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最終話 夢猫
第2回
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まさか、あの夢魔が、ここまで言葉を介すようになるとまで、僕は思ってもいなかった。
数ヶ月前に、真奈があちらと呼ばれる世界へ迷い込み、魔法使いたちによって救出されたあの日。真帆ねえの高校時代の後輩だった葵さんからその報告を受けた僕らの驚愕といったらなかった。
今でこそクロと並んでご飯を食べるという光景にも慣れてきたけれども、それでもやはりむぅがあの夢魔であることに代わりはないのだ。
確かに僕はかつて、真帆ねえの夢のなかで、真奈のことを頼んだよ、とお願いしたのだけれど、それがこんな形で実体化するなんて、今でも信じられなかった。
「……なんだ、カケル。そんなにじろじろ見て」
「え? あぁ、いや」
「そんなに美味そうか? 分けてやろうか?」
そう口にして、すっとエサ皿を僕のほうへ頭で押しやってくるむぅの姿に、僕は首を横に振る。
「だ、大丈夫だよ、僕のもちゃんとあるから。ありがとう、むぅ」
「む? そうか? 遠慮しなくていいんだぞ。本来ワタシはこのようなものを食べる必要は――」
「そうか、じゃぁ、俺がもらおう」
クロが突然、横から頭を伸ばしてきた。
パクパクと遠慮なく、むぅのエサ皿を空にするクロに、
「あ、こら、それはワタシがカケルにあげようと……」
と冷静に苦言を呈するむぅ。
するとクロは、
「人間が猫の餌を食うことはまずない、覚えて置け、夢魔」
「それはクロの見解ではないのか? もしかしたら人間も食べたいと思っているかもしれないだろう」
「そういう奴もいるかもしれないが、少なくともカケルは食べない」
「……そうなのか?」
こちらを見上げてくるむぅの顔は、本当に可愛らしい普通の猫そのもので。
僕は曖昧に笑みを浮かべながら、
「まぁ、うん。そう、だね」
答えたところへ、
「むぅは優しいねぇ~!」
真奈が駆けて来て、むぅの頭をわしゃわしゃ撫でた。
むぅは逃げることなく、されるがまま、
「ふあああああ~」
なんとも情けない声で鳴いたのだった。
それから僕らは揃って朝食を摂り、真帆ねえは真奈と一緒に魔法堂の開店準備へとリビングを出ていった。
僕はシモハライさんと一緒に洗い物をすませると、今度は表通りに面した別棟|(つまり僕の部屋がある建物の方)へとバラの中庭を抜けた。
その一階の古本屋、楸古書店の開店準備をシモハライさんと一緒にする。床の掃き掃除、昨日魔法使いの人たちから持ち込まれた魔術書の整理と棚入れの後、シャッターを上げていざ開店。
今日は僕のほうの仕事が休みということもあって、シモハライさんの手伝いだ。休みが合えば彼女とのデートの話もあったのだけれど、残念ながらそうはならなかった。その代わり、夜に食事に行く予定になっている。それまではこのお店で働くつもりだった。
「そろそろ魔術書の棚、増やす? どうせ一般のお客さんなんてほとんど来ないんだし、あそこの文庫棚とかなくしてもいい気がするけど」
僕は入りきらなくなった魔術書の山を見やり、シモハライさんに顔を向けた。
シモハライさんは「そうだなぁ」と棚を見上げて、
「いっそ、中庭みたいに店の空間も捻じ曲げられたらいいんだけど」
「真帆ねえ、その魔法できないんだっけ」
「うん、そう」
シモハライさんはうなずいて、
「前に何回か試してみようとしたんだけどな。結局どうにもならなかった。魔法遣いにも、得意不得意ってのがあるからなぁ」
夢魔の存在によって強大な魔力を有していた真帆ねえだったけれど、それとこれとは話が別だった。魔力が高いからといって、あらゆる魔法が使えるということではない。
僕も使える魔法といえば風を多少操れること、そして夢の回廊を行き来することくらいだ。それ以外の魔法は、そもそも魔法使いとして修業をしたことがあるわけではないので全く使えない。もしかしたら少し練習すればホウキで空を飛ぶことくらいはできそう(あれは風の魔法の応用だからだ)だけれど、僕にそんなつもりはない。
一方、真奈はというと――いまだその力は未知数だ。真帆ねえやアリスさんが真奈の魔法の師匠ということになるのだけれど、あまり真面目に修行をしたがらない。そのくせ色々な魔法を使ってみたいという相反するような性格をしているからか、あれやこれや勝手に魔法を使うせいで、まだ何が得意で何が不得意なのか、正確にはわからないままだった。
おまけに、今は真奈のなかにいたはずの夢魔、むぅが実体として真奈の身体から外へ出てきてしまっている。
はたして、真奈のなかに残されている魔力はいかほどで、どのような力を秘めているのか。
時折この本棚の前でこそこそ新しい(というか古い?)魔法を調べている姿を見かけるのだけれど……
「パパ~、おにいちゃ~ん!」
その真奈が、店の奥の扉を開けて、こちらにてくてくと歩いてきた。
開け放たれた扉の向こう側から、薔薇のいい香りがふわりと店に広がった。
真奈はシモハライさんや僕を見上げて、
「むぅ、知らない?」
「むぅ? さっきまで縁側でクロと一緒に日向ぼっこしてなかったか?」
「それがね、さっきみたらクロしかいなくて」
「クロはなんていってたの?」
僕が訊ねると、真奈は首を傾げて、
「ちょっと出かけてくるっていって、そのあとは知らないって」
「……真奈になにもいわずに?」
「うん、そうなの。お客さんくるまで、一緒に遊んでようと思ったのに……」
不満そうに唇を尖らせる真奈に、シモハライさんは、
「かまいすぎたんじゃないか? 猫って、かまいすぎると嫌がるみたいだし」
「そうなのかなぁ……」
むぅが、勝手に姿を消した。
シモハライさんは口ではむぅをただの猫のようにいっているけれど、どこか心配している様子なのは間違いなかった。
むぅは夢魔だ。
かつて夢の中で、たくさんの魔法使いたちから生命力である魔力を吸い尽くし死に至らしめた過去を持つ存在だ。
いまでは可愛らしい猫の姿をしているが、それが危険な存在であることに変わりはない。
むぅの処遇にしても、現状は『様子見』でしかないのだ。
もしなにかあったとしたら――
「真奈、一緒にむぅを探しに行こうか」
「え? ほんと? ありがとう、おにいちゃん! 大好き!」
満面の笑みでそう口にする真奈。
僕はシモハライさんに顔を向けて、
「ごめん、ちょっと出てくるね」
「あぁ、わかった。気をつけてな。何かあったら、すぐに連絡してくれ」
シモハライさんは、真剣な面持ちで、うなずいた。
まさか、あの夢魔が、ここまで言葉を介すようになるとまで、僕は思ってもいなかった。
数ヶ月前に、真奈があちらと呼ばれる世界へ迷い込み、魔法使いたちによって救出されたあの日。真帆ねえの高校時代の後輩だった葵さんからその報告を受けた僕らの驚愕といったらなかった。
今でこそクロと並んでご飯を食べるという光景にも慣れてきたけれども、それでもやはりむぅがあの夢魔であることに代わりはないのだ。
確かに僕はかつて、真帆ねえの夢のなかで、真奈のことを頼んだよ、とお願いしたのだけれど、それがこんな形で実体化するなんて、今でも信じられなかった。
「……なんだ、カケル。そんなにじろじろ見て」
「え? あぁ、いや」
「そんなに美味そうか? 分けてやろうか?」
そう口にして、すっとエサ皿を僕のほうへ頭で押しやってくるむぅの姿に、僕は首を横に振る。
「だ、大丈夫だよ、僕のもちゃんとあるから。ありがとう、むぅ」
「む? そうか? 遠慮しなくていいんだぞ。本来ワタシはこのようなものを食べる必要は――」
「そうか、じゃぁ、俺がもらおう」
クロが突然、横から頭を伸ばしてきた。
パクパクと遠慮なく、むぅのエサ皿を空にするクロに、
「あ、こら、それはワタシがカケルにあげようと……」
と冷静に苦言を呈するむぅ。
するとクロは、
「人間が猫の餌を食うことはまずない、覚えて置け、夢魔」
「それはクロの見解ではないのか? もしかしたら人間も食べたいと思っているかもしれないだろう」
「そういう奴もいるかもしれないが、少なくともカケルは食べない」
「……そうなのか?」
こちらを見上げてくるむぅの顔は、本当に可愛らしい普通の猫そのもので。
僕は曖昧に笑みを浮かべながら、
「まぁ、うん。そう、だね」
答えたところへ、
「むぅは優しいねぇ~!」
真奈が駆けて来て、むぅの頭をわしゃわしゃ撫でた。
むぅは逃げることなく、されるがまま、
「ふあああああ~」
なんとも情けない声で鳴いたのだった。
それから僕らは揃って朝食を摂り、真帆ねえは真奈と一緒に魔法堂の開店準備へとリビングを出ていった。
僕はシモハライさんと一緒に洗い物をすませると、今度は表通りに面した別棟|(つまり僕の部屋がある建物の方)へとバラの中庭を抜けた。
その一階の古本屋、楸古書店の開店準備をシモハライさんと一緒にする。床の掃き掃除、昨日魔法使いの人たちから持ち込まれた魔術書の整理と棚入れの後、シャッターを上げていざ開店。
今日は僕のほうの仕事が休みということもあって、シモハライさんの手伝いだ。休みが合えば彼女とのデートの話もあったのだけれど、残念ながらそうはならなかった。その代わり、夜に食事に行く予定になっている。それまではこのお店で働くつもりだった。
「そろそろ魔術書の棚、増やす? どうせ一般のお客さんなんてほとんど来ないんだし、あそこの文庫棚とかなくしてもいい気がするけど」
僕は入りきらなくなった魔術書の山を見やり、シモハライさんに顔を向けた。
シモハライさんは「そうだなぁ」と棚を見上げて、
「いっそ、中庭みたいに店の空間も捻じ曲げられたらいいんだけど」
「真帆ねえ、その魔法できないんだっけ」
「うん、そう」
シモハライさんはうなずいて、
「前に何回か試してみようとしたんだけどな。結局どうにもならなかった。魔法遣いにも、得意不得意ってのがあるからなぁ」
夢魔の存在によって強大な魔力を有していた真帆ねえだったけれど、それとこれとは話が別だった。魔力が高いからといって、あらゆる魔法が使えるということではない。
僕も使える魔法といえば風を多少操れること、そして夢の回廊を行き来することくらいだ。それ以外の魔法は、そもそも魔法使いとして修業をしたことがあるわけではないので全く使えない。もしかしたら少し練習すればホウキで空を飛ぶことくらいはできそう(あれは風の魔法の応用だからだ)だけれど、僕にそんなつもりはない。
一方、真奈はというと――いまだその力は未知数だ。真帆ねえやアリスさんが真奈の魔法の師匠ということになるのだけれど、あまり真面目に修行をしたがらない。そのくせ色々な魔法を使ってみたいという相反するような性格をしているからか、あれやこれや勝手に魔法を使うせいで、まだ何が得意で何が不得意なのか、正確にはわからないままだった。
おまけに、今は真奈のなかにいたはずの夢魔、むぅが実体として真奈の身体から外へ出てきてしまっている。
はたして、真奈のなかに残されている魔力はいかほどで、どのような力を秘めているのか。
時折この本棚の前でこそこそ新しい(というか古い?)魔法を調べている姿を見かけるのだけれど……
「パパ~、おにいちゃ~ん!」
その真奈が、店の奥の扉を開けて、こちらにてくてくと歩いてきた。
開け放たれた扉の向こう側から、薔薇のいい香りがふわりと店に広がった。
真奈はシモハライさんや僕を見上げて、
「むぅ、知らない?」
「むぅ? さっきまで縁側でクロと一緒に日向ぼっこしてなかったか?」
「それがね、さっきみたらクロしかいなくて」
「クロはなんていってたの?」
僕が訊ねると、真奈は首を傾げて、
「ちょっと出かけてくるっていって、そのあとは知らないって」
「……真奈になにもいわずに?」
「うん、そうなの。お客さんくるまで、一緒に遊んでようと思ったのに……」
不満そうに唇を尖らせる真奈に、シモハライさんは、
「かまいすぎたんじゃないか? 猫って、かまいすぎると嫌がるみたいだし」
「そうなのかなぁ……」
むぅが、勝手に姿を消した。
シモハライさんは口ではむぅをただの猫のようにいっているけれど、どこか心配している様子なのは間違いなかった。
むぅは夢魔だ。
かつて夢の中で、たくさんの魔法使いたちから生命力である魔力を吸い尽くし死に至らしめた過去を持つ存在だ。
いまでは可愛らしい猫の姿をしているが、それが危険な存在であることに変わりはない。
むぅの処遇にしても、現状は『様子見』でしかないのだ。
もしなにかあったとしたら――
「真奈、一緒にむぅを探しに行こうか」
「え? ほんと? ありがとう、おにいちゃん! 大好き!」
満面の笑みでそう口にする真奈。
僕はシモハライさんに顔を向けて、
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「あぁ、わかった。気をつけてな。何かあったら、すぐに連絡してくれ」
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