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終章 3年後の平和
321話 地下水道の迷路
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トルネヒロに住む人々の糞尿が集まる最悪の場所地下水道。その匂い故にネズミなどの温床となっている。
そして、たまにゾンビが紛れ込んでいる事でも有名だ。因みにトルネヒロの地下水道だけがこうというわけではない。他の町でも大体汚いし、何故かゾンビが数体生息している。
カートライトの中央都市の地下水道にはいなかったのは例外中の例外だ。あまりに汚い上に魔物も出る為、地下水道の掃除は冒険初心者向けの依頼となる事がある。
コボルトorゴブリンor地下水道の3択だ。因みに俺はコボルトを選んだ。
「ヘリナ先輩は初めての依頼何にしました?」
「地下水道。大ネズミの死体に足を引っ掛けて顔面から地下水道の水にダイブして病気にかかった挙句、依頼報酬の倍近く治療にお金がかかったのは良い思い出」
「うわぁ・・・」
とてつもない運の悪さに同情を通り越して少し引いてしまった。
「うぅ、臭い・・・だから地下水道は嫌なんだ・・・」
「我慢しろ。お前だけじゃないんだぞ。地下水道が嫌な奴なんて」
数日前に調査してくれたレボルスの元冒険者達のお陰でゾンビも大ネズミもいない。安全に先に進む事ができ・・・たら良かったのだが、地下水道の変わった路が難易度を上げてくる。
「言われた通り本当に迷路みたいになってるな」
「迷路化したせいで調査しに行った人も地上に帰ってくるのに10時間かかったらしいから気をつけて」
だが、調査した人達もただただ道に迷っただけではない。一度きた道を忘れないように矢印などをつけてくれたらしい。
その矢印の辿り方は既に教えてもらっており、メモ書きも貰った。これで効率よく奥へと進めるはずだ。
調査した元冒険者曰く、段々奥へと進んでいくごとに地下水道の臭い匂いは感じ取れなくなって、下へと進んでいくような感じがしたらしい。
奥に到着したらさらに地下へと続く階段があるのではなく、奥まで行ったらいつの間にか更に地下にいるという構造なのだろう。
そして、そろそろ最初の矢印に到着する頃合いだ。メモ書き曰く、最初の矢印は左に向いているはずだ。そしてメモ通り壁に書かれた矢印は左方向を指している。
指しているのだが・・・左方向には通路はなく、壁のみがある。これは一体どういう事なのだろうか?メモ書きのミスだろうか。
とにかく、通路として繋がっているのは右しかない。ここは右に行くべきなのか・・・?
「ファルコさん、メモだと左なんですよね?」
「うん、そうなんだけど壁があっていけないんだよね」
「ちょっと待ってて下さいね」
ナックルは異空間から棍棒ではなく、金棒を取り出すと、左の壁を思い切りぶん殴った。すると、壊れた壁の先か道が現れた。
「これでいけますね。さあ、行きましょう」
豪快なスマッシュ。これならホームランを量産できそうだ。
そして、たまにゾンビが紛れ込んでいる事でも有名だ。因みにトルネヒロの地下水道だけがこうというわけではない。他の町でも大体汚いし、何故かゾンビが数体生息している。
カートライトの中央都市の地下水道にはいなかったのは例外中の例外だ。あまりに汚い上に魔物も出る為、地下水道の掃除は冒険初心者向けの依頼となる事がある。
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「ヘリナ先輩は初めての依頼何にしました?」
「地下水道。大ネズミの死体に足を引っ掛けて顔面から地下水道の水にダイブして病気にかかった挙句、依頼報酬の倍近く治療にお金がかかったのは良い思い出」
「うわぁ・・・」
とてつもない運の悪さに同情を通り越して少し引いてしまった。
「うぅ、臭い・・・だから地下水道は嫌なんだ・・・」
「我慢しろ。お前だけじゃないんだぞ。地下水道が嫌な奴なんて」
数日前に調査してくれたレボルスの元冒険者達のお陰でゾンビも大ネズミもいない。安全に先に進む事ができ・・・たら良かったのだが、地下水道の変わった路が難易度を上げてくる。
「言われた通り本当に迷路みたいになってるな」
「迷路化したせいで調査しに行った人も地上に帰ってくるのに10時間かかったらしいから気をつけて」
だが、調査した人達もただただ道に迷っただけではない。一度きた道を忘れないように矢印などをつけてくれたらしい。
その矢印の辿り方は既に教えてもらっており、メモ書きも貰った。これで効率よく奥へと進めるはずだ。
調査した元冒険者曰く、段々奥へと進んでいくごとに地下水道の臭い匂いは感じ取れなくなって、下へと進んでいくような感じがしたらしい。
奥に到着したらさらに地下へと続く階段があるのではなく、奥まで行ったらいつの間にか更に地下にいるという構造なのだろう。
そして、そろそろ最初の矢印に到着する頃合いだ。メモ書き曰く、最初の矢印は左に向いているはずだ。そしてメモ通り壁に書かれた矢印は左方向を指している。
指しているのだが・・・左方向には通路はなく、壁のみがある。これは一体どういう事なのだろうか?メモ書きのミスだろうか。
とにかく、通路として繋がっているのは右しかない。ここは右に行くべきなのか・・・?
「ファルコさん、メモだと左なんですよね?」
「うん、そうなんだけど壁があっていけないんだよね」
「ちょっと待ってて下さいね」
ナックルは異空間から棍棒ではなく、金棒を取り出すと、左の壁を思い切りぶん殴った。すると、壊れた壁の先か道が現れた。
「これでいけますね。さあ、行きましょう」
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