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第395話 [踏破準備。Part8]
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「何時でも良いけど、1つだけ良いかい?」
「何だアキト?」
「僕の全力って受け止められるかなぁ?」
「それなら問題ないと思うぞ。それにドラウの話だと核さえ壊されなかったらって言ってたからその部分は他のパーツ以上に強固なんじゃないかなぁ。」
「分かった。」
「後は良いのか?」
「問題ないよ。」
「じゃあ構えて・・・始め!」
俺の合図と同時に周囲を吹き飛ばしながら、とてつもないスピードで突進したアキトは2本の槍を前方に構えて強烈な突きをすると想定以上の威力だったのか、ルーク達の攻撃で一度も下がらなかった武甕槌命が吹き飛ばされ、アキトは何時も通り、武甕槌命と同じスピードで移動しながら怒涛の如く攻撃を繰り出していた。
武甕槌命も最初こそはアキトのとてつもなく重い連撃に為す術なくという感じで防御が出来ていなかったが、ドラウの造った装備で強度を増した水の盾を作り出し、何撃か防いで体勢を立て直すと2本目の六角棒を取り出して応戦し始めていた。
「くぅ~やっぱうめぇなぁ~。アキトのあの猛攻でも防ぎ始めたかぁ。」
「あれでも最初の攻撃は、くらっていたでござるから戦法としては間違ってなかったでござろう?」
「いや、見てみろ。アキトは勿論の事、武甕槌命も傷1つどころか汚れすら付いてないぞ。」
「あっ、そうでござるなぁ。という事は何らかの防御壁が発動していたでござるか?」
「多分な。後で出した盾はただ単に体勢を立て直す為だけに使ったって感じだな。今は使ってねぇだろ?」
「そうでござるが、あの武器をもう一本出したでござるな。拙者達ではあそこまでする必要すらなかったという事でござるか?」
「いや、警棒術は元々1本だから手数が多いアキトだから出したってだけだろ。あぁやって2本でやろうと思うとどうしても戦略の幅が狭められっからな。」
「手数なら拙者もアキトには負けてないでござるよ?」
「一撃の威力だな。サスケの時は精霊術の盾で防いでたぞ。」
「そうだったでござるか。」
「水だから見え難かったとは思うが凝視したら水の流れが、盾の部分だけ違ったから間違いないぞ。」
「しかしやはり相性でござるかなぁ?」
「だろうな。まぁそれでもそろそろだと思うぞ。」
「何がでござるか?」
「見てりゃ分かる。」
ルークがそう言ったタイミングでアキトは左手の槍を絡め取られていた。攻撃手段を1つ奪われたアキトはアイテムボックスからもう一度、槍を出そうとするも指の付け根、手首などを突かれて取る事が出来ずに何本か落とした事で諦めたアキトは武甕槌命の猛攻に晒されていた。
「アレやられると痺れて上手く動かねぇんだよなぁ。」
「そうなのでござるか?」
「何だ?あれだけ戦ってきて、知らないのか?」
「・・・。」
「ヤマトの侍?戦士?なら人と戦う事も多かったよな?」
「それはそうでござるが・・・。」
「武の道を探究する必要性を感じる相手は居なかったって事か?」
「勝ちたいなら死に物狂いでレベルを上げれば良かったでござるからなぁ。」
「レベルやステータスの弊害か。まぁいいや、サスケ一寸手を借してみ?」
ルークに、そう言われたサスケが手を差し出すとルークは手が痺れるツボを軽く押した。するとサスケはビックリして急いで手を引いた。
「イッ!!?い、痛くはないでござるが、不思議な・・・嫌な感じでござるな。」
「だろ?」
「しかし、コレは魔力も何も感じなかったでござるよ?薬でもないでござるよな?」
「あったりまえだろ。コレは人体構造を元にしてるからステータス異常は何もでもねぇし、叩き方、位置、強さの絶妙なバランスで何処が痺れたり、脳が誤作動して手や足が上手く動かせなくなったり、その時間すらも変えれるんだよ。」
「その様な絶技があるでござるか。」
「絶技って程じゃねぇとは思うが、こっちのヤツらからしたらそうなのかもな。まぁでも一番詳しいのはシュウトだと思うぞ。」
「シュウト、そうなのでござるか?」
「まぁ、一番かは、さておいて、俺の家伝武術は先ずは人体構造を実技を踏まえて勉強する所から始まるからな。自然と何処をどうすれば殺せたり、再起不能に陥れる事が出来るかっていうのを覚えさせられるんだよ。」
「だから前世でシュウトと行動を共にしてた時は足をコンッて叩いただけで、ターゲットが胸を押さえたまま息絶えた時はビックリして、その後、ずっと聞いてたもんな。」
「あぁ・・・アレは流石にウザかったなぁ。」
「当時も言われたな。おっ、そろそろか?」
「武甕槌命が背後に回ったら終わりだろうな。」
「それも絶技でござるか?」
「ツボや経絡をそう思うなら絶技だな。」
「どうなるでござるか?」
「見てたら分かる。」
俺がそう言ってサスケがアキト達の方を見ると丁度、最後の槍を絡め取られて、一瞬呆然としていたアキトの隙を見逃さずに武甕槌命が背後を取ると膝裏を突いてアキトを跪かせると背中をポンっと押してうつ伏せの状態にし、背中の中心に六角棒を置くとアキトは動けなくなっていた。
「それまで!」
俺の合図で武甕槌命が六角棒を仕舞うとアキトが、やられたと言いたそうな表情のままノソノソと立ち上がって俺達の方へ歩いてきた。
「参った参った。シュウトは、あそこまで教えてたのかい?」
「あそこまでっていうと構造上の弱点の事か?」
「そうだよ。油断はしてるつもりはなかったけど、あぁも見事に点穴を押されるなんて、シュウト以外やられた事なんてなかったからね。」
「まぁ、覚えたんだろうな。」
「それと最後の僕から槍を絡め取った動きも凄かったよ。手首が回転するのはマストなのかい?」
「マストって訳じゃないぞ。ドラウの話だと2~3秒しか出来ないし、頻繁にすると壊れる可能性だってあるからな。」
「そうなんだ。けどアレは手首の捻りで絡め取るとは次元が違うよね。持ってる手が吹き飛ばされそうになったから一瞬、手が動かなかったよ。」
「あの回転にそこまでの効果があるとはなぁ。あの回転に精霊魔法を纏わせれば・・・よし!やってみるか。」
俺はそう言うと武甕槌命を操作して精霊魔法で水流の竜巻を作るとそれを武甕槌命の手に纏わせ、一気に前方へと手の回転を加えて放つと何もかも飲み込む様な強烈な渦が2本出来上がり、手を動かして大きな鞭の様に周囲を叩きまくった。
「シ、シュウト!止めろ!こん中で使ったら俺達まで巻き添えをくっちまうだろうが!」
ルークの言葉に我に返った俺は皆んなに平謝りをして、此処では精霊魔法を直接、攻撃には使用しない約束をした。
「にしても何もかも凄ぇスペックだよなぁ。」
「だな。条件さえクリアーしたら想像出来る事は大抵出来そうだもんな。」
「しかもシュウトが使ったら武甕槌命はトーレスして自分の戦闘方法に組み込んじまうんだろ?」
「みたいだな。」
「じゃあ使えば使う程、武甕槌命は強くなるって事か。とんでもねぇな。」
「まぁ、スペック以上の事は出来ないみたいだけどな。」
「つっても今は限界が見えねぇんじゃねぇか?」
「まぁでも武甕槌命は俺の指示した事を遂行する設定になってるみたいだから無駄に死傷者を出す様な事はないだろうさ。」
「それはそうなんだろうが、それだと俺達が武甕槌命の攻撃する射線に入らない様に気を付けないとな。」
「そうだな。まぁでもダンジョンならドラウの造った休憩所を寝てる間、守れだったり、周囲の魔物を殲滅しろってしておけば安全は確保しやすいんじゃないか?」
「そんなに長く稼働出来るのか?」
「さぁ?そこはドラウに話せば何とかしてくれるんじゃないか?」
「そうだな。神機だとしても作製物には変わりねぇし、ドラウの領分だろうからな。」
「だろ?まぁ、精霊魔法を使った攻撃はリヴィアタンさんにでも良い場所を教えてもらって鍛えとくよ。それで今からは多人数相手の練習に付き合ってくれるんだよな?」
「それは任せろ。なぁ皆んな。」
ルークがそう言って振り向くと皆んなが快く返事をしてくれたので、再び模擬戦を開始して行った。
結果的に見れば善戦だったと言える内容ではあったが、武甕槌命自体に殺傷能力を封印した状態の戦いだった為、ルーク達に油断が生まれてしまい、多人数ではルーク達の訓練には不向きという事が分かった。
「今日はここまでにするか?」
「そうだな。時間も時間だしな。これ以上すると明日出来ねえからな。」
「そうだな。本気で限界を超えるなら期間が迫ってない時にでもするか。」
「シュウトのその発言は怖ぇもんがあるが、次の日を休みにするつもりで少人数毎って感じでやるのも良いかもな。」
「あっ、そうだ。ルークは明日も付き合ってくれないか?」
「どうしたんだ?」
「殺傷能力の有る方の武器なんだが、扱い方を試行錯誤する必要があってさ。ルークとなら良い感じに纏まりそうかなって思ってな。」
「そんなに変な武器なのか?」
「前世では、かなり使い勝手が悪いって言われててな。まぁ言うなればロマン武器かな。」
「どんなんだ?」
「コレだ。」
俺はそう言うと武甕槌命を操作して武器を構えさせた。
「双刃の剣か?確かにロマン武器だな。普通に振れないだろ?」
「そうなんだよ。今の所は基本を棒術、払いを薙刀、突きは槍ってな感じでやろうとしてたんだ。」
「確かに棒術だけだと戦略の幅が狭くなるだろうな。」
「だろぅ。って事で明日付き合ってくれ。場所は此処で良いからさ。」
「分かった。俺の方でも何か考えておくわ。」
「頼む。」
俺以外はそのままプレイルームを後にして帰って行き、俺はドラウの所へ武甕槌命を預けて休む事にした。
「何だアキト?」
「僕の全力って受け止められるかなぁ?」
「それなら問題ないと思うぞ。それにドラウの話だと核さえ壊されなかったらって言ってたからその部分は他のパーツ以上に強固なんじゃないかなぁ。」
「分かった。」
「後は良いのか?」
「問題ないよ。」
「じゃあ構えて・・・始め!」
俺の合図と同時に周囲を吹き飛ばしながら、とてつもないスピードで突進したアキトは2本の槍を前方に構えて強烈な突きをすると想定以上の威力だったのか、ルーク達の攻撃で一度も下がらなかった武甕槌命が吹き飛ばされ、アキトは何時も通り、武甕槌命と同じスピードで移動しながら怒涛の如く攻撃を繰り出していた。
武甕槌命も最初こそはアキトのとてつもなく重い連撃に為す術なくという感じで防御が出来ていなかったが、ドラウの造った装備で強度を増した水の盾を作り出し、何撃か防いで体勢を立て直すと2本目の六角棒を取り出して応戦し始めていた。
「くぅ~やっぱうめぇなぁ~。アキトのあの猛攻でも防ぎ始めたかぁ。」
「あれでも最初の攻撃は、くらっていたでござるから戦法としては間違ってなかったでござろう?」
「いや、見てみろ。アキトは勿論の事、武甕槌命も傷1つどころか汚れすら付いてないぞ。」
「あっ、そうでござるなぁ。という事は何らかの防御壁が発動していたでござるか?」
「多分な。後で出した盾はただ単に体勢を立て直す為だけに使ったって感じだな。今は使ってねぇだろ?」
「そうでござるが、あの武器をもう一本出したでござるな。拙者達ではあそこまでする必要すらなかったという事でござるか?」
「いや、警棒術は元々1本だから手数が多いアキトだから出したってだけだろ。あぁやって2本でやろうと思うとどうしても戦略の幅が狭められっからな。」
「手数なら拙者もアキトには負けてないでござるよ?」
「一撃の威力だな。サスケの時は精霊術の盾で防いでたぞ。」
「そうだったでござるか。」
「水だから見え難かったとは思うが凝視したら水の流れが、盾の部分だけ違ったから間違いないぞ。」
「しかしやはり相性でござるかなぁ?」
「だろうな。まぁそれでもそろそろだと思うぞ。」
「何がでござるか?」
「見てりゃ分かる。」
ルークがそう言ったタイミングでアキトは左手の槍を絡め取られていた。攻撃手段を1つ奪われたアキトはアイテムボックスからもう一度、槍を出そうとするも指の付け根、手首などを突かれて取る事が出来ずに何本か落とした事で諦めたアキトは武甕槌命の猛攻に晒されていた。
「アレやられると痺れて上手く動かねぇんだよなぁ。」
「そうなのでござるか?」
「何だ?あれだけ戦ってきて、知らないのか?」
「・・・。」
「ヤマトの侍?戦士?なら人と戦う事も多かったよな?」
「それはそうでござるが・・・。」
「武の道を探究する必要性を感じる相手は居なかったって事か?」
「勝ちたいなら死に物狂いでレベルを上げれば良かったでござるからなぁ。」
「レベルやステータスの弊害か。まぁいいや、サスケ一寸手を借してみ?」
ルークに、そう言われたサスケが手を差し出すとルークは手が痺れるツボを軽く押した。するとサスケはビックリして急いで手を引いた。
「イッ!!?い、痛くはないでござるが、不思議な・・・嫌な感じでござるな。」
「だろ?」
「しかし、コレは魔力も何も感じなかったでござるよ?薬でもないでござるよな?」
「あったりまえだろ。コレは人体構造を元にしてるからステータス異常は何もでもねぇし、叩き方、位置、強さの絶妙なバランスで何処が痺れたり、脳が誤作動して手や足が上手く動かせなくなったり、その時間すらも変えれるんだよ。」
「その様な絶技があるでござるか。」
「絶技って程じゃねぇとは思うが、こっちのヤツらからしたらそうなのかもな。まぁでも一番詳しいのはシュウトだと思うぞ。」
「シュウト、そうなのでござるか?」
「まぁ、一番かは、さておいて、俺の家伝武術は先ずは人体構造を実技を踏まえて勉強する所から始まるからな。自然と何処をどうすれば殺せたり、再起不能に陥れる事が出来るかっていうのを覚えさせられるんだよ。」
「だから前世でシュウトと行動を共にしてた時は足をコンッて叩いただけで、ターゲットが胸を押さえたまま息絶えた時はビックリして、その後、ずっと聞いてたもんな。」
「あぁ・・・アレは流石にウザかったなぁ。」
「当時も言われたな。おっ、そろそろか?」
「武甕槌命が背後に回ったら終わりだろうな。」
「それも絶技でござるか?」
「ツボや経絡をそう思うなら絶技だな。」
「どうなるでござるか?」
「見てたら分かる。」
俺がそう言ってサスケがアキト達の方を見ると丁度、最後の槍を絡め取られて、一瞬呆然としていたアキトの隙を見逃さずに武甕槌命が背後を取ると膝裏を突いてアキトを跪かせると背中をポンっと押してうつ伏せの状態にし、背中の中心に六角棒を置くとアキトは動けなくなっていた。
「それまで!」
俺の合図で武甕槌命が六角棒を仕舞うとアキトが、やられたと言いたそうな表情のままノソノソと立ち上がって俺達の方へ歩いてきた。
「参った参った。シュウトは、あそこまで教えてたのかい?」
「あそこまでっていうと構造上の弱点の事か?」
「そうだよ。油断はしてるつもりはなかったけど、あぁも見事に点穴を押されるなんて、シュウト以外やられた事なんてなかったからね。」
「まぁ、覚えたんだろうな。」
「それと最後の僕から槍を絡め取った動きも凄かったよ。手首が回転するのはマストなのかい?」
「マストって訳じゃないぞ。ドラウの話だと2~3秒しか出来ないし、頻繁にすると壊れる可能性だってあるからな。」
「そうなんだ。けどアレは手首の捻りで絡め取るとは次元が違うよね。持ってる手が吹き飛ばされそうになったから一瞬、手が動かなかったよ。」
「あの回転にそこまでの効果があるとはなぁ。あの回転に精霊魔法を纏わせれば・・・よし!やってみるか。」
俺はそう言うと武甕槌命を操作して精霊魔法で水流の竜巻を作るとそれを武甕槌命の手に纏わせ、一気に前方へと手の回転を加えて放つと何もかも飲み込む様な強烈な渦が2本出来上がり、手を動かして大きな鞭の様に周囲を叩きまくった。
「シ、シュウト!止めろ!こん中で使ったら俺達まで巻き添えをくっちまうだろうが!」
ルークの言葉に我に返った俺は皆んなに平謝りをして、此処では精霊魔法を直接、攻撃には使用しない約束をした。
「にしても何もかも凄ぇスペックだよなぁ。」
「だな。条件さえクリアーしたら想像出来る事は大抵出来そうだもんな。」
「しかもシュウトが使ったら武甕槌命はトーレスして自分の戦闘方法に組み込んじまうんだろ?」
「みたいだな。」
「じゃあ使えば使う程、武甕槌命は強くなるって事か。とんでもねぇな。」
「まぁ、スペック以上の事は出来ないみたいだけどな。」
「つっても今は限界が見えねぇんじゃねぇか?」
「まぁでも武甕槌命は俺の指示した事を遂行する設定になってるみたいだから無駄に死傷者を出す様な事はないだろうさ。」
「それはそうなんだろうが、それだと俺達が武甕槌命の攻撃する射線に入らない様に気を付けないとな。」
「そうだな。まぁでもダンジョンならドラウの造った休憩所を寝てる間、守れだったり、周囲の魔物を殲滅しろってしておけば安全は確保しやすいんじゃないか?」
「そんなに長く稼働出来るのか?」
「さぁ?そこはドラウに話せば何とかしてくれるんじゃないか?」
「そうだな。神機だとしても作製物には変わりねぇし、ドラウの領分だろうからな。」
「だろ?まぁ、精霊魔法を使った攻撃はリヴィアタンさんにでも良い場所を教えてもらって鍛えとくよ。それで今からは多人数相手の練習に付き合ってくれるんだよな?」
「それは任せろ。なぁ皆んな。」
ルークがそう言って振り向くと皆んなが快く返事をしてくれたので、再び模擬戦を開始して行った。
結果的に見れば善戦だったと言える内容ではあったが、武甕槌命自体に殺傷能力を封印した状態の戦いだった為、ルーク達に油断が生まれてしまい、多人数ではルーク達の訓練には不向きという事が分かった。
「今日はここまでにするか?」
「そうだな。時間も時間だしな。これ以上すると明日出来ねえからな。」
「そうだな。本気で限界を超えるなら期間が迫ってない時にでもするか。」
「シュウトのその発言は怖ぇもんがあるが、次の日を休みにするつもりで少人数毎って感じでやるのも良いかもな。」
「あっ、そうだ。ルークは明日も付き合ってくれないか?」
「どうしたんだ?」
「殺傷能力の有る方の武器なんだが、扱い方を試行錯誤する必要があってさ。ルークとなら良い感じに纏まりそうかなって思ってな。」
「そんなに変な武器なのか?」
「前世では、かなり使い勝手が悪いって言われててな。まぁ言うなればロマン武器かな。」
「どんなんだ?」
「コレだ。」
俺はそう言うと武甕槌命を操作して武器を構えさせた。
「双刃の剣か?確かにロマン武器だな。普通に振れないだろ?」
「そうなんだよ。今の所は基本を棒術、払いを薙刀、突きは槍ってな感じでやろうとしてたんだ。」
「確かに棒術だけだと戦略の幅が狭くなるだろうな。」
「だろぅ。って事で明日付き合ってくれ。場所は此処で良いからさ。」
「分かった。俺の方でも何か考えておくわ。」
「頼む。」
俺以外はそのままプレイルームを後にして帰って行き、俺はドラウの所へ武甕槌命を預けて休む事にした。
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