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5章 紛い物の神
243話 天使降臨
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「偶然ですかね?このタイミングで天気が晴れになるのは」
「それにしてはタイミングがよすぎるだろ。何かが近づいてる、そんな感じがするよ」
天から差し込んだ光は、更にそこから強くなっていき、ついには目が痛くなる程までに光度は上昇した。
「眩しい・・・!!」
目が痛くなるほどの光は長くは続かず、すぐに目を開けられる状態となる。ゆっくりと開き、ドゥークの方を見る。するとそこには、ドゥークの姿の他に、たくましい肉体の巨漢の姿があった。
巨漢は極寒の山の頂にいるにも関わらず、白い布で局部を覆うだけの奇抜なファッションをしており、背中には、これまた巨大な純白の翼が生えていた。
天使だ。あの時、18年前に、転生する前に見たのと同じだ。
・・・ていうか。
「そなたの祈り、しかとこのルイスが見ていたぞ。素晴らしい祈りだった。ところで・・・そこにいるのは、佐久間隼人と、杉谷友弘か?」
「「やっぱりあの時の天使だ!!」」
迎えにきた天使は、かつてファルコ達をこの世界へと送り込んだ天使張本人だった。
「ふむ、魔族と仲良くなっているのを見るに、上手く言っているみたいだな。そなた達を転生させて正解だったぞ」
やはり、天使はベルム族のことを魔族だと認識している。指摘するのは中々に面倒なので、指摘はしないでおこう。
「おい、ドゥーク。もう祈りは終わらせて良いぞ」
「・・・・・・」
「本当に反応しないよ。これ、無視してるわけじゃないんだよね?」
「はい、こういう時は耳元でこう囁くと祈りをやめますよ」
ナックルはドゥークの耳元に口を近づけると、俺にもギリギリ聞こえるくらいの声でドゥークに囁いた。
「このクソドチビ」
瞬間、ドゥークの目蓋は開き、表情は一気に般若へと変貌を遂げる。
「誰がドチビだこの野郎!!・・・って、あれ?」
怒りが天使がいる衝撃に勝ったらしい。ドゥークは天使を見た途端、凍りついたようにピクリとも動かなくなった。
「そ、その筋肉は・・・天使ルイス様?」
筋肉で分かるんだ。神話とかで知ったのかな?
「分かるか?中々見る目があるようだな、魔族の子よ。その素晴らしい眼と、祈り。余程育ちが良いと見える」
「いや、我々は魔族じゃ──────」
「ドゥーク!・・・今は抑えて。機嫌を損ねたら天界に連れて行ってくれないかもしれないから」
「・・・相分かった」
「この神殿で祈りを捧げた。つまり、そなた達は私に用があるという事だと思うのだが、言ってみるが良い」
この天使が出てきた時点で確信していたが、話が通じるタイプみたいだ。
「それにしてはタイミングがよすぎるだろ。何かが近づいてる、そんな感じがするよ」
天から差し込んだ光は、更にそこから強くなっていき、ついには目が痛くなる程までに光度は上昇した。
「眩しい・・・!!」
目が痛くなるほどの光は長くは続かず、すぐに目を開けられる状態となる。ゆっくりと開き、ドゥークの方を見る。するとそこには、ドゥークの姿の他に、たくましい肉体の巨漢の姿があった。
巨漢は極寒の山の頂にいるにも関わらず、白い布で局部を覆うだけの奇抜なファッションをしており、背中には、これまた巨大な純白の翼が生えていた。
天使だ。あの時、18年前に、転生する前に見たのと同じだ。
・・・ていうか。
「そなたの祈り、しかとこのルイスが見ていたぞ。素晴らしい祈りだった。ところで・・・そこにいるのは、佐久間隼人と、杉谷友弘か?」
「「やっぱりあの時の天使だ!!」」
迎えにきた天使は、かつてファルコ達をこの世界へと送り込んだ天使張本人だった。
「ふむ、魔族と仲良くなっているのを見るに、上手く言っているみたいだな。そなた達を転生させて正解だったぞ」
やはり、天使はベルム族のことを魔族だと認識している。指摘するのは中々に面倒なので、指摘はしないでおこう。
「おい、ドゥーク。もう祈りは終わらせて良いぞ」
「・・・・・・」
「本当に反応しないよ。これ、無視してるわけじゃないんだよね?」
「はい、こういう時は耳元でこう囁くと祈りをやめますよ」
ナックルはドゥークの耳元に口を近づけると、俺にもギリギリ聞こえるくらいの声でドゥークに囁いた。
「このクソドチビ」
瞬間、ドゥークの目蓋は開き、表情は一気に般若へと変貌を遂げる。
「誰がドチビだこの野郎!!・・・って、あれ?」
怒りが天使がいる衝撃に勝ったらしい。ドゥークは天使を見た途端、凍りついたようにピクリとも動かなくなった。
「そ、その筋肉は・・・天使ルイス様?」
筋肉で分かるんだ。神話とかで知ったのかな?
「分かるか?中々見る目があるようだな、魔族の子よ。その素晴らしい眼と、祈り。余程育ちが良いと見える」
「いや、我々は魔族じゃ──────」
「ドゥーク!・・・今は抑えて。機嫌を損ねたら天界に連れて行ってくれないかもしれないから」
「・・・相分かった」
「この神殿で祈りを捧げた。つまり、そなた達は私に用があるという事だと思うのだが、言ってみるが良い」
この天使が出てきた時点で確信していたが、話が通じるタイプみたいだ。
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