5 / 5
トラブル
しおりを挟む
学校初日席が近い人たちと軽く話せたが、いまいち相手の思いを汲み取れなかった。
「もうちょっと、踏み込めたかな、、」
うまく打ち解けず、悶々としていた。
まだ入学初日なこともあって授業はなく、早く帰ることができた。
弓弦とは、一緒に帰る約束はしてなかったし、そそくさと学校を後にして,電車に乗り込んだ。
その電車には、一つの集団が固まっていた
「あ、弓弦がいる。」
顔面偏差値も高ければ、弓弦と同じ制服だから、頭が良いことだって見て取れる。
まるで、この世のTHE一軍を集めたような集団だった。
俺はどうにも話しかけられずに居たし、場違いがあの集団に絡みに行くと、きっと良くないことが起こると思って、弓弦に気づかれないように端の方に座った。
心の中で安心感が薄れていくのを感じた。
そりゃ、弓弦は俺よりもできることがたくさんあるのにいつまでも俺に構ってなんかくれないよなって笑
「はぁー」
降りる駅に着いたのでそのまま弓弦を見ずに電車を降りた。
「三成!」
弓弦が俺の名前を呼ぶ声がした。
俺が振り向く頃には、弓弦はすぐ後ろに立って、俺のほっぺを触ってきた。
「うへぇっ?」
急なスキンシップに明らかに動揺してしまった自分が恥ずかしかった。
「三成、なんで話しかけてくれなかったんだい?」
「あ、ああ まぁ、ちょっと近寄りがたくて笑」
「はぁー、なんなのそれ?」
弓弦のバカ、陽キャになんか分からないよ
結局弓弦と一緒に帰ることになった。
「弓弦はさ、最近なんの食べ物が好き?」
「僕は、チョコレートかな、」
「がち!?以外だ」
「そうかな?わら」
____________
???「弓弦くんと誰だろ?」
「もうちょっと、踏み込めたかな、、」
うまく打ち解けず、悶々としていた。
まだ入学初日なこともあって授業はなく、早く帰ることができた。
弓弦とは、一緒に帰る約束はしてなかったし、そそくさと学校を後にして,電車に乗り込んだ。
その電車には、一つの集団が固まっていた
「あ、弓弦がいる。」
顔面偏差値も高ければ、弓弦と同じ制服だから、頭が良いことだって見て取れる。
まるで、この世のTHE一軍を集めたような集団だった。
俺はどうにも話しかけられずに居たし、場違いがあの集団に絡みに行くと、きっと良くないことが起こると思って、弓弦に気づかれないように端の方に座った。
心の中で安心感が薄れていくのを感じた。
そりゃ、弓弦は俺よりもできることがたくさんあるのにいつまでも俺に構ってなんかくれないよなって笑
「はぁー」
降りる駅に着いたのでそのまま弓弦を見ずに電車を降りた。
「三成!」
弓弦が俺の名前を呼ぶ声がした。
俺が振り向く頃には、弓弦はすぐ後ろに立って、俺のほっぺを触ってきた。
「うへぇっ?」
急なスキンシップに明らかに動揺してしまった自分が恥ずかしかった。
「三成、なんで話しかけてくれなかったんだい?」
「あ、ああ まぁ、ちょっと近寄りがたくて笑」
「はぁー、なんなのそれ?」
弓弦のバカ、陽キャになんか分からないよ
結局弓弦と一緒に帰ることになった。
「弓弦はさ、最近なんの食べ物が好き?」
「僕は、チョコレートかな、」
「がち!?以外だ」
「そうかな?わら」
____________
???「弓弦くんと誰だろ?」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
息の合うゲーム友達とリア凸した結果プロポーズされました。
ふわりんしず。
BL
“じゃあ会ってみる?今度の日曜日”
ゲーム内で1番気の合う相棒に突然誘われた。リアルで会ったことはなく、
ただゲーム中にボイスを付けて遊ぶ仲だった
一瞬の葛藤とほんの少しのワクワク。
結局俺が選んだのは、
“いいね!あそぼーよ”
もし人生の分岐点があるのなら、きっとこと時だったのかもしれないと
後から思うのだった。
素直じゃない人
うりぼう
BL
平社員×会長の孫
社会人同士
年下攻め
ある日突然異動を命じられた昭仁。
異動先は社内でも特に厳しいと言われている会長の孫である千草の補佐。
厳しいだけならまだしも、千草には『男が好き』という噂があり、次の犠牲者の昭仁も好奇の目で見られるようになる。
しかし一緒に働いてみると噂とは違う千草に昭仁は戸惑うばかり。
そんなある日、うっかりあられもない姿を千草に見られてしまった事から二人の関係が始まり……
というMLものです。
えろは少なめ。
どうせ全部、知ってるくせに。
楽川楽
BL
【腹黒美形×単純平凡】
親友と、飲み会の悪ふざけでキスをした。単なる罰ゲームだったのに、どうしてもあのキスが忘れられない…。
飲み会のノリでしたキスで、親友を意識し始めてしまった単純な受けが、まんまと腹黒攻めに捕まるお話。
※fujossyさんの属性コンテスト『ノンケ受け』部門にて優秀賞をいただいた作品です。
ファントムペイン
粒豆
BL
事故で手足を失ってから、恋人・夜鷹は人が変わってしまった。
理不尽に怒鳴り、暴言を吐くようになった。
主人公の燕は、そんな夜鷹と共に暮らし、世話を焼く。
手足を失い、攻撃的になった夜鷹の世話をするのは決して楽ではなかった……
手足を失った恋人との生活。鬱系BL。
※四肢欠損などの特殊な表現を含みます。
罰ゲームって楽しいね♪
あああ
BL
「好きだ…付き合ってくれ。」
おれ七海 直也(ななみ なおや)は
告白された。
クールでかっこいいと言われている
鈴木 海(すずき かい)に、告白、
さ、れ、た。さ、れ、た!のだ。
なのにブスッと不機嫌な顔をしておれの
告白の答えを待つ…。
おれは、わかっていた────これは
罰ゲームだ。
きっと罰ゲームで『男に告白しろ』
とでも言われたのだろう…。
いいよ、なら──楽しんでやろう!!
てめぇの嫌そうなゴミを見ている顔が
こっちは好みなんだよ!どーだ、キモイだろ!
ひょんなことで海とつき合ったおれ…。
だが、それが…とんでもないことになる。
────あぁ、罰ゲームって楽しいね♪
この作品はpixivにも記載されています。
優しい恋に酔いながら
すずかけあおい
BL
一途な攻め×浅はかでいたい受けです。
「誰でもいいから抱かれてみたい」
達哉の言葉に、藤亜は怒って――。
〔攻め〕藤亜(とうあ)20歳
〔受け〕達哉(たつや)20歳
藤の花言葉:「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」「忠実な」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる