運命を刻む者たち

ペルシャ猫

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互いを大切に思う者たち1

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「いやぁ、裏切り者を見つけて始末まで出来ちゃったね。ハイドさんに頼めば昔からのよしみで賞金も上がるかもよ」
「そうだね、姉ちゃん」
 アイスは裏切り者の事を伝えるためにハイテンションな姉とマネグラブ公国の王宮へと向かっていた。近道をしようと森の中に入ると、そこには2人の殺し屋が戦っていた。彼らの周りには所々に大きなくぼみが出来ていて、木には無数の穴が空いていた。
 片方はマネグラブ公国に雇われた【法王】のパニッシュ・メイクという殺し屋だが、もう片方はマネグラブ公国でもパペスキル王国の殺し屋でもなかった。パニッシュはもうボロボロで今にも殺されてしまいそうだ。
「……姉ちゃん、パニッシュさんの手伝いする?」
「えー、めんどくさいからやー」
 そんな会話をしていると、知らない方の殺し屋が双子に気づいたらしくこっちに名乗りながら向かってきた。
「No.7、勝利のアン示【戦車】のラージ・フォース」
「ほらぁー、グズグズしてるからバレちゃったじゃない。No.19、笑顔と……なんだけ?とにかく【太陽】のフレイム・インテンス」
「……No.18、不安と悪寒の暗示【月】のアイス・インテンス」
 双子はパニッシュに応戦する事を決めると即座に二手に分かれた。
 応援が来て安心したパニッシュは疲れ果ててその場に座り込んだ。
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