10 / 19
9 凌辱 1
しおりを挟む「司祭様もこの前の事は知られたら困るのでは?」
ミハイルはぐっと唇を噛んだ。
男はそっとミハイルの唇に触れた。
「そんなに噛んではいけませんよ。切れてしまいます」
(顔が近いーーー)
ミハイルは悪魔のような赤い瞳から目が反らせなかった。
そして気が付けば男に唇を奪われていたのだ。
「ん…!」
男の柔らかい唇がミハイルの唇を吸い付くように食み、そして男の舌がヌルリと口の中に入ってきた。
「んん……はぁっ、らめ…」
男の欲情を駆り立てるような吐息に身震いした。
男は口の中を掻き回すように舐め、舌を絡ませてくる。
(力が抜けていくみたいだ…)
そして男が唇を離すとつぅっと唾液が糸を引いた。
「気に入って頂けたようですね」
「あ…これは…!」
ミハイルはその言葉で我に帰った。
男のキスを抵抗することもなく受け入れてしまったのだ。
男は再びフフ、と怪しげに笑った。
「司祭様は淫乱なのですよ」
男はそう言うとミハイル抱えをテーブルに押し倒した。
「何をなさるおつもりですか…!」
男はミハイルの言葉などまるで聞こえてないかのように、服のボタンを外し始めた。
抵抗しようとすると、男は怪しげに笑い、軽々とミハイルの両手を片手で押さえつけた。
ミハイルの胸に下げられたロザリオが肌に当たり、酷く冷たく感じる。
(力じゃ全く敵わない…!騎士なのか…?)
そして司祭服からはだけたミハイルの肌を見て、顔を赤らめあからさまに興奮したように、
「ああ…思った通りです。なんて美しい…」
ーーーそう言って首筋に舌を這わせた。
「ん…あっ…何を…!」
「乳首も綺麗な色です…」
そして、その舌はミハイルの乳首をペロペロと舐め、そして吸ったのだ。
(私は男なのに胸を弄られて気持ちいいなんて…)
「あっ…ああっ…止めて下さい!」
「どうしてです?こんなに乳首を固くさせて、気持ちいいのでしょう?」
男はそう言いながら乳首を舌先で弄り、そして…ミハイルの股間をまさぐった。
「っ…そこはダメです…!」
「もうはち切れそうですよ」
男はそう言うと、ミハイルのそれを服から出したのだ。
「ああ…」
ミハイルのそれは限界まで膨張し、熱を持ってドクドクと脈打っていた。
男はまじまじとミハイルのそれを見た。
「見ないで下さい…」
ミハイルは恥ずかしさの限界だった。
熟れた果実のように顔は真っ赤に染まり、瞳は涙で揺れていた。
「司祭様、とても可愛らしいですよ」
ーーー男はそう言うと、ミハイルのそれを舌先でペロリと舐めたのだ。
11
あなたにおすすめの小説
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる