小説や漫画における「転校生」の設定の注意点。

冬陽

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余談的に「言葉の壁」

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転校生との言葉の壁。

同じ県内、隣接するなどの近場の県での転校なら、
まあ言うほどの言葉の壁はないですよね。

問題は、移動距離のある転校。

東京方面への関西(大阪)からの転入。
定番ですね。
某中身大人な小学生ともに事件を解決する、某警察関係者の息子は、べたべたの関西弁。

ドラマやアニメですからね、関西弁でもわかりやすい言葉使いですし
関西弁は、昔からTVでは定番方言としててでいるので、耳になじみやすいですから
言葉の壁はあまりないでしょう。

まあ、関西と関東でのアクセントの違いで多少とまどうことはあるでしょう。

(それぞれの地元の方には申し訳ないですが)
それ以外の地方の方言でしょうかね。

昨今の若い方は、メディアのおかげで共通語ともいえる語彙があるので大丈夫でしょうが…。
年配の方はバリバリの方言で、
「共通語? 標準語? なにそれ? 私の言葉が普通の言葉よ」
という方のおいでるんです。
いくつかの県をまたいだ場合、学校生活ならまだしも、
日常生活(買い物)で、言葉の壁を感じることがあります。

たまに、東京系のTV局が地方に行って、各地の言葉を撮って、標準語と比べたりしてますよね。
地元民にしか分からないので、字幕テロップで標準語に訳してます。
あれが、引っ越しした先で四六時中あるようなもんですね。
地方都市ならまだ大丈夫ですが、田舎のじいちゃんばあちゃんの通じないことも。


隣の県であっても、
ばりばり方言丸出しのおばちゃんに、地元民しか利用しないマーケットで話かけられたら
何をいっているのか理解できないとこもありました。
(両親が一時、高知に仕事都合で居たので長期休みに遊びに行って1週間ほど過ごした時のことです)

小学校を4年ほど山口県で過ごし、中学校を奈良で過ごしたのですが、
転校した当初、私は普通に会話していたつもりですが、
友人に「えっと、なんて言ったのかわからない」と言われたこともしばしば。


親の地元に帰って来た当初は
私 「だ~か~ら~」
と言うと、すかさず周囲の友人が
友人「ほなけんな~」
と突っ込みをいただいたものです。(懐かしい思い出)

県外で過ごした期間よりも、地元で過ごす時間が倍になった今でも
いまだに「ほなけんな~」が口から出ることもなく、
職場の人には
「旦那さんと県外で知り合って、旦那さんの地元のこっちの嫁いできた」
と思われているぐらいです。両親ともに、地元出身なのに。


引っ越し&転校してきた人物と
地元の人間とで、そういった言葉のニュアンスやアクセント、
方言などで、なにがしかのイベントや勘違いを入れるのも
リアリティがでていいかもしれないですね。

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