ぽっちゃり女子の異世界人生

猫目 しの

文字の大きさ
213 / 280
転生者

しおりを挟む
 


「もちろんです。 私からは何も聞きませんわ」


「ありがとう。 ああ、そうレイファにはレイファで話があるのよ」


「俺っすか? ……もしかして、さっき出掛けてた……」



まあ、騎士団に呼ばれて出て行った私が帰って来て速攻こんな話をしてるんだから何となくは予想はつくよね。
しかも、私が呼ばれたのが騎士団ってことももちろんわかっているから何を言われるか分からなくて不安でしょうし、もしかしたら自分のことがバレたんじゃって思うよね。

実際にバレたのがスチュアートさんでなければ問題があったよね。
今ではもう帝国の証は消えてるけど、レイファは本当に帝国の元皇子なんだし。



「うん、私が呼ばれた理由から説明していくね。 まず私を呼びに来たのが」


「知ってますわ、王国騎士団第三軍部七席のマイヤ・アラフィー様ですよね? 」



あれ、コーネリアちゃんはアラフィーさんのこと知ってるんだ。
騎士団だからもしかして女性の騎士の人は珍しいのかもしれない、そうならコーネリアちゃんが知っててもおかしくないのかもね。



「王国騎士団第三軍部七席?」


「はい、アラフィー様は女性騎士の方でも特に優秀な方なんですよ。 第一軍部から第十軍部まであり、一軍部で千人前後入隊していらっしゃいます。  その中でも第一席から第十席までの方は他の方の指揮をなさる方でとても凄い方々なんです。 なのでアヤミさんを迎えに来られた時は驚きました」



簡単に言えば千人の中で特に偉い十人の中の一人がアラフィーさんってことだよね?
……何でそんな人が私を呼びに来るなんて使いっ走りみたいなことをしてるのかさっぱりわからないけど。

リーフィやキースの時もアラフィーさんが来てたし、何もない平和な国だから騎士団の人の仕事がそんなにないのかもしれない。



「そんな凄い人だったんだ」


「で、そのアラフォーさんがアヤミさんに何の用だったんですか?」


「アラフィーさんだからね?」



一文字違うだけで大分違うから本人の前では間違えないようにね。
こっちの人だからアラフォーって言葉は知らないかもしれないけど、女性には失礼だから。



「私を呼んでたのはアラフィーさんじゃなくて上司であるロバート・スチュアートさんなの」


「スチュアート様ですか!?」



コーネリアちゃんが色々知ってるだけなのか、それとも貴族の人は騎士団の人も把握してるのかどっちなんだろう……。
もちろん、アラフィーさんやスチュアートさんがただただ有名なだけって可能性ももちろんあるけどね。



「スチュアートさんって?」


「王国騎士団第一軍部二席ロバート・スチュアート、通称” 剛力の巨人ごうりきのリーゼ”。 数々の功績から第一軍部二席に上り詰めた凄い方です。 自分に厳しく他人にも厳しいとの噂の方であの方に睨まれた人は逃げられないとも言われております」


 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える

ハーフのクロエ
ファンタジー
 夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。  主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。

【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜

月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。 ※この作品は、カクヨムでも掲載しています。

異世界に落ちたら若返りました。

アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。 夫との2人暮らし。 何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。 そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー 気がついたら知らない場所!? しかもなんかやたらと若返ってない!? なんで!? そんなおばあちゃんのお話です。 更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?

サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。 *この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。 **週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-

ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。 断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。 彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。 通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。 お惣菜お安いですよ?いかがです? 物語はまったり、のんびりと進みます。 ※本作はカクヨム様にも掲載しております。

処理中です...