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2話 恋をした
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恋をしたあの日を思い出す。
特にやりたい事も無かった。いくつか面接をしてたまたま合格したのがこの会社だっただけ。
人見知りで目立つことが苦手だった俺。
でも、整った顔立ちとすらりと伸びた手足という人並み外れたスタイルが、嫌でも俺を目立たせていた。
女子に囲まれるのも、男子から疎まれるのも慣れっこだった学生時代だった。
でも、この会社にはたくさんの美男美女が揃っていて、学校程俺の容姿が目立つことは無かった。
それでも、引っ込み思案な性格は変わることなくて、入社初日もひとりでいた。
そんな時、
『同期だね。よろしく。』
入社して数日後、長身のTHE・イケメンの一ノ瀬くんに声をかけらた。
『よろしく~~~~~っ!!』
そして、元気すぎる可愛い顔立ちの永山くん。
いつの間にかこのふたりと一緒に行動するようになっていた。
新入社員オリエンテーションが行われて、俺たちの教育係となったのが友也さんだ。
友也さんは誰にでも優しくて,新入社員からも絶大な人気があった。
『わからない事あったら、なんでも聞いて~。俺もわからないかもしれないけど笑』
なんて、みんなから笑いも取っていた。
イベント企画をしているうちの会社は、数名ずつグループになって行動することが多かった。
早速、いくつかのグループに割り振られて、俺は友也さんと一緒になった。
口下手だし、イベントのなんの知識もなかった俺は、仕事が終わってから資料室へ向かった。
資料室のドアを開けると、友也さんがいて真剣なまなざしで資料に目を通していた。
なんとなく気まずくて、気が付かれる前に立ち去ろうと思ったら突然声を掛けられる。
『あれ~?高橋遼平くん?おぉ~調べもの?』
『あっ…はい…』
『偉い!偉い!…なんかわからない事あった?』
『俺…全然…何もわからなくて…少しでも知っておこうかなって…』
『いいじゃん!いいじゃん!こっちおいでぇ~』
友也さんは誰にでも優しくて、壁を作らない話しやすい先輩で、気が付けば人見知りの俺でも楽しく話すことが出来た。
友也さんは自分の調べものよりも俺の事を気遣って、いろいろと教えてくれた。
それから毎日仕事が終わると資料室に向かって友也さんと楽しい時間を過ごした。
友也さんに惹かれていて、好きかもしれないと気が付くのにそんなに時間はかからなかった。
何か出来事があってその瞬間にドキっとしたとかそんな恋する瞬間があった訳でもなく、ぬるっと好きだと気が付いてしまったから…厄介だ。
そんなぬるっと好きになってしまったから、どんどん深みにハマって抜け出せなくなってしまったのだろう。
好きだと気が付いてからは、いつの間にか友也さんを目で追っていた。
友也さんのお昼はいつもお弁当だとか、お弁当の他におやつを持って来ていつも食べているとか、好きな缶コーヒーのメーカーはどこだとか…、些細な事を発見していく毎日が楽しかった。
いつも友也さんを見ているのが楽しかった。
だから、気が付いてしまった。
友也さんは仁さんを見ている…。
社内でも抜群のコンビだと噂されているやり手の2人。
仁さんのコミュニケーション能力と独自の感性を持っている友也さん。
このふたりは仕事での相性も抜群で、このふたりが組んで企画したイベントは全て大成功を収めているという。
最強のふたりらしい。
仁さんは高いコミュニケーション能力と周囲を見渡す判断力、この仕事も長いし俺も早速仁さんに助けてもらった。
頼りになるいい上司だ。
感性で物事を話す友也さんは語彙力があまりない。それを補うように仁先輩がそれを汲み取って言葉にしてクライアントに伝えるといった感じらしい。
友也さんは誰にでも同じように接している。でも、仁さんの前だと甘えたり素の部分が出ている気がする。
元気いっぱいの友也さんでも、さすがに人間だから疲れてぐったりしている時もある。
そんな時は、明るい元気いっぱいの友也さんじゃなくて少し落ち着いた大人の雰囲気の友也さんで、たいてい隣には仁さんがいた。
頼りになる上司それが仁さん。それでいて、子供の様にはしゃいだり話しは面白い!
そんな人だから、きっと友也さんも仁さんを好きになったのだろう。
仁さんも、友也さんとふざけている時はほんとに楽しそうで、
『おいっ!やめろって!ほんとにっ!』なんて、言うくせに
顔はにっこり笑っていて幸せそうに笑う仁さん。
ふたりは似合いすぎるほど相性がいい。
それなのに、不器用なふたりは拗らせに拗らせて…
未だに両片思いのままだ。
今時、中学生だってもっと上手くやる!
そんな不器用な恋をするふたりの間に、俺はいる。
そして、始まってしまった友也さんとのカラダの関係
今日も…あのメッセージが届く。
【遼平、今日暇?】
【はい、暇です。】
俺は速攻で返信する。友也さんの気が変わらないうちに…
【行ってもいい?】
【待ってます】
そして、友也さんが俺の家に来る。
友也さんは貪る様に俺にキスをして、俺を抱く。
悲しくなるくらいに上手なキスは、俺の心を離さない。
俺じゃない誰かを想っていたとしても、今キスをしているのは俺だから…。
そう自分に言い聞かせて友也さんに抱かれる。
友也さんの大きな手が好きだ。
友也さんが俺に触れるだけで、全身の血液が下半身に集まって来るのがわかる。
『遼平…キスだけで感じてるの?』
少し意地悪な言葉も、俺を興奮させる材料でしかない…
『っ///…はいっ…』
『素直で可愛いっ!』
友也さんの優しいキスが降り注ぐ。
勘違いしてしまいそうな程優しいキスは、俺のカラダだけじゃないって言われているみたいで、嬉しくなる。
俺を好きじゃないなら、そんなに優しいキスをしないで下さい。
もっと雑に扱って、カラダだけの関係だって割り切ってくれた方がよっぽど優しい。
それなのに…
『遼平…キレイな顔。…嫌いじゃない』って友也さんは言う。
決して、<好き>って言葉は使わずに…
それでも…かまわない。
カラダを重ねて居れば、いつか…心も重なるかもしれないから…
そんな甘い妄想を胸に抱いて
今日も、友也さんに抱かれる。
そもそも…俺と友也さんがカラダの関係を持つようになったのは…
あの日から…
そう、あの日あんなことがなければ…
俺の淡い恋は静かに消えて行ったはずなのに…
あの日…
あんな事さえ言わなかったら…
特にやりたい事も無かった。いくつか面接をしてたまたま合格したのがこの会社だっただけ。
人見知りで目立つことが苦手だった俺。
でも、整った顔立ちとすらりと伸びた手足という人並み外れたスタイルが、嫌でも俺を目立たせていた。
女子に囲まれるのも、男子から疎まれるのも慣れっこだった学生時代だった。
でも、この会社にはたくさんの美男美女が揃っていて、学校程俺の容姿が目立つことは無かった。
それでも、引っ込み思案な性格は変わることなくて、入社初日もひとりでいた。
そんな時、
『同期だね。よろしく。』
入社して数日後、長身のTHE・イケメンの一ノ瀬くんに声をかけらた。
『よろしく~~~~~っ!!』
そして、元気すぎる可愛い顔立ちの永山くん。
いつの間にかこのふたりと一緒に行動するようになっていた。
新入社員オリエンテーションが行われて、俺たちの教育係となったのが友也さんだ。
友也さんは誰にでも優しくて,新入社員からも絶大な人気があった。
『わからない事あったら、なんでも聞いて~。俺もわからないかもしれないけど笑』
なんて、みんなから笑いも取っていた。
イベント企画をしているうちの会社は、数名ずつグループになって行動することが多かった。
早速、いくつかのグループに割り振られて、俺は友也さんと一緒になった。
口下手だし、イベントのなんの知識もなかった俺は、仕事が終わってから資料室へ向かった。
資料室のドアを開けると、友也さんがいて真剣なまなざしで資料に目を通していた。
なんとなく気まずくて、気が付かれる前に立ち去ろうと思ったら突然声を掛けられる。
『あれ~?高橋遼平くん?おぉ~調べもの?』
『あっ…はい…』
『偉い!偉い!…なんかわからない事あった?』
『俺…全然…何もわからなくて…少しでも知っておこうかなって…』
『いいじゃん!いいじゃん!こっちおいでぇ~』
友也さんは誰にでも優しくて、壁を作らない話しやすい先輩で、気が付けば人見知りの俺でも楽しく話すことが出来た。
友也さんは自分の調べものよりも俺の事を気遣って、いろいろと教えてくれた。
それから毎日仕事が終わると資料室に向かって友也さんと楽しい時間を過ごした。
友也さんに惹かれていて、好きかもしれないと気が付くのにそんなに時間はかからなかった。
何か出来事があってその瞬間にドキっとしたとかそんな恋する瞬間があった訳でもなく、ぬるっと好きだと気が付いてしまったから…厄介だ。
そんなぬるっと好きになってしまったから、どんどん深みにハマって抜け出せなくなってしまったのだろう。
好きだと気が付いてからは、いつの間にか友也さんを目で追っていた。
友也さんのお昼はいつもお弁当だとか、お弁当の他におやつを持って来ていつも食べているとか、好きな缶コーヒーのメーカーはどこだとか…、些細な事を発見していく毎日が楽しかった。
いつも友也さんを見ているのが楽しかった。
だから、気が付いてしまった。
友也さんは仁さんを見ている…。
社内でも抜群のコンビだと噂されているやり手の2人。
仁さんのコミュニケーション能力と独自の感性を持っている友也さん。
このふたりは仕事での相性も抜群で、このふたりが組んで企画したイベントは全て大成功を収めているという。
最強のふたりらしい。
仁さんは高いコミュニケーション能力と周囲を見渡す判断力、この仕事も長いし俺も早速仁さんに助けてもらった。
頼りになるいい上司だ。
感性で物事を話す友也さんは語彙力があまりない。それを補うように仁先輩がそれを汲み取って言葉にしてクライアントに伝えるといった感じらしい。
友也さんは誰にでも同じように接している。でも、仁さんの前だと甘えたり素の部分が出ている気がする。
元気いっぱいの友也さんでも、さすがに人間だから疲れてぐったりしている時もある。
そんな時は、明るい元気いっぱいの友也さんじゃなくて少し落ち着いた大人の雰囲気の友也さんで、たいてい隣には仁さんがいた。
頼りになる上司それが仁さん。それでいて、子供の様にはしゃいだり話しは面白い!
そんな人だから、きっと友也さんも仁さんを好きになったのだろう。
仁さんも、友也さんとふざけている時はほんとに楽しそうで、
『おいっ!やめろって!ほんとにっ!』なんて、言うくせに
顔はにっこり笑っていて幸せそうに笑う仁さん。
ふたりは似合いすぎるほど相性がいい。
それなのに、不器用なふたりは拗らせに拗らせて…
未だに両片思いのままだ。
今時、中学生だってもっと上手くやる!
そんな不器用な恋をするふたりの間に、俺はいる。
そして、始まってしまった友也さんとのカラダの関係
今日も…あのメッセージが届く。
【遼平、今日暇?】
【はい、暇です。】
俺は速攻で返信する。友也さんの気が変わらないうちに…
【行ってもいい?】
【待ってます】
そして、友也さんが俺の家に来る。
友也さんは貪る様に俺にキスをして、俺を抱く。
悲しくなるくらいに上手なキスは、俺の心を離さない。
俺じゃない誰かを想っていたとしても、今キスをしているのは俺だから…。
そう自分に言い聞かせて友也さんに抱かれる。
友也さんの大きな手が好きだ。
友也さんが俺に触れるだけで、全身の血液が下半身に集まって来るのがわかる。
『遼平…キスだけで感じてるの?』
少し意地悪な言葉も、俺を興奮させる材料でしかない…
『っ///…はいっ…』
『素直で可愛いっ!』
友也さんの優しいキスが降り注ぐ。
勘違いしてしまいそうな程優しいキスは、俺のカラダだけじゃないって言われているみたいで、嬉しくなる。
俺を好きじゃないなら、そんなに優しいキスをしないで下さい。
もっと雑に扱って、カラダだけの関係だって割り切ってくれた方がよっぽど優しい。
それなのに…
『遼平…キレイな顔。…嫌いじゃない』って友也さんは言う。
決して、<好き>って言葉は使わずに…
それでも…かまわない。
カラダを重ねて居れば、いつか…心も重なるかもしれないから…
そんな甘い妄想を胸に抱いて
今日も、友也さんに抱かれる。
そもそも…俺と友也さんがカラダの関係を持つようになったのは…
あの日から…
そう、あの日あんなことがなければ…
俺の淡い恋は静かに消えて行ったはずなのに…
あの日…
あんな事さえ言わなかったら…
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