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ある日の小学校 ①
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僕の可愛い可愛い双子の妹と弟は現在小学一年生。
小学校にもだいぶ慣れてきたこの頃、二人は毎日楽しそうに学校に通っている。
僕はそんな楽しそうな二人を毎日学校帰りに迎えに行っている。
今日も二人を迎えに小学校の門をくぐる。
だが…
いつまでもたっても二人が出てこない。
何時もなら10分位待てばすぐ来るのに。
もう僕が学校についてから30分は経っている。
学校で借りてきた本を読み終えてしまった。
流石に心配になってきて僕は校舎へと足を進めた。
とりあえず二人の教室まで向かおうと思い階段を昇る。
昇りながら僕は考えていた。
秋(今までこんなことあったか?いや、無かったはずだ)
秋(…あった。一回だけだが妹が運動場で顔から転んだ時だ。保健室にずっといて僕が向かえに行くまで泣き止まなかったっていう事件。)
秋(また怪我を!?)
そう思った僕はダッシュで階段を昇りきった。
二人の教室まで着いて懐かしの扉を開けようとしたとき、扉が勝手に開いた。
扉を開けたのは二人の先生だった。なぜか二人のランドセルを持っている。
先生「ああ秋!ちょうど良かった!一緒に来てくれ!」
この先生は僕の小学校6年生の時の担任の岡田先生だ。
当時先生は教員2年目で、まだ若いって感じがしていたのに、暫く見ないうちにこんなにベテランの先生っぽくなって…
岡田先生「なんか失礼なこと考えてるな?そんなことよりお前の妹と弟が大変なんだ!早く来てくれ!」
今度は二人同時に怪我したのか!?とか思いながら岡田先生の後に続いた。
―――――――
先生が僕を連れてきたのは保健室だった。
やっぱり怪我したのか!?と思いながら扉を開けると、どこにも怪我をしていない二人がベットに寝ていた。
保険の先生「今から貴方に大事な話があるの」
保険の先生が真面目な顔をして僕の顔を見た。
椅子に座るように促され丸い椅子に保険の先生と向かい合う形で座った。
保険の先生「落ち着いて聞いてね」
秋「はい。」
保険の先生「実は二人がペ「ペルソナだったんだ!」
岡田先生が保険の先生に被るように言った。
保険の先生「ちょっと!被らないでよ!」
岡田先生「悪い…」
仲が良いなあと思いながら見ていると
保険の先生「驚かないのね」
秋「ええ。まあ。」
岡田先生「お前がペルソナだってことは知っていたがまさか、妹や弟までとはな…」
そう。岡田先生と保険の先生は僕がペルソナだって事を知っている。
秋「想像力と創造力から産まれるのがペルソナです。子供、特に小学生はその2つが豊かでペルソナになりやすいんです。」
秋「それで、2人はいじめにあったんですか?」
岡田先生「…嗚呼」
保険の先生「最初に弟くんが窓から入ってきた蜂に話しかけて追い出した事から始まったの
」
岡田先生「それから妹の方が何もない所に向かって貴方は誰?ってしゃべりかけたんだ。」
岡田先生「そしたら周りの子達が変な子~って騒ぎ始めちゃってな。…それで喧嘩になっちゃって、俺も止めてたんだが中々止まらなくて…そしたら…急に…二人の意識が…プツンと…」
だんだん声が小さくなっていく岡田先生。
岡田先生「…大事な妹と弟を守ってやれなくて…悪かった。」
そう言って深々と僕に頭を下げた。
秋「先生!そんなもう二度と会えないわけじゃ無いですし…」
秋「きっと二人のシェリールとレストがそうしたんでしょう」
岡田先生「シェリール?レスト?」
秋「はい。シェリールは妹の分身で、レストは弟の方の蜂です。」
秋「その証拠にほら、シェリールがそこに。」
先生達「え!?」
実際は先生達にはシェリールが見えなかったと思う。
けど僕の目には映っていた。
ベットの脇にしゃがみこみ二人を心配そうに覗き込む華奢な女の人が。
②へ続く…
小学校にもだいぶ慣れてきたこの頃、二人は毎日楽しそうに学校に通っている。
僕はそんな楽しそうな二人を毎日学校帰りに迎えに行っている。
今日も二人を迎えに小学校の門をくぐる。
だが…
いつまでもたっても二人が出てこない。
何時もなら10分位待てばすぐ来るのに。
もう僕が学校についてから30分は経っている。
学校で借りてきた本を読み終えてしまった。
流石に心配になってきて僕は校舎へと足を進めた。
とりあえず二人の教室まで向かおうと思い階段を昇る。
昇りながら僕は考えていた。
秋(今までこんなことあったか?いや、無かったはずだ)
秋(…あった。一回だけだが妹が運動場で顔から転んだ時だ。保健室にずっといて僕が向かえに行くまで泣き止まなかったっていう事件。)
秋(また怪我を!?)
そう思った僕はダッシュで階段を昇りきった。
二人の教室まで着いて懐かしの扉を開けようとしたとき、扉が勝手に開いた。
扉を開けたのは二人の先生だった。なぜか二人のランドセルを持っている。
先生「ああ秋!ちょうど良かった!一緒に来てくれ!」
この先生は僕の小学校6年生の時の担任の岡田先生だ。
当時先生は教員2年目で、まだ若いって感じがしていたのに、暫く見ないうちにこんなにベテランの先生っぽくなって…
岡田先生「なんか失礼なこと考えてるな?そんなことよりお前の妹と弟が大変なんだ!早く来てくれ!」
今度は二人同時に怪我したのか!?とか思いながら岡田先生の後に続いた。
―――――――
先生が僕を連れてきたのは保健室だった。
やっぱり怪我したのか!?と思いながら扉を開けると、どこにも怪我をしていない二人がベットに寝ていた。
保険の先生「今から貴方に大事な話があるの」
保険の先生が真面目な顔をして僕の顔を見た。
椅子に座るように促され丸い椅子に保険の先生と向かい合う形で座った。
保険の先生「落ち着いて聞いてね」
秋「はい。」
保険の先生「実は二人がペ「ペルソナだったんだ!」
岡田先生が保険の先生に被るように言った。
保険の先生「ちょっと!被らないでよ!」
岡田先生「悪い…」
仲が良いなあと思いながら見ていると
保険の先生「驚かないのね」
秋「ええ。まあ。」
岡田先生「お前がペルソナだってことは知っていたがまさか、妹や弟までとはな…」
そう。岡田先生と保険の先生は僕がペルソナだって事を知っている。
秋「想像力と創造力から産まれるのがペルソナです。子供、特に小学生はその2つが豊かでペルソナになりやすいんです。」
秋「それで、2人はいじめにあったんですか?」
岡田先生「…嗚呼」
保険の先生「最初に弟くんが窓から入ってきた蜂に話しかけて追い出した事から始まったの
」
岡田先生「それから妹の方が何もない所に向かって貴方は誰?ってしゃべりかけたんだ。」
岡田先生「そしたら周りの子達が変な子~って騒ぎ始めちゃってな。…それで喧嘩になっちゃって、俺も止めてたんだが中々止まらなくて…そしたら…急に…二人の意識が…プツンと…」
だんだん声が小さくなっていく岡田先生。
岡田先生「…大事な妹と弟を守ってやれなくて…悪かった。」
そう言って深々と僕に頭を下げた。
秋「先生!そんなもう二度と会えないわけじゃ無いですし…」
秋「きっと二人のシェリールとレストがそうしたんでしょう」
岡田先生「シェリール?レスト?」
秋「はい。シェリールは妹の分身で、レストは弟の方の蜂です。」
秋「その証拠にほら、シェリールがそこに。」
先生達「え!?」
実際は先生達にはシェリールが見えなかったと思う。
けど僕の目には映っていた。
ベットの脇にしゃがみこみ二人を心配そうに覗き込む華奢な女の人が。
②へ続く…
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