11 / 19
10 凌辱 2
しおりを挟む「な、なんて事を…!」
男はゆっくり丁寧に、ミハイルのそれの裏側の筋を舐めた。
舌が這う感触にゾクゾクとする。
「う…あぁ…」
そして赤く腫れ上がった上の部分に優しく歯を当てながら吸った。
ミハイルにとって、信じられない光景だった。
そのような不浄な所を口で舐めるなど、考えられない事だった。
けれども恐ろしい程に気持ちが良いーーー。
「や、やめて…」
ミハイルは男の頭を押し返そうとするが、身体に力が入らない。
男の口はやがて、ミハイルのそれの全てを咥え込んだ。
「ああ…っ」
全身に痺れるような快楽が走る。
ヌチャヌチャと濡れた厭らしい音が耳に響き、羞恥心と裏腹に興奮を駆り立てる。
「司祭様の淫乱な汁が舐めても舐めても溢れてきますよ」
「もう出てしまいます…!離して下さい…!」
しかしそう言った時には、ミハイルのそれは男の口の中に射精してしまった。
電撃が走るような快楽に、暫くブルブルと震え、目は焦点が合わない。
「あ…ああ…」
男はさも美味しいものを飲み込むかのように、ゴクリと飲み込んだ。
「はぁ…司祭様の精液を飲めるなんて…」
そして男は頬を染め、うっとりとした顔をして微笑んだ。
「なんて事を…は、吐き出して下さい…」
ミハイルはそんなものを飲み込む事が信じられなかった。
すると男はズイッと顔を近付け、フフと笑い、そして口づけをしたのだ。
口に広がる自分の精液の生臭い臭い。
「お、おぇ…っ」
吐き気をもよおし、クラクラと眩暈までした。
そして自分の情けなさにポロポロと涙が零れる。
「どうです、自分のお味は」
男はミハイルを見下ろし、厭らしい目で言う。
そのルビーのような瞳が恐ろしく輝いて見えた。
すると男はポケットから小瓶を取り出すと、蓋を開け中身をとろとろと掌に出した。
「何をするつもりですか…」
ミハイルは力を失い、か細い声で尋ねた。
「フフ…これは…ただの油ですよ」
そしてーーー。
男の手がミハイルの臀部へ延びてきたのだ。
「ひぐ…!ああ…そこは…!」
ミハイルの後ろの穴は男の指で拡げられていく感触を敏感に感じ取った。
油で濡れた指はヌルヌルと滑り、一層快楽を感じさせた。
「はぁ…なんて淫猥なんでしょう…。簡単に2本咥え込んでしまいましたよ」
(また犯される…!)
「もう、止めて下さい…ああ…っんん…」
しかし…。犯される絶望感より、遥かに悦楽を期待している自分の身体。
痛いほどに膨張した自分のそれが、その事を証明していた。
「司祭様は本当に淫乱ですね…。犯されて悦ぶなんて…」
11
あなたにおすすめの小説
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる