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終章 3年後の平和
271話 めでたい結婚式
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次の日、無事に結婚式は開かれた。王族の結婚式ということもあってか、各地の貴族やら、親交のある国の王族までもが出席している。
田舎出の元冒険者だと少し似合わないのでは?と思っていたのだが・・・。
「貴方様が、かの有名なファルコ・ブレイヴさまですね!?」
「お会いできて光栄です。そして、お隣におられる婦人は、大剣使いのヘリナ様!」
偽りの神を討伐し、世界を救った功績はかなり大きいようで、貴族だけでなく、他国の王族までもが俺達の事を認知してくれていた。
「やあ、ファルコ。元気そうだね」
「ルディス王。貴方もお元気そうで何よりです」
「いやいや、色々と変わってしまったよ。特に飛び出したお腹とかね?」
相変わらずカートライトを担う王とは思えない性格の人だ。前世が一般家庭だったこともあるだろうが、それでもその影響が未だに残っているのはすごい。
「跡継ぎはどうです?」
「ああ、順調だよ。なんて言ったってアダム君がやっているんだからね?」
「ハハハ、恐縮です。統治に対しての要領はギルド運営の時に得たと思っていたんですが、中々上手くいかないものですね」
「規模が違うからな。まあ、そこらへんはこれからゆっくり覚えておけば良いから・・・っと、そろそろ新郎新婦が入場してくる時間だね。少し黙ろうか」
式場が一気に暗転する。
「新郎新婦の入場です」
出来立ての紙よりも白い真っ白なスーツに身を包んだナックルと、白い花のように美しいザラ王女が入場してくる。
「綺麗ね・・・」
「そうだね・・・」
ナックルは普段の戦闘服姿ぐらいしか知らないためか、真っ白なスーツは若干違和感を感じてしまう。顔にも緊張が走っており、まるで石像のように表情が固い。
ここで、普通なら新郎新婦の両親も共に出てくるのだが、ナックルとザラ王女の両親はすでに亡くなってしまっている為、互いのエスコートを勤めるのは、親の次に親交の深かった人物となる。ザラ王女にはメイド長、ナックルにはドゥークがついていた。
どこにもいないと思ったら、新郎の近くにいたのか。そういえば、幼い頃から面倒見ていたという話を前に聞いたような気がする。それが本当なら、妥当だろう。
「・・・ねえ、ファルコ」
「どうしたの?ヘリナ」
「アタシ達の結婚式ってどんな感じだったっけ?」
俺達は、2年半前に結婚した。その時に結婚式もあげた。友人や知り合いと呼べる知り合い全員を招待した記憶がある。なのに、何故だか結婚式を挙げたという感覚がない。
あまりにも幸せすぎて結婚式を夢見心地で過ごしていたのだろうか?
そんな事を考えているうちに、ザラ王女とナックルは神父の前で愛を誓い合い、唇を重ねていた。
田舎出の元冒険者だと少し似合わないのでは?と思っていたのだが・・・。
「貴方様が、かの有名なファルコ・ブレイヴさまですね!?」
「お会いできて光栄です。そして、お隣におられる婦人は、大剣使いのヘリナ様!」
偽りの神を討伐し、世界を救った功績はかなり大きいようで、貴族だけでなく、他国の王族までもが俺達の事を認知してくれていた。
「やあ、ファルコ。元気そうだね」
「ルディス王。貴方もお元気そうで何よりです」
「いやいや、色々と変わってしまったよ。特に飛び出したお腹とかね?」
相変わらずカートライトを担う王とは思えない性格の人だ。前世が一般家庭だったこともあるだろうが、それでもその影響が未だに残っているのはすごい。
「跡継ぎはどうです?」
「ああ、順調だよ。なんて言ったってアダム君がやっているんだからね?」
「ハハハ、恐縮です。統治に対しての要領はギルド運営の時に得たと思っていたんですが、中々上手くいかないものですね」
「規模が違うからな。まあ、そこらへんはこれからゆっくり覚えておけば良いから・・・っと、そろそろ新郎新婦が入場してくる時間だね。少し黙ろうか」
式場が一気に暗転する。
「新郎新婦の入場です」
出来立ての紙よりも白い真っ白なスーツに身を包んだナックルと、白い花のように美しいザラ王女が入場してくる。
「綺麗ね・・・」
「そうだね・・・」
ナックルは普段の戦闘服姿ぐらいしか知らないためか、真っ白なスーツは若干違和感を感じてしまう。顔にも緊張が走っており、まるで石像のように表情が固い。
ここで、普通なら新郎新婦の両親も共に出てくるのだが、ナックルとザラ王女の両親はすでに亡くなってしまっている為、互いのエスコートを勤めるのは、親の次に親交の深かった人物となる。ザラ王女にはメイド長、ナックルにはドゥークがついていた。
どこにもいないと思ったら、新郎の近くにいたのか。そういえば、幼い頃から面倒見ていたという話を前に聞いたような気がする。それが本当なら、妥当だろう。
「・・・ねえ、ファルコ」
「どうしたの?ヘリナ」
「アタシ達の結婚式ってどんな感じだったっけ?」
俺達は、2年半前に結婚した。その時に結婚式もあげた。友人や知り合いと呼べる知り合い全員を招待した記憶がある。なのに、何故だか結婚式を挙げたという感覚がない。
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そんな事を考えているうちに、ザラ王女とナックルは神父の前で愛を誓い合い、唇を重ねていた。
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