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2章 Aを目指せ
49話 新人イビリ?
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「へ~君が、ファルコ君?でっかいね。本当に15歳?」
「はい、なんなら証明書を────」
「いいいい!そこまでしなくていいから!!イーグルさんの年齢からして15歳だって分かるから!」
少し俺を揶揄うように話しかけてきたのは、無精髭を生やし、目の下の隈の酷い中年の先輩冒険者。それなりの価値がつきそうな槍を肩にかけながら、俺に近づいてくる。
「父さんを知っているんですか?」
「ああ、知ってるさ。昔所属してたB級ギルドで一緒だったからな」
「なるほど。父がお世話になりました」
「いやいやいや!お世話になったのはこっちの方!あの人には何度命を助けられた事やら・・・そして、今から君にも助けてもらおうと思ってねぇ?」
ピラリと一枚の羊皮紙を俺の目の前に出してくる。それは、魔物の討伐依頼書だった。
「俺指名のホワイトダンサーの討伐依頼だ。数が多くて迷ってたんだが、丁度いい。どうだ?」
ホワイトダンサー。確か、植物系の魔物だったはず。自力で移動する事が可能となっており、人を襲って殺し、苗床にするという中々に怖い習性を持つ魔物だ。
植物系の魔物は苦手だ。体が動物系と違って薄っぺらいせいで、打撃型である俺の投球の通りが悪い。だけど、ここで断ったどうなるだろう?
「まさか、断るとは言わねぇよな?あのイーグルさんの息子さんなんだからよぉ?」
少なくとも、スノーテイルズでの俺の評価はマイナスになる。成果を出すまでは舐められることになるだろう。
ほぼ俺には選択肢が無いわけだ。
「何をやってるの。ファルコ君びっくりしてるじゃ無い!」
「あだっ!?いやいや、そんなつもりは無かったんだよ?ただ、Bの過酷さを教えてあげようと思って・・・」
「なら、もっと優しさを出しな!可哀想だろう!?」
「はい、すんません・・・」
短剣の柄で槍使いの先輩の頭を叩く女性。会話からしてそこそこの仲に思えるが・・・。
「ごめんなさいね、うちの旦那、新人をいじるのが大好きなのよ」
「いやいや、ごめんねぇ・・・」
仲が良いと思ったら、夫婦だったらしい。
「パルス・スパークレンスだ。よろしくな」
「私は、ラーバよ。嫁入りしたからこの人と同じ苗字。仲良くしましょ」
スパークレンス。なんだか、名前だけで痺れてしまいそうだ。最初はどんなギルドかビクビクしていたが、ガセ通しの良いギルドらしい。
それはそうと─────。
「ホワイトダンサーの依頼は冗談ではないんですよね?」
「ああ、これはしっかりとした依頼だぞ。それがどうした?」
「まだ、人員の枠空いてますか?2人分の」
「・・・空いてるぜぇ」
親睦を深めるには、食事や酒と言うが、冒険者の親睦の深め方は一緒に依頼を受ける事である。
それに、スパークレンス夫婦とは仲良くなっておきたい。
「はい、なんなら証明書を────」
「いいいい!そこまでしなくていいから!!イーグルさんの年齢からして15歳だって分かるから!」
少し俺を揶揄うように話しかけてきたのは、無精髭を生やし、目の下の隈の酷い中年の先輩冒険者。それなりの価値がつきそうな槍を肩にかけながら、俺に近づいてくる。
「父さんを知っているんですか?」
「ああ、知ってるさ。昔所属してたB級ギルドで一緒だったからな」
「なるほど。父がお世話になりました」
「いやいやいや!お世話になったのはこっちの方!あの人には何度命を助けられた事やら・・・そして、今から君にも助けてもらおうと思ってねぇ?」
ピラリと一枚の羊皮紙を俺の目の前に出してくる。それは、魔物の討伐依頼書だった。
「俺指名のホワイトダンサーの討伐依頼だ。数が多くて迷ってたんだが、丁度いい。どうだ?」
ホワイトダンサー。確か、植物系の魔物だったはず。自力で移動する事が可能となっており、人を襲って殺し、苗床にするという中々に怖い習性を持つ魔物だ。
植物系の魔物は苦手だ。体が動物系と違って薄っぺらいせいで、打撃型である俺の投球の通りが悪い。だけど、ここで断ったどうなるだろう?
「まさか、断るとは言わねぇよな?あのイーグルさんの息子さんなんだからよぉ?」
少なくとも、スノーテイルズでの俺の評価はマイナスになる。成果を出すまでは舐められることになるだろう。
ほぼ俺には選択肢が無いわけだ。
「何をやってるの。ファルコ君びっくりしてるじゃ無い!」
「あだっ!?いやいや、そんなつもりは無かったんだよ?ただ、Bの過酷さを教えてあげようと思って・・・」
「なら、もっと優しさを出しな!可哀想だろう!?」
「はい、すんません・・・」
短剣の柄で槍使いの先輩の頭を叩く女性。会話からしてそこそこの仲に思えるが・・・。
「ごめんなさいね、うちの旦那、新人をいじるのが大好きなのよ」
「いやいや、ごめんねぇ・・・」
仲が良いと思ったら、夫婦だったらしい。
「パルス・スパークレンスだ。よろしくな」
「私は、ラーバよ。嫁入りしたからこの人と同じ苗字。仲良くしましょ」
スパークレンス。なんだか、名前だけで痺れてしまいそうだ。最初はどんなギルドかビクビクしていたが、ガセ通しの良いギルドらしい。
それはそうと─────。
「ホワイトダンサーの依頼は冗談ではないんですよね?」
「ああ、これはしっかりとした依頼だぞ。それがどうした?」
「まだ、人員の枠空いてますか?2人分の」
「・・・空いてるぜぇ」
親睦を深めるには、食事や酒と言うが、冒険者の親睦の深め方は一緒に依頼を受ける事である。
それに、スパークレンス夫婦とは仲良くなっておきたい。
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