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怪人登場
六本木編3 少年時代
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五郎は変わってしまった。
子供の頃からの幼なじみで、よく2人で近くの森に遊びに行ったり、相撲をとったりしてたのに。
秘密基地を見つけた時も。そこは森の中にぽつんと1軒家があり、ヒロシがトイレに行きたくなり、慌ててその家に入った時に偶然発見した。
そこには2週間前まで生活していた形跡、つまり、読売新聞の朝刊(2週間前の日付け)が一回は読んだ形の感じで置かれていた。
家財道具はそのままで、声を出して人を呼んでも誰も答えなかった。
五郎とヒロシは小学校の帰り、ここに寄った。近くに畑もあり、とんぼやカエル、また周りの木々には甲虫もいた。
小学校3年の夏休み前、五郎の家族は突然引っ越してしまった。
それ以来高校で同じクラスになるまで、会っておらず、久しぶりの再会だったのだ。
ヒロシは五郎がいなくなってから、秘密基地に行ったが、その庭の端には、角が折られた甲虫やヘビに半分飲み込まれているカエルと蛇の死体、獣らしきもののく頭部分もあった。
どうやら、こちらはそんなに時間が経っていない。ここの家主が戻ってきて行ったのか?でも戻っている形跡はない。
死体のそばに足跡があり、その足跡はヒロシと同じくらい。という事はこれを行ったのは五郎か。
五郎は普段は優しいのだが、たまに一人で教室にいる時、捕まえたトンボの羽をむしっていたのを見た事があった。
この光景をヒロシが見て、怖くなった。吐き出しそうになった。
五郎の本性を見たのであった。
それ以来、ヒロシも秘密基地にはこなくなってしまい、忘れていた記憶だった。
しばらく昔の事を考えていたら、
五郎=クイーンの残忍さが少年時代から備わっていたことを改めて認識した。
子供の頃からの幼なじみで、よく2人で近くの森に遊びに行ったり、相撲をとったりしてたのに。
秘密基地を見つけた時も。そこは森の中にぽつんと1軒家があり、ヒロシがトイレに行きたくなり、慌ててその家に入った時に偶然発見した。
そこには2週間前まで生活していた形跡、つまり、読売新聞の朝刊(2週間前の日付け)が一回は読んだ形の感じで置かれていた。
家財道具はそのままで、声を出して人を呼んでも誰も答えなかった。
五郎とヒロシは小学校の帰り、ここに寄った。近くに畑もあり、とんぼやカエル、また周りの木々には甲虫もいた。
小学校3年の夏休み前、五郎の家族は突然引っ越してしまった。
それ以来高校で同じクラスになるまで、会っておらず、久しぶりの再会だったのだ。
ヒロシは五郎がいなくなってから、秘密基地に行ったが、その庭の端には、角が折られた甲虫やヘビに半分飲み込まれているカエルと蛇の死体、獣らしきもののく頭部分もあった。
どうやら、こちらはそんなに時間が経っていない。ここの家主が戻ってきて行ったのか?でも戻っている形跡はない。
死体のそばに足跡があり、その足跡はヒロシと同じくらい。という事はこれを行ったのは五郎か。
五郎は普段は優しいのだが、たまに一人で教室にいる時、捕まえたトンボの羽をむしっていたのを見た事があった。
この光景をヒロシが見て、怖くなった。吐き出しそうになった。
五郎の本性を見たのであった。
それ以来、ヒロシも秘密基地にはこなくなってしまい、忘れていた記憶だった。
しばらく昔の事を考えていたら、
五郎=クイーンの残忍さが少年時代から備わっていたことを改めて認識した。
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