ぽっちゃり女子の異世界人生

猫目 しの

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経営者会議なう

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「ああっ、お姉様は何てお優しいのでしょうか……」





優しく頭を撫でてあげただけでうっとりと見上げてくるリーフィ。

こんなデブスを慕ってくれるなんていい子だよね。







「それより、気をつけた方がいいぞ。 会議では権力好きの人間がウヨウヨしているからな。 ギルドマスターも気をつけて注意しているらしいが王家御用達の店もあるから無理みたいだ」







んー、簡単に言えば悪代官的な人がたくさん居るって事だよね。

王家御用達って事は不正はしてないだろうけど……。







「けど、中にはこの国では禁止されてるはずの奴隷買いをしているって噂ですわ」



「不正してたらギルドマスターのジルさんって人が気付くんじゃない?」



「王家御用達の店の管理はギルドじゃなくて城の奴らがやるからな。 ギルドは手出し出来ないんだ」







不正をしてる店があっても悪代官が守ってるみたいな感じか……。

将軍もすぐには手出し出来ないからちゃんと証拠を見つけてから退治してたしね。







「なので、お姉様には気をつけてもらいたいですの」



「御用達の店に目を付けられた店は潰されるからな」







心配性なリーフィはともなく楽天家なキースまでそんな風に言うんだったら気をつけよう。

流石に半年ちょいで店を潰されたくないし。





「気をつけるね。 じゃあ、買い物に行ってくるから留守番お願い」



「お気をつけていってらっしゃいませ」



「何かあれば念話しろ」







こんな一般人に何かあるわけないのに。

まあ、不良にカツアゲされてお金取られる事はあるかもしれないけど。



念話まだクロスに教えて貰ってるけど完璧に出来ないんだよねー。



心配してくれる2人に小さく笑いながらも店を任せて街に向かう。

足りなくなった食材を買わなければならない。





歩いていれば目的地の店を見つけた。

ギルさん(本名、ギルダーさん)が私を見つけたのか手を振ってくれる。







「よっ、アヤミちゃんじゃねぇか」



「こんばんは、ギルさん。 いつもの買いに来たんですけど」





この街だけでも食材を売ってる場所は10軒以上あるので少しずつ買って色々試してみた。

仕入れ先を何軒か決めて買い物は私が担当(鞄があるから重くないから)



こういうのは信頼が大事だからね。

店じゃなくても作ってる家に何度もお邪魔してお願いして分けてもらった食材もあるし。



店の大事な事はちゃんと私自身がやらなきゃ。







「ちゃんとアヤミちゃん用を別に用意してるぜ。 アヤミちゃんの店はこの街で一番だからな」



「そんな事ないですよ」



「俺の舌は確かだ、アヤミちゃんは謙遜することねぇよ」







売上はまあまああるけどバイト代も払ったらギリギリだし、もっと頑張らなきゃ。

アルフの為にお金を貯めなきゃならないんだからね。



ギルさんは大量の食材を準備してくれていた。





 
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