最低なふたり

白夜

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20話 他の誰かじゃだめなんだ

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最低なふたり20



速水side




破壊力抜群で、素直で可愛いだけの蓮くん。

そんなものに抗えるわけなくて、理性なんてすっ飛ばして、夢中で蓮くんを貪った。


健康的な少し焼けた肌は、だいきとは全くの別モノで、どう見たってしっかりカッコイイ大人な男なのに…なぜか、その肌の感触や甘い声全てに反応してしまう自分がいた。

白い肌よりも少し焼けたその肌に、捉えられて…逃れられない

こんなの…もう…好きじゃん!!



逃れられないくらいに、気持ちが溢れてた。

『蓮くんっ///…好きっ///』

蓮くんはすごく驚いた顔してた。

その驚いた顔に納得してしまう、だって、今まで一度も【好き】という言葉を伝えていないのだから。

カラダだけだと思ってたから…こんなに気持ち持っていかれてるなんて…っ///

自分でも気が付かなかった。


蓮くんがあべちゃんを好きでもかまわない。


こうして、蓮くんに触れられて、蓮くんに受け入れてもらえる…それだけでかまわない。


『…蓮くんっ///…好きっ!!』

たった一週間…蓮くんに触れていないだけ、それなのに…禁断症状出てるみいたに全身が愛おしくて、全身を撫でまわしてキスを降らせる


唇の感触も肌の感触も全部俺を欲情させる

『っ///…ン、…ハァっ…もうっいいってっ///…触られたとこ…おかしくなりそうっ///』
蓮くんはギリギリでそんな表情見てるだけで、俺までギリギリになる

ぷくっと勃ちあがった蓮くんの胸の突起をぺろんと舐めて、蓮くんを見る

『たまらないっ///…全部が…っ///もうっ///…全部好きっ』

『っ///…お前っ///…そのっ…好きってのやめろって!…俺…勘違いしそうになるっ…』


『嘘じゃないっ!ほんとに好きだからっ///』


口のナカで硬くなってる乳首を転がして、蓮くんに、もっと気持ちいいをあげたいっ!


『っ///…なんでっ…ンンっ♡…はぁっんっ///…もうっ』



顔を赤くして潤んだ瞳が言った

『もういいからっ///さっさと、挿れろってっ!!ンンっ///』

恥ずかしそうに強がる

そんな顔、俺の大好物だってまだ気が付かないの?

『やだっ!まだまだ蓮くんを堪能したい♡』

『おまえっ///もういいって!!』

まだまだ足りなくて、ずっと触れていたい。

蓮くんに触ってるだけなのに、どんどん昇っていく感じ…余裕なんてなくなって、ただ蓮くんが愛おしい。

好きってこういう事なんだ…


今さら『好き』に気が付く

頭なんかで考えるよりも、もっとカラダはシンプルに出来ている

好きだから気持ち良くて

好きだから、もっとってなって…触れたくなる。

可愛い顔させたいし、声聞きたくなる。
声を聞けばありえないくらいに、込み上げてくるなにか…。

ぴったりとくっつくカラダから、蓮くんの硬さが伝わって、蓮くんが感じているその姿に歓喜してしまう。

硬くなった乳首を舐めたり、指ではじいたり、さんざん弄りまわすと

『っ///…やまとっ…もうっ…イきそうっ!…だからっ…ヤっ///…ンン…』

『乳首でイけるようになるなんて♡蓮くん可愛い♡』

『っ///…もうっ…下も…辛くてっ…』

『ほんとだ♡』
蓮くんのモノは先端から甘く滴る汁を垂らして、苦しそうに主張していた。

『あべちゃんとシてきたのに?まだまだ元気なんだ?』


『…あべちゃんと…じゃ…イけなくてっ///…やまと…じゃないと…だめだった…』

俺は一瞬思考が停止した

あべちゃんとじゃイけない…?

それって、俺じゃないとダメってこと?



俺以外とじゃダメって事は…

俺だけ?

俺だって!

蓮くんとじゃなくちゃ…

だめなんだ!!


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