105 / 249
ビビりとモフモフ、冒険開始
お見舞いと薬草収集
しおりを挟む
やたら大慌てだった2人をどうにか宥めて、ロゥミアさんにも紹介した。
あの慌て様…ラルフもレナさんも、なんて聞いて此処に……
いや、待て。よく考えたら、小梅と会話できないよね?
…どうやって伝えたの小梅?
斬られて倒れるジェスチャーでもした?
「…2人の中で、俺そんなヤバい状況だったの?」
「ええ。てっきりベッドで、グッタリしてるものだと思ってたわ。」
「手術したって聞いたからな。普通に起きていて、驚いたぞ。」
「聞いたって、小梅から?…どうやって?」
『紙に書いたのです♪』
紙に?
「コレだ。」
「どれどれ。」
『そうちょうさん きられておおけが しゅじゅつした りょうようちゅう』
…嘘は書いてない…書いてないけど……!
コレは心配させるわ!
ってか、てっきりイラストかと思ったら、小梅文字書けんの?!
『おねーちゃん、じょーず!』
「読めるのは知っていましたが、書くこともできるんですね!」
『頑張ったのです!』
「うん…純粋にスゲーよ、よく頑張ったな。」
撫でると、尻尾が腕に巻き付いてくる。
そんな可愛いことされると、放し難くなっちゃうんだが。
「お見舞いに、ママがマンドラゴラの滋養強壮薬持たせてくれたの。元気そうだけど、一応渡しておくわ。」
「「マンドラゴラ?!」ですか?!」
あの、悲鳴聞いたら死ぬ有名なやつ?!
薬になるんだ…ってか、実在するんだぁ……
「何を驚いてる、一般的な薬だぞ?マンドラゴラ自体は、珍しいけどな。」
「そ、そうなんですか……その辺に居られても、怖いですけど…。」
「マンドラゴラは、成長するのに濃い障気が必要でな。家の次男でも栽培に難儀して、最終的に専用の亜空間を作った程育てにくいのだ。」
「デイヴィーさんも、植物栽培で苦労する事あるんだ…。」
一晩で更地を森にする人がなぁ……。
スッゲー意外。
「野生だと、魔族の国の森に生息していますよ。マンドラゴラの滋養強壮薬は、主に魔族の国からの輸出品です。」
「魔族の国ですか。」
「行ってみたいな~♪」
たぶん、レヴァンさんの故郷だよね?
「俺からは、ホワイトアップルとブラッドベリーを。栄養価が高くて、病み上がりにいいらしい。」
「おお、美味しそう!ありがと!」
わーい、見たこと無い真っ白なリンゴと、俺の毛色に近い色のベリーだ~♪
何か作ろうかなぁ~でも、今日は料理とかしたら怒られるかな?
『りんごー♪』
「待て待て、まだダメな?後で皆で食べよう。」
『わかったー♪』
「ウフフwヒナタくん、リンゴが好きなのですね♪」
とりあえず、詩音に預けるか。
陽向は食べ盛りなのかねぇ。
「ね、ミライくん思ってたより元気そうだし、簡単な依頼ちょっとやってみない?」
「依頼?」
「薬草採集の依頼は、常時出ていて冒険者なら誰でも受注できるの。受付要らずで、ギルドが開いてる時なら何時持ち込んでもいいのよ。」
「薬草採集ですか…この村周辺で、できますかね?」
「ええ。できると思いますよ。」
「依頼内容は、栄養補給ができるフィールドグラスと、下級の毒消しになるハートリーフだ。少し森に入れば、そこら中にある。」
『フィールドグラス、要るのです?いっぱいあるですよ!』
「ん?…おお?!小梅、そんなに葉っぱ、どこに隠し持ってたの?」
『砂に入れてたのです。』
砂に…その割りには、新鮮そうだ。
「おや、育ててみたのか。」
『コレで階段を安全にしたのです♪』
「か、階段ですか?」
『ひろいぐい、ダメなやつ!』
草で階段を安全に?
どういうことだろ…後で詳しく聞いてみよ。
あと、拾い食いは、その草じゃなくてもダメだからな?
「フィールドグラス…こんなに大きいの沢山、どうしたの?」
「昨日育てたみたいです。」
「育てた……?まあ、お前らの猫だしな…状態もそれなりに良いな。これだけあるなら、探すのはハートリーフだけでいいか。」
一種類だけか、更に難易度下がったね。
一応、保護者に了承は取るかな…
「ディアさん、薬草探し行ってもいい?」
「そうだな…決して走らないことと、戦闘になっても参加しないことを約束できるか?」
「ん、頑張る。」
「頑張るような事ですか…?」
だって、俺的には充分元気だし。
森に入ったら、駆け回りたくなる可能性もあるからさぁ。
「あと、攻撃魔法は、まだ使わないことだ。明日から扱いを教えてやろう。」
「わかった。」
「そうそう、あまり遠くへは行くな。この森は奥へ行くとベア種の巣窟だ。君が負ける相手ではないが、囲まれれば怪我をしない保証は無い。それと…」
「ま、待って待って!まだあんの?!」
もー…ディアさんも心配性っていうか、過保護っていうか…
シェープ様のこと言えないよ?
「コレで最後だ。体に違和感や不調を感じたら、コウメの空間転移ですぐに戻ること。その時はベッドに運ぶから、諦めて寝なさい。」
「えー!」
「えー、じゃない。君は元気なつもりだろうが、体には相応に負担が掛かっているのだ。無理をして倒れなどしたら、布団に縛り付けるぞ。」
「ぅー…。」
マジで縛られかねない…ってか、陽向の強制睡眠やられそう。
あぅ、ほっぺむにってすんの、やめてぇ~!
「約束だからな?」
「わ、わひゃっはふぁやぁ~!」
「よし。」
ふぃ~、放してくれた。
ディアさんの、お父さん度が増してる気がする…
「気を付けて行くんですよ?」
「うん、行ってくる。」
「シオンくん、ラルフくん、レナちゃん、ミライをお願いしますね。」
「はい!」
「任せてくれ。」
「しっかり護りますね!」
…そういや、ロゥミアさん俺だけ呼び捨て……?
マジでお母さんポジ狙ってんのかな。
まあいいや、出発~!
「コウメとヒナタは、ミライの警護に付いてくれ。」
『お任せなのです♪』
『がんばるー!』
「警護て。」
そこまでしなくても…ちゃんと大人しくするってば。
「ハートリーフの見分けは、アタシとラルフで教えるからね♪」
「よろしくお願いします。」
『小梅も解るですよ♪』
「お、頼もしいね!」
『おいしーはっぱ、あるかなー?』
「…ヒナタに、その辺の草は食べさせない方がいいよな?」
「勿論です。」
「抱っこしとくわ。」
ラルフ、だんだん羊語理解してきてない?
動物愛の成せる技かな。
「ちょっと柵越えると、いきなり森っていいね。」
「そうか?」
「私達の故郷も、これくらい森が近かったので。」
「へぇ…ミライくんはわかるけど、シオンちゃんも森が近い方がいいの?」
「この方が、馴れてはいるので。」
奥へ行けば熊が居るとか、まんま俺らの村の辺りだよねw
『熊出没立入禁止』なんてフェンス無いだろうから、気を付けないと。
「お、綺麗な花咲いてる!バラかな?」
「不用意に触るなよ、ミライ。食人植物モンスターなんかは、綺麗な花を咲かせて人を誘き寄せるからな。」
「マジか、小梅アレ鑑定できる?」
『はいなのです。アレは、ポールローズです。5メートル以上まで育つお花です。』
「モンスターでは、ないんですね?」
『触っても大丈夫です。でも、トゲトゲに気を付けるのです。』
へぇ~、5メートル以上育つバラかぁ。
そんなんあるんだねぇ。
『そこのキノコは、モンスターなのです。胞子に気を付けるです。』
「キノコ?」
『キノコー?』
「どうしたミライ?」
「小梅が、キノコのモンスターが居るって言うんだけど…………」
「キノコモンスター?どこ?」
「み、見当たりませんが…」
…ん?足元に何か……
『ムー』
「…居た。」
可愛い顔した、足と手があるキノコ発見。
えーと……食材にしてもいいのかな?←
あの慌て様…ラルフもレナさんも、なんて聞いて此処に……
いや、待て。よく考えたら、小梅と会話できないよね?
…どうやって伝えたの小梅?
斬られて倒れるジェスチャーでもした?
「…2人の中で、俺そんなヤバい状況だったの?」
「ええ。てっきりベッドで、グッタリしてるものだと思ってたわ。」
「手術したって聞いたからな。普通に起きていて、驚いたぞ。」
「聞いたって、小梅から?…どうやって?」
『紙に書いたのです♪』
紙に?
「コレだ。」
「どれどれ。」
『そうちょうさん きられておおけが しゅじゅつした りょうようちゅう』
…嘘は書いてない…書いてないけど……!
コレは心配させるわ!
ってか、てっきりイラストかと思ったら、小梅文字書けんの?!
『おねーちゃん、じょーず!』
「読めるのは知っていましたが、書くこともできるんですね!」
『頑張ったのです!』
「うん…純粋にスゲーよ、よく頑張ったな。」
撫でると、尻尾が腕に巻き付いてくる。
そんな可愛いことされると、放し難くなっちゃうんだが。
「お見舞いに、ママがマンドラゴラの滋養強壮薬持たせてくれたの。元気そうだけど、一応渡しておくわ。」
「「マンドラゴラ?!」ですか?!」
あの、悲鳴聞いたら死ぬ有名なやつ?!
薬になるんだ…ってか、実在するんだぁ……
「何を驚いてる、一般的な薬だぞ?マンドラゴラ自体は、珍しいけどな。」
「そ、そうなんですか……その辺に居られても、怖いですけど…。」
「マンドラゴラは、成長するのに濃い障気が必要でな。家の次男でも栽培に難儀して、最終的に専用の亜空間を作った程育てにくいのだ。」
「デイヴィーさんも、植物栽培で苦労する事あるんだ…。」
一晩で更地を森にする人がなぁ……。
スッゲー意外。
「野生だと、魔族の国の森に生息していますよ。マンドラゴラの滋養強壮薬は、主に魔族の国からの輸出品です。」
「魔族の国ですか。」
「行ってみたいな~♪」
たぶん、レヴァンさんの故郷だよね?
「俺からは、ホワイトアップルとブラッドベリーを。栄養価が高くて、病み上がりにいいらしい。」
「おお、美味しそう!ありがと!」
わーい、見たこと無い真っ白なリンゴと、俺の毛色に近い色のベリーだ~♪
何か作ろうかなぁ~でも、今日は料理とかしたら怒られるかな?
『りんごー♪』
「待て待て、まだダメな?後で皆で食べよう。」
『わかったー♪』
「ウフフwヒナタくん、リンゴが好きなのですね♪」
とりあえず、詩音に預けるか。
陽向は食べ盛りなのかねぇ。
「ね、ミライくん思ってたより元気そうだし、簡単な依頼ちょっとやってみない?」
「依頼?」
「薬草採集の依頼は、常時出ていて冒険者なら誰でも受注できるの。受付要らずで、ギルドが開いてる時なら何時持ち込んでもいいのよ。」
「薬草採集ですか…この村周辺で、できますかね?」
「ええ。できると思いますよ。」
「依頼内容は、栄養補給ができるフィールドグラスと、下級の毒消しになるハートリーフだ。少し森に入れば、そこら中にある。」
『フィールドグラス、要るのです?いっぱいあるですよ!』
「ん?…おお?!小梅、そんなに葉っぱ、どこに隠し持ってたの?」
『砂に入れてたのです。』
砂に…その割りには、新鮮そうだ。
「おや、育ててみたのか。」
『コレで階段を安全にしたのです♪』
「か、階段ですか?」
『ひろいぐい、ダメなやつ!』
草で階段を安全に?
どういうことだろ…後で詳しく聞いてみよ。
あと、拾い食いは、その草じゃなくてもダメだからな?
「フィールドグラス…こんなに大きいの沢山、どうしたの?」
「昨日育てたみたいです。」
「育てた……?まあ、お前らの猫だしな…状態もそれなりに良いな。これだけあるなら、探すのはハートリーフだけでいいか。」
一種類だけか、更に難易度下がったね。
一応、保護者に了承は取るかな…
「ディアさん、薬草探し行ってもいい?」
「そうだな…決して走らないことと、戦闘になっても参加しないことを約束できるか?」
「ん、頑張る。」
「頑張るような事ですか…?」
だって、俺的には充分元気だし。
森に入ったら、駆け回りたくなる可能性もあるからさぁ。
「あと、攻撃魔法は、まだ使わないことだ。明日から扱いを教えてやろう。」
「わかった。」
「そうそう、あまり遠くへは行くな。この森は奥へ行くとベア種の巣窟だ。君が負ける相手ではないが、囲まれれば怪我をしない保証は無い。それと…」
「ま、待って待って!まだあんの?!」
もー…ディアさんも心配性っていうか、過保護っていうか…
シェープ様のこと言えないよ?
「コレで最後だ。体に違和感や不調を感じたら、コウメの空間転移ですぐに戻ること。その時はベッドに運ぶから、諦めて寝なさい。」
「えー!」
「えー、じゃない。君は元気なつもりだろうが、体には相応に負担が掛かっているのだ。無理をして倒れなどしたら、布団に縛り付けるぞ。」
「ぅー…。」
マジで縛られかねない…ってか、陽向の強制睡眠やられそう。
あぅ、ほっぺむにってすんの、やめてぇ~!
「約束だからな?」
「わ、わひゃっはふぁやぁ~!」
「よし。」
ふぃ~、放してくれた。
ディアさんの、お父さん度が増してる気がする…
「気を付けて行くんですよ?」
「うん、行ってくる。」
「シオンくん、ラルフくん、レナちゃん、ミライをお願いしますね。」
「はい!」
「任せてくれ。」
「しっかり護りますね!」
…そういや、ロゥミアさん俺だけ呼び捨て……?
マジでお母さんポジ狙ってんのかな。
まあいいや、出発~!
「コウメとヒナタは、ミライの警護に付いてくれ。」
『お任せなのです♪』
『がんばるー!』
「警護て。」
そこまでしなくても…ちゃんと大人しくするってば。
「ハートリーフの見分けは、アタシとラルフで教えるからね♪」
「よろしくお願いします。」
『小梅も解るですよ♪』
「お、頼もしいね!」
『おいしーはっぱ、あるかなー?』
「…ヒナタに、その辺の草は食べさせない方がいいよな?」
「勿論です。」
「抱っこしとくわ。」
ラルフ、だんだん羊語理解してきてない?
動物愛の成せる技かな。
「ちょっと柵越えると、いきなり森っていいね。」
「そうか?」
「私達の故郷も、これくらい森が近かったので。」
「へぇ…ミライくんはわかるけど、シオンちゃんも森が近い方がいいの?」
「この方が、馴れてはいるので。」
奥へ行けば熊が居るとか、まんま俺らの村の辺りだよねw
『熊出没立入禁止』なんてフェンス無いだろうから、気を付けないと。
「お、綺麗な花咲いてる!バラかな?」
「不用意に触るなよ、ミライ。食人植物モンスターなんかは、綺麗な花を咲かせて人を誘き寄せるからな。」
「マジか、小梅アレ鑑定できる?」
『はいなのです。アレは、ポールローズです。5メートル以上まで育つお花です。』
「モンスターでは、ないんですね?」
『触っても大丈夫です。でも、トゲトゲに気を付けるのです。』
へぇ~、5メートル以上育つバラかぁ。
そんなんあるんだねぇ。
『そこのキノコは、モンスターなのです。胞子に気を付けるです。』
「キノコ?」
『キノコー?』
「どうしたミライ?」
「小梅が、キノコのモンスターが居るって言うんだけど…………」
「キノコモンスター?どこ?」
「み、見当たりませんが…」
…ん?足元に何か……
『ムー』
「…居た。」
可愛い顔した、足と手があるキノコ発見。
えーと……食材にしてもいいのかな?←
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
俺、何しに異世界に来たんだっけ?
右足の指
ファンタジー
「目的?チートスキル?…なんだっけ。」
主人公は、転生の儀に見事に失敗し、爆散した。
気づいた時には見知らぬ部屋、見知らぬ空間。その中で佇む、美しい自称女神の女の子…。
「あなたに、お願いがあります。どうか…」
そして体は宙に浮き、見知らぬ方陣へと消え去っていく…かに思えたその瞬間、空間内をとてつもない警報音が鳴り響く。周りにいた羽の生えた天使さんが騒ぎたて、なんだかポカーンとしている自称女神、その中で突然と身体がグチャグチャになりながらゆっくり方陣に吸い込まれていく主人公…そして女神は確信し、呟いた。
「やべ…失敗した。」
女神から託された壮大な目的、授けられたチートスキルの数々…その全てを忘れた主人公の壮大な冒険(?)が今始まる…!
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる