ぽっちゃり女子の異世界人生

猫目 しの

文字の大きさ
180 / 280
戦争の予感

しおりを挟む
 


「では、シーマさん。 私は失礼します」


「ああ、またね」



相田さんが来てくれたので私は相田さんと一緒にシフォンに戻ることにした。
まずは相田さんは馬車があるから怪しまれないように馬車を預けられる宿を取りに行くことにする。

人がたくさん集まってくるなら早めに宿を取らないとね。



「ファレスさんは最近何か変わったことありました?」


「新しいバイトが増えましたよ。 貴族の女の子なんですけどとってもいい子なんです」


「貴族は良し悪しがありますからね。 俺はこの前来た貴族が最悪でしたよ」



お店をやってると色んな人が来るから大変だよね。
お客さんは大切だけど、”俺は客だぞ”みたいな偉そうにする人とかは遠慮したい。

他のお客さんの迷惑になることもあるしね。



「貴族相手だと大変ですね」


「本当ですよ」



そんな会話をしながら私たちは相田さんの宿を無事に取れたので今度は私の店にと向かう。
相田さんの今回の理由は私の日本の物が買える能力だしね。

お店に着いた私たちはお客さんがまだ居るようなので裏口からお店に入った。



「そろそろ休憩で店を一時閉める時間なので少しだけ待ってて下さい」


「わかりました」



相田さんにはリビングで待っててもらうとしてまずはお客さんの相手をしないとね。
キッチンに行けばレイファがのんびり座って休んでいた。



「レイファ、何もなかった?」


「アヤミさん、おかえりなさい! 特に問題はないっすよ!」



皇子だったから料理の腕が心配だったけど、日本に居た時は良く料理を作ってたみたいだったから私が居ない時はキッチンをやってもらっている。
クロスは料理の腕が壊滅的だから危ないし、コーネリアちゃんは今まで一度も料理したことないみたいだってからまだ練習中だしね。

リーフィが居たら任せられたんだけど。



「もうすぐお客さんも帰るだろうし、先に休憩入っていいよ」


「もう腹ペコっすよ」


「ご飯はみんな一緒だから待っててね。 あ、リビングに私のお客さんが居るから迷惑かけないようにね」


「はいはーい!」



交代したけど、後はお客さんが帰るのを待つだけだから皿でも洗っておこうかな。




「うわー!」



皿洗いして服が濡れないようにエプロンを探していると相田さんの驚いたような声と椅子の倒れるような音が聞こえてきた。
……レイファが向かったタイミングだけど、レイファが何かしたのかな?

エプロンを机に置いてから私はリビングにへと逆戻りする。



「もう、レイファ、何かしちゃったの?」


「俺は何もしてないっすよ!」



私の問いかけにっすぐに否定するレイファ、相田さんは尻餅をついてぽかんとしてる。
まあ、レイファでも初対面の相手には何もしないかな。


 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える

ハーフのクロエ
ファンタジー
 夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。  主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。

【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜

月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。 ※この作品は、カクヨムでも掲載しています。

母を訪ねて十万里

サクラ近衛将監
ファンタジー
 エルフ族の母と人族の父の第二子であるハーフとして生まれたマルコは、三歳の折に誘拐され、数奇な運命を辿りつつ遠く離れた異大陸にまで流れてきたが、6歳の折に自分が転生者であることと六つもの前世を思い出し、同時にその経験・知識・技量を全て引き継ぐことになる。  この物語は、故郷を遠く離れた主人公が故郷に帰還するために辿った道のりの冒険譚です。  概ね週一(木曜日22時予定)で投稿予定です。

完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-

ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。 断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。 彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。 通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。 お惣菜お安いですよ?いかがです? 物語はまったり、のんびりと進みます。 ※本作はカクヨム様にも掲載しております。

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

処理中です...