。その目に哀愁を感じ取った理由を八雲はそのとき分からなかった。
「八雲、お前にとって死の定義とはなんだ?」
澪がだしぬけにそう尋ねた。
「なによいきなり。」
「いいから答えろ。私にも少しくらい質問する権利はあるはずだ。」
「死って……、心臓が止まったらとか、脳が動かなくなったらとか、そういうもんでしょ。」
言い終わってから八雲は考えた。そうだとすれば目の前にいる澪は果たして生きているのか、死んでいるのか、それともハナから生きていないのか。
「そうだな。確かに多くの人間はそう思っているだろう。死の定義などいくらでもある。脳は止まっても心臓は生きている、首を切られても声に反応する、体は動かなくなっても神経は、細胞は、遺伝子は生き続けている。一つの定義に反対意見を挙げればきりがないだろう。そしてその反対意見をすべて包括できるような定義など、もはや意味がなくなっている。」
「何が言いたいの?人間の死の定義なんて妖魔からすれば、取るに足らないつまらないことでしょ?」
「……そうだな。だが中には興味深いものもある。もっと概念的なものだ。誰かのために、何かのために生き、それがなくなったら死に等しいという考え。平和ボケした現代の人間でも全く理解できなくはないだろう?」
目の前の鬼はそういう人間を果たしてどれくらい見て来たのだろうと八雲は思った。歴史の教科書に載っているような戦、そうではない戦の中で、何千何万の兵たちがそのように考え、そして死んでいったのだろうかと考えた。
「……あと一つ、あげるとするならば、これは人間と私のようなものが共通して理解しうる定義だが。その存在を、その者が行ったことを、その名前を、忘れられてしまったときというのがあるな。」
八雲はやっと澪がなぜこの話をし始めたのかを理解した。
「そのときやっと気づいたのだ。公園にいる誰一人として、若の名前を呼ばないことを。」
思い出話の中で語られる竜次の、生まれながらにして持つ特性。そこにいても不思議に思われず、しかしそれが誰であるのか知るものはいない。
「……だから若は私が名前を呼んだとき、あんなにうれしそうな顔をしたのだ。目の前で大切なものを壊されても、怒らず、泣かず、代わりにまた一緒に遊ぶことを願ったのだ。公園の友達、若はすべての子の名前を憶えているのに、誰も若のことは覚えていない。想像できるか?そんな苦しみを。」
澪はそう言って両腕をさすった。伝説の鬼でさえ寒気がするほどの恐怖。忘れられる恐怖を竜次は物心ついた時から毎日のように経験していた。当時の本人にその自覚があったかは定かでなくとも、澪から名前を呼ばれたときの光がともるような少年の表情を八雲は容易に想像できた。
「お姉ちゃん次は一緒にこれして遊ぼ!」
そう言うと竜次はリュックサックの中から二つ折りの携帯ゲーム機を取り出して荊木に見せた。
「いいですよー。でもこれ一体何ですか?」
「えっお姉ちゃん知らないの!?」
「あはは、すみません。私あまり外のことは知らないのですよ。“けーたい”っていうものによく似ている気がしますね。」
「そっかぁ、じゃあ僕が先にするから見てて!」
縁側に二人で並んで座り、竜次は得意げにゲームをプレイしているところを荊木に見せた。
「ほら、簡単でしょ?はい、次お姉ちゃんの番ね。」
「あっ、はい。すごいですね、これこのように折りたたむことができるなんて、これってどこまで……」
バキッ
折りたたみ型のゲーム機がどこまで開くのかを確かめた結果、機械としては致命的な音を立てた後、光のともらない二枚の板が荊木の手の中に残った。少し離れたところで様子を見守っていた黒服の男たちの顔が青ざめる。
「えっ、これ、もしかして私……」
澪は今までに感じたことがないような恐怖とともに横に座る少年の顔を除いた。少年は目の前で見事真っ二つに壊されたお気に入りのゲーム機を見て、いまにも涙が目からこぼれ落ちそうになっていた。
「たっ、大変申し訳ございません、どんな償いでもいたします!」
竜次は必死に涙をこらえて鼻水をすすり、しゃくりを我慢した。
「おい!今すぐこれと同じものを買ってこい!」
澪が言い終える直前には様子を見ていた黒服の一人が走り始めていた。しかし、竜次はややもすれば裏返ってしまいそうな声で小さく言った。
「大丈夫だよ、お姉ちゃん。ぼく、誕生日近いから、また新しいの、買ってもらうから、大丈夫だよ。」
「しかし……」
自分が今しがたやってしまったことへの後悔で体を震わせながら、澪は何かを言おうとして、何も言えないことに気が付いた。やっと呼吸の落ち着いた竜次は目を真っ赤にしながら、それでも必死に繕ったぎこちない笑顔で言った。
「かわりにまた一緒に遊んで、今日とっても楽しかったから。」
「もちろんです!私でよければいつでもお相手させていただきます!」
荊木がそう言うと、今度は心からの笑顔で竜次は嬉しそうに笑った。
それから竜次は、家が近いこともあって酒呑童子の屋敷を一人で訪ねるようになり、ほとんど毎日のように来ては荊木と一緒に、時には酒呑童子や黒服の男たちも交えて遊ぶようになった。
「お姉ちゃん、今日は一緒に公園行こう!ぼくのお友達と一緒に遊ぼうよ!」
ある日、竜次は荊木に会うとすぐにそう言った。快諾した荊木を連れて、二人は近所の公園まで一緒に行った。道中、竜次はその友達たちのことを語った。屋敷にくる以前よく遊んでいたこと、いつも追いかけっこやかくれんぼをして遊ぶこと、公園に入ってきた野良犬から逃げ回ったことなど、荊木は優しく耳を傾けた。
公園に着くと、そこには数人の子供たちがすでに遊んでいた。
「あのオレンジの服がリカちゃん、あのしましまの服がゴローくんで、二つ結びの女の子がサヤカちゃんで……、覚えた?」
竜次はそこにいる全員の名前を言い終えると、荊木に尋ねた。
「あはは、どうでしょう……ちょっと多かったかもしれないです。」
「大丈夫一緒に遊んだらすぐに覚えるよ!いこう!」
荊木の手を引いて竜次は子供たちの輪の中に入っていった。
「そのお姉さんだれー?」
「お姉さん背高ーい、モデルさんみたい!」
「髪の毛きれーい!すごーい!」
子供たちがおのおの荊木のことを褒め、荊木が戸惑っている横で、竜次はまるで自分が褒められているかのように満足げな顔をしていた。
「お姉さんも一緒に遊ぼう!おにごっこ!お姉さんが鬼やって!」
「私がですか!?あはは、いいですよー。みんな逃げてくださーい。」
子供たちは歓声をあげながら蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
「まさか本当の鬼に追いかけられるとは、その子たちも思わなかったでしょうね。」
◇ ◆ ◇
八雲が皮肉を言った。
「おい茶化すな。若との大切な思い出だぞ。」
澪はそう言いながらも思い出を懐かしむように目を細めた。その目に哀愁を感じ取った理由を八雲はそのとき分からなかった。
「八雲、お前にとって死の定義とはなんだ?」
澪がだしぬけにそう尋ねた。
「なによいきなり。」
「いいから答えろ。私にも少しくらい質問する権利はあるはずだ。」
「死って……、心臓が止まったらとか、脳が動かなくなったらとか、そういうもんでしょ。」
言い終わってから八雲は考えた。そうだとすれば目の前にいる澪は果たして生きているのか、死んでいるのか、それともハナから生きていないのか。
「そうだな。確かに多くの人間はそう思っているだろう。死の定義などいくらでもある。脳は止まっても心臓は生きている、首を切られても声に反応する、体は動かなくなっても神経は、細胞は、遺伝子は生き続けている。一つの定義に反対意見を挙げればきりがないだろう。そしてその反対意見をすべて包括できるような定義など、もはや意味がなくなっている。」
「何が言いたいの?人間の死の定義なんて妖魔からすれば、取るに足らないつまらないことでしょ?」
「……そうだな。だが中には興味深いものもある。もっと概念的なものだ。誰かのために、何かのために生き、それがなくなったら死に等しいという考え。平和ボケした現代の人間でも全く理解できなくはないだろう?」
目の前の鬼はそういう人間を果たしてどれくらい見て来たのだろうと八雲は思った。歴史の教科書に載っているような戦、そうではない戦の中で、何千何万の兵たちがそのように考え、そして死んでいったのだろうかと考えた。
「……あと一つ、あげるとするならば、これは人間と私のようなものが共通して理解しうる定義だが。その存在を、その者が行ったことを、その名前を、忘れられてしまったときというのがあるな。」
八雲はやっと澪がなぜこの話をし始めたのかを理解した。
「そのときやっと気づいたのだ。公園にいる誰一人として、若の名前を呼ばないことを。」
思い出話の中で語られる竜次の、生まれながらにして持つ特性。そこにいても不思議に思われず、しかしそれが誰であるのか知るものはいない。
「……だから若は私が名前を呼んだとき、あんなにうれしそうな顔をしたのだ。目の前で大切なものを壊されても、怒らず、泣かず、代わりにまた一緒に遊ぶことを願ったのだ。公園の友達、若はすべての子の名前を憶えているのに、誰も若のことは覚えていない。想像できるか?そんな苦しみを。」
澪はそう言って両腕をさすった。伝説の鬼でさえ寒気がするほどの恐怖。忘れられる恐怖を竜次は物心ついた時から毎日のように経験していた。当時の本人にその自覚があったかは定かでなくとも、澪から名前を呼ばれたときの光がともるような少年の表情を八雲は容易に想像できた。
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