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生誕祭①
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まだ、雪がさんさんとふる季節。
「白のテーブルクロスはどこだ!?」
「ここに!」
「…違う!!シルクの物でないとダメだ!!」
「ケーキはまだ出来ないの!?もし間に合わなければ全員処刑台の上よ!?」
今日はメイド、執事が朝からバタバタとせわしなく動き回っていた。
「何か手伝うことはありませんか?」
金髪碧眼の美少年、パトリックは何時もと変わらない口調で近くを通りがかったメイドに問いかける。
「パ、パトリック様!?そんな、パトリック様はキャサリン様とくつろいでいただいて!」
「愛するキャサリンの生誕祭なんだ。僕もなにかしてあげたくてね。」
「左様ですか…それでしたら、恐れ入りますが装飾の方を…」
「うん、任せて。」
暖炉の火をぼーっと眺める赤いドレス姿のキャサリン。
座る椅子の足元にいるジョセフィーヌは気持ちよさそうに寝息を立てている。
今回で20回目の生誕祭を迎えるというのに、キャサリンはいつも以上に不機嫌だった。
「ケーキを食べて、見世物を見て、プレゼントを開ける…なんて退屈なのかしら」
常日頃から贅沢を堪能する彼女にとって、自分の生誕祭なぞ数ある行事のうちの一つとしか思っていなかった。
「お父様とお母様の約束がなければ、絶対やらないのに…」
今は亡き両親に思いを馳せる彼女を、たまたま通りがかったパトリックが見つけた。
「白のテーブルクロスはどこだ!?」
「ここに!」
「…違う!!シルクの物でないとダメだ!!」
「ケーキはまだ出来ないの!?もし間に合わなければ全員処刑台の上よ!?」
今日はメイド、執事が朝からバタバタとせわしなく動き回っていた。
「何か手伝うことはありませんか?」
金髪碧眼の美少年、パトリックは何時もと変わらない口調で近くを通りがかったメイドに問いかける。
「パ、パトリック様!?そんな、パトリック様はキャサリン様とくつろいでいただいて!」
「愛するキャサリンの生誕祭なんだ。僕もなにかしてあげたくてね。」
「左様ですか…それでしたら、恐れ入りますが装飾の方を…」
「うん、任せて。」
暖炉の火をぼーっと眺める赤いドレス姿のキャサリン。
座る椅子の足元にいるジョセフィーヌは気持ちよさそうに寝息を立てている。
今回で20回目の生誕祭を迎えるというのに、キャサリンはいつも以上に不機嫌だった。
「ケーキを食べて、見世物を見て、プレゼントを開ける…なんて退屈なのかしら」
常日頃から贅沢を堪能する彼女にとって、自分の生誕祭なぞ数ある行事のうちの一つとしか思っていなかった。
「お父様とお母様の約束がなければ、絶対やらないのに…」
今は亡き両親に思いを馳せる彼女を、たまたま通りがかったパトリックが見つけた。
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