233 / 280
告白
➉
しおりを挟む「ああ、どこに行くんだ?」
「綺麗な花畑が街の外にあるんだけど結構近いってアルフから聞いたから行ってみたかったんだ。 でも、中々行く機会がなくてね」
行く機会がなかったのは本当だけど今回は丁度いい機会だよね。
出る魔物も花畑付近では大人しい草食の魔物だけだって聞いたし、危ないことには近づかないようにして今日の告白を成功させたい。
その為に色々考えて来たんだから!
「ああ、あそこか。 あそこなら比較的安全だから問題ないな。 でも、アルフも連れて来ればよかったんじゃないか?」
「アルフは今日はギルドに行く予定だったみたいだからレイファにお願いしたのよ」
実際は全くの逆ではあるんだけど、クロスに今日告白するって決めたからレイファにお願いして今日はアルフと一緒に居て貰ってるからね。
私がレイファの名前を出すとクロスは少しむすっとしている。
「わざわざ頼まなくてもよかっただろうに」
「うーん、アルフが強くなってるのはわかるんだけどやっぱ一人だと心配でね。 レイファももう少ししないと危ないってのはあるからそれはそれで心配だけど」
「アヤミは心配性だからな」
スチュアートさんが全部の手続きが終わったらまたレイファを迎えに来るて言ってたからその手続きが終わったらレイファも自由に外に出れるからね。
バレるかバレないかドキドキして過ごさなくてよくなるし。
そんな話をしながら私たちは街から出て目的の花畑に向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「うわー、綺麗だね」
初めて見る花畑は本当に色とりどりで綺麗だった。
でも、季節に関係ないのかアネモネやカトレアが一緒に咲いていたりしてるからもしかしたら日本とは違うのかもね。
「ここは一年中花が咲いていてたまにここの花を取って来る採取依頼もあったりするからな。 薬の材料や化粧品に使うらしい」
「へえ、らしいってクロスは採取依頼は受けないの?」
「ああ、俺は討伐依頼がほとんどだからな」
採取依頼でも難しい依頼もあるだろうけど、クロスはやらないみたいだからあまり知らないのかな?
でも、ギルドランクは高いからやらないだけでちゃんと知識はあるんだろうけど。
ここの採取依頼なら私にも来れそうだからちょっと勉強しようかな、お金はいくらあっても足りないからね。
「クロスっぽいよねー……」
……どうしよう、告白なんて初めてだからタイミングがわからない。
え? 告白する人たちってどんなタイミングでみんな言ってるの??
緊張して私の心臓がバクバクと破裂しそうだし、普段通り振舞ってるつもりだけど普段通りに出来てるかどうかもわからないし。
1
あなたにおすすめの小説
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜
月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。
※この作品は、カクヨムでも掲載しています。
母を訪ねて十万里
サクラ近衛将監
ファンタジー
エルフ族の母と人族の父の第二子であるハーフとして生まれたマルコは、三歳の折に誘拐され、数奇な運命を辿りつつ遠く離れた異大陸にまで流れてきたが、6歳の折に自分が転生者であることと六つもの前世を思い出し、同時にその経験・知識・技量を全て引き継ぐことになる。
この物語は、故郷を遠く離れた主人公が故郷に帰還するために辿った道のりの冒険譚です。
概ね週一(木曜日22時予定)で投稿予定です。
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる