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5話 Sな先輩降臨
しおりを挟む誘惑するように
もう逃げられないように
迷いを断ち切れるように快楽に溺れさせる
誘ったのは俺です。
あなたは何も悪くありません。
例え俺じゃない誰かを想って、俺を抱いたとしても…
友也さんは何も悪くない。
悪いのは全部俺だから、誘った俺が悪いのだから…
友也さんのキスは想像していた何倍も…
いや、何十倍も気持ちが良くて…
友也さんのキスで全身の力が抜けていくようだった。
俺が抜いてあげるって言ったのに、完全に俺の方が気持ちよくしてもらってた。
俺の口内をとろとろに犯していく舌
好きな人のキスはなによりも気持ちが良くて…
キスだけでもイってしまいだった。
『りょうへい♡…キレイな顔がめっちゃえろい顔になってる笑』
クスクスと笑うように優しい眼差しで俺を見つめる友也さん。
『友也さんが…そうさせたんですっ///…キスがっ…(上手だから…)』
って、言葉が言い終わらないうちに
友也さんの唇が俺の首筋を捉えた。
唇が這うように俺の体中にキスが降り注ぐ。
勘違いしてしまいそうな程丁寧で優しいキス
俺の事好きなのか?なんて思ってしまう程に愛おしそうにキスをする。
いっそ強引に奪ってくれればいいのに…
どうしようもないくらいにカラダだけなんだなって思わせてくれたらいいのに…
それなら、こんなに<好き>が溢れたりしないのに…
どうしよう…<好き>です。
あなたの事がもっと好きになりました。
心だけじゃなくて、カラダさえも友也さんの虜です。
『りょうへい…こんなにして♡可愛い♡』
俺がシていたはずなのに、いつの間にか形勢逆転されていて、俺のモノは友也さんに握られていた。
先端から溢れている体液をくちゅくちゅと音を立てて俺に見せつける。
指に絡んだ俺の体液を、ぺろっと舐める友也さん。
『っ///…汚いですっ///』
『全然♡…りょうへいの美味しいよ♡これから、どうして欲しいの?』
友也先輩はSっ気たっぷりに言った。
少し掠れた友也先輩の声にお腹の奥底からゾクゾクと湧き上がる感情。
全身の血液が沸き上がるような、今まで味わった事もないような不思議な感覚だった。
優しいSは質が悪い!!
物腰の柔らかい優しい口調で俺を攻める。
『りょうへい♡…後ろヒクついてる♡…こっちも欲しいの?』
『っ///…はいっ///…欲しいっです。』
ゆっくりと指が俺のナカに沈んでいく
『ん゛っ///…う゛っ…///』
『初めて?…』
『…男の人は初めてですっ///…』
初めてなんて…少し重たかったかなぁって思っていたら
『初めてなのに、こんなにヒクヒクさせてっ///…えっちな子♡』
『はぁっ///…ンン♡…あぁっ///…』
丁寧にゆっくりと解してくれる友也さん
友也さんを想ってひとりでシてたけど…
こんなに気持ちよくなったことなかった…
友也さんの指は的確に俺のイイトコロを突いて
俺のナカをとろとろに解していって…
初めてなんて思えないくらい気持ちよくなってた…
友也さんの指が動く度に甘い痺れが全身に走る
『…っ///…はぁはぁっ…ともやっさんっ///…もうっ///…』
想像していたよりもずっと気持ちがいい友也さんの指に溺れて
完全に理性を失ってひたすら友也さんを求めてた
『そろそろ…大丈夫かなぁ?』
ボソッと一言呟いて
ニヤリと笑う友也さんがいたずらっ子みたいで可愛らしい
『ほら♡どうしたいの?もう?なに?』
俺のナカを刺激しながら虐めて来る友也さん
反対の手では俺の先端からカリを弄んで焦らすように俺をいじめる
『っ///…もうっ///…もう!挿入て下さいっ!!』
『あれ~俺の抜いてくれるんじゃなかった?笑』
くすくすといたずらっ子みたいな笑顔を見せる友也さん
この快感に溺れている俺は何も考えられなくて
『はぁっ///…俺のっ…中で、イっていいんでっ///…んあぁっ///』
もう言葉が出て来なくて…
とにかく…あなたが欲しいんですっ!
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