雨の日のお伽噺

雨月 千疾

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僕は綺麗な人に歩み寄った
初めて見た時から僕の物にしたいと思った
だからここぞとばかりに奪い取るつもりだった
しかし出てきた言葉は仄明るい人を庇う言葉だった
自分でも可笑しいとは思ったが
口が止まらなかった
僕の物にするなら
こんな事を言いたいんじゃない
こんな事を伝えたいんじゃない
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