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16話 事件は突然に!
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行動に移せない仁さんは…あのまま…何も変わらなかった。
このままこんな状態がずっと続くのではないかって思い初始めた頃事件が起こった。
俺と友也さんと仁さんと一ノ瀬くん4人で出張になった。
なんとなく気まずさもありつつ…友也さんと一緒っていうのも嬉しかった。
連日の打ち合わせと言うことで、宿泊を伴う出張になった。
打ち合わせを終えてホテルに向かった俺たち四人だったが…思いもよらぬ出来事に遭遇しのだった。
『誠に申し訳ありません。そちらのご予約は承っておりません。』
『はい?いや…予約してありますよね?』
スマホを見せ予約が取れていることを、主張する仁さん。
負けじとホテル側の予約一覧を見せてしまうスタッフ…。
『マジで…予約されてない…』
『とりあえず…空いているお部屋をご用意します。』
しばらくすると…
『ご案内できるお部屋はツインが一つとシングルが二つですね。』
背に腹は代えられないのか、渋々と了承した仁さん。
フロントからカードキーを3つ持って来て
『恒例の行くぞ!!』
『まじっすか?』
友也さんが腕まくりをして構えた。
俺と一ノ瀬くんは何のことだかわからずに戸惑っていると…
『部屋割りじゃんけんだよ!』
『いや…俺と一ノ瀬くんがツインでいいですよ…先輩たちにお譲りします』
『ダメだ!これは長年のルールなんだ!俺が入社した時から変わらずに引き継がれる伝統なんだ!』
意味の分からない事をきっぱりと言い放つ仁さん。
この人時々融通が利かない真面目さをだしてくるんだよな…
なんて思っていると
『じゃんけんっ…ポンっ!!』
俺と一ノ瀬君がチョキで…友也さんと仁さんがパーだった…
ってことは…
そんなの気まずすぎる…
『いや…やっぱ俺たち代わりますって!!』
一ノ瀬君も空気を読んで言ったが…
『決まった事だから…いつもこうしてるし…』
慣れた様子を装っている2人だったけど…
明らかに緊張しているのがこっちまで伝わってきて、なんかこっちまで気まずくなる。
『俺らも昔よく一緒の部屋になったよな~』
『仁さんイタズラ仕掛けてくるから嫌なんですよ!!』
なんて、誤魔化しながらエレベーターに乗った。
俺と一ノ瀬くんは7階で仁さんと友也さんは9階だった。
俺と一ノ瀬くんが下りた後のふたりは、いったいどんな会話を交わしたのだろうか?
俺には知る由もなかった…
一ノ瀬くんは向かいの部屋でドアの前で分かれて、それぞれの部屋へ入った。
お風呂に入ってひとりの時間を満喫していた時だった。
ピロンっ!
【今から行ってもいいかな?】
???
友也さんからのメッセージに驚いた。
友也さんと仁さん同じ部屋だよな?
…今から行ってもいい?って…それって…
つまりは…
ヤりたいってこと?
このままこんな状態がずっと続くのではないかって思い初始めた頃事件が起こった。
俺と友也さんと仁さんと一ノ瀬くん4人で出張になった。
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『はい?いや…予約してありますよね?』
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『マジで…予約されてない…』
『とりあえず…空いているお部屋をご用意します。』
しばらくすると…
『ご案内できるお部屋はツインが一つとシングルが二つですね。』
背に腹は代えられないのか、渋々と了承した仁さん。
フロントからカードキーを3つ持って来て
『恒例の行くぞ!!』
『まじっすか?』
友也さんが腕まくりをして構えた。
俺と一ノ瀬くんは何のことだかわからずに戸惑っていると…
『部屋割りじゃんけんだよ!』
『いや…俺と一ノ瀬くんがツインでいいですよ…先輩たちにお譲りします』
『ダメだ!これは長年のルールなんだ!俺が入社した時から変わらずに引き継がれる伝統なんだ!』
意味の分からない事をきっぱりと言い放つ仁さん。
この人時々融通が利かない真面目さをだしてくるんだよな…
なんて思っていると
『じゃんけんっ…ポンっ!!』
俺と一ノ瀬君がチョキで…友也さんと仁さんがパーだった…
ってことは…
そんなの気まずすぎる…
『いや…やっぱ俺たち代わりますって!!』
一ノ瀬君も空気を読んで言ったが…
『決まった事だから…いつもこうしてるし…』
慣れた様子を装っている2人だったけど…
明らかに緊張しているのがこっちまで伝わってきて、なんかこっちまで気まずくなる。
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なんて、誤魔化しながらエレベーターに乗った。
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俺と一ノ瀬くんが下りた後のふたりは、いったいどんな会話を交わしたのだろうか?
俺には知る由もなかった…
一ノ瀬くんは向かいの部屋でドアの前で分かれて、それぞれの部屋へ入った。
お風呂に入ってひとりの時間を満喫していた時だった。
ピロンっ!
【今から行ってもいいかな?】
???
友也さんからのメッセージに驚いた。
友也さんと仁さん同じ部屋だよな?
…今から行ってもいい?って…それって…
つまりは…
ヤりたいってこと?
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